株式会社LAS
株式会社LAS
SERVICE 11
RESTORATION

打ち放しコンクリート再生・化粧補修

塗り潰さない。素地の美しさを、取り戻す。打放しを打放しのまま蘇らせる工事です。

打ちっぱなしは、塗り潰した瞬間に打ちっぱなしでなくなります。その前に、できることがあります。

打ち放しコンクリートは、躯体そのものを仕上げとする意匠です。型枠に生コンクリートを流し込み、脱型した面がそのまま建物の表情になります。塗装で覆い隠さないぶん、素材の美しさが価値になる一方で、施工の結果も経年の劣化も、すべて表に出てしまいます。

ジャンカ、あばた、ピンホール、色ムラ、コールドジョイント、Pコン跡、雨だれ、白華、過去の補修跡。こうした不具合が出たとき、多くの現場では塗料で塗り潰す判断がなされます。確実ではありますが、設計者が意図した打ちっ放しの表情は、そこで失われます。

株式会社LASの打放しコンクリート再生は、素地を活かしたまま表情を整える化粧補修を軸に、保護・延命まで一貫して行う工事です。コンクリートを本業とする会社として、下地の左官補修から色合わせ、保護塗装までを自社で組み立てられることが強みです。

0
現地調査・お見積り
土日対応
平日が難しい方も
21時まで
夜間の調査対応
1都3県
東京・神奈川・埼玉・千葉
01
CHECK

こんな症状・お悩みはありませんか?

  • 脱型したらジャンカ・あばたが出てしまった
  • 色ムラが目立ち、意匠として成立していない
  • コールドジョイントの線がはっきり見える
  • Pコン跡が周囲と馴染んでいない
  • 経年で汚れ・雨だれの筋が目立ってきた
  • 補修跡だけ新品のようで浮いて見える
  • 素地コンクリートなので塗り潰したくない
  • 白い成分(エフロレッセンス)が出ている
  • 以前のモルタル補修跡が浮いて見える
  • 杉板型枠の木目が傷んできた
  • 塗り潰さずに直せる方法を探している
02
CAUSE

打放しが傷んでいく理由

症状の裏には必ず原因があります。原因を正しく捉えることが、再発しない工事の第一歩です。

打放しは「やり直しが効かない」仕上げ

型枠をバラすまで仕上がりが分かりません。塗装のように後から均一に整える工程がないため、打設時の条件がそのまま表情として残ります。どれだけ丁寧に打っても、不具合をゼロにはできないのが実情です。

無防備なままだと、水を吸い続ける

仕上げ材で覆われていない打ちっぱなしは、雨水を直接吸収します。浸透した水は、白華・凍害・中性化・鉄筋腐食といった劣化を連鎖的に引き起こし、表情を年々損ねていきます。

補修跡が、かえって目立つ

欠損部をモルタルで埋めただけでは、周囲と色も質感も異なります。「直したことが分かってしまう」状態は、意匠としてはむしろマイナスです。だからこそ色と質感を合わせる技術が要ります。

03
METHOD

対応できる工法・材料

建物の状態と用途に応じて、最適な材料と工法を選定します。

01

現状の診断

不具合の種類・範囲、周囲の色調と質感、劣化の程度を確認します。どこまで再現できるか、この段階で正直にお伝えします。

02

左官補修(下地づくり)

ジャンカや欠損部を、周囲と段差が出ないよう平滑に整えます。仕上がりを左右する土台の工程です。

03

化粧補修(色合わせ・質感の再現)

周囲の色調に合わせて調色し、濃淡を重ねて自然な深みを出します。型枠の継ぎ目、Pコン跡、木目といったディテールまで描き起こし、連続した表情に整えます。

04

素地に合わせた材料の選定

既存が塗装されていない素地コンクリートの場合は、無機系の塗料を用います。有機系では塗膜が出すぎて、隣接する素地と質感が揃わないためです。マットで、ざらつきを損なわない仕上がりになります。

05

保護塗装

躯体に含浸しながら塗膜を形成する疎水剤で保護します。水は防ぎ、内部の湿気は逃がすため、膨れや剥離を起こしにくい構造です。クリア・半透明のため、整えた表情を損ないません。

06

中性化抑制・維持管理のご提案

劣化因子の侵入を抑え、鉄筋を守る時間を延ばします。次に確認すべき時期の目安もお伝えします。

04
WORKS

施工事例|雨だれの跡まで描き起こす

補修跡を消すだけでは、周囲と馴染みません。経年で生まれた雨だれの筋まで再現して、はじめて自然な一体感が生まれます。

BEFORE
補修前。欠損や色ムラが目立ち、周囲の打ち放し面から浮いて見える状態です。
AFTER
補修後。色と質感を合わせたうえで、周囲と連続する雨だれの筋まで描き起こしています。

なぜ「雨だれ」まで再現するのか

年月を経た打ち放しの壁には、雨水が流れた跡が縦の筋となって残ります。この汚れは、その建物が過ごしてきた時間そのものです。

補修箇所だけを新品同様に仕上げると、そこだけが不自然に「きれい」で浮いて見えます。周囲に雨だれがあるのに、補修部分にだけ無いからです。だから私たちは、色と質感を合わせたあとに、周囲から連続する雨だれの筋を描き足します。

「直したことに気づかせない」とは、こういう仕事です。汚れを消すのではなく、汚れも含めて周囲と揃える。ここまでやるかどうかで、仕上がりは大きく変わります。

PUBLIC INFRASTRUCTURE
05
CASE

橋脚・インフラ構造物の打ち放し補修

建物だけではありません。橋脚や高架など、公共インフラの打ち放し面も同じ技術で補修します。

CASE.01
橋脚の桁下。既存は塗装されていない素地のコンクリートで、型枠の板目がそのまま残っています。
CASE.02
補修部と既存部の取り合い。色だけでなく板目の質感まで合わせ、連続した面として仕上げます。

素地コンクリートには、無機系の塗料を使います

既存が塗装されていない素地のコンクリートである場合、補修部にも無機系の塗料を用います。有機系の塗料は塗膜がしっかり出るぶん、素地の隣に置いたときに質感が違って見えてしまうからです。

無機系はコンクリートに近い性質を持ち、マットで、素地本来のざらつきを損なわない仕上がりになります。板目や気泡の陰影も、この材料だからこそ再現できます。

橋脚・高架でも、考え方は同じです

公共インフラの構造物は、意匠性より耐久性が優先されると思われがちです。しかし、景観に配慮すべき場所では、補修跡が目立つことが問題になります。私たちは公共インフラの管路止水も手がけており、こうした現場の要求水準を理解しています。

06
CRAFT

補修跡を、消す。色と質感を合わせる技術

打ちっぱなしの補修が難しいのは、直すことではなく「直したと分からせないこと」にあります。ここが職人の技量の分かれ目です。

01

まず、周囲の色を読む

コンクリートの色は、一様なグレーではありません。打設時期、型枠の材質、日照、雨の当たり方によって、同じ壁面でも微妙に違います。補修箇所の周囲がどんな色をしているのかを読み取ることから始まります。

02

1色では合わない。濃淡を重ねる

単色で塗れば、そこだけ「のっぺり」と浮きます。実際のコンクリートには濃淡のムラや骨材の粒感があるため、複数の色を重ねて自然な深みを出していきます。塗るというより、描くという感覚に近い作業です。

03

型枠の記憶を描き起こす

パネルの継ぎ目、Pコン跡、木目。打放しの表情は、型枠が残した痕跡そのものです。補修面にこれらのディテールを描き起こし、周囲と連続させます。杉板型枠の場合は木目まで再現します。ここまでやって、はじめて「言われなければ分からない」状態になります。

04

離れて見て、また近づく

目の前では馴染んで見えても、5m離れると浮いて見えることがあります。逆もあります。実際に人が見る距離から確認し、調整を繰り返します。地味ですが、仕上がりの差はここで生まれます。

この工程は「コンクリート化粧補修」とも呼ばれます。左官の技術と色彩の感覚、その両方が必要なため、扱える職人が限られる分野です。

07
NEXT

整えたあとは、守る工程へ

表情を取り戻しても、無防備なままでは同じことの繰り返しになります。再生を長持ちさせる2つの工程をご用意しています。

3つすべてが必要とは限りません。「今は美観だけ整えたい」「保護から始めたい」というご相談にも対応します。現地を拝見し、必要な工程だけをご提案します。

08
VS

「塗り潰す」という選択との違い

傷んだ打放しを直す方法は、大きく2つ。塗料で覆って新しい仕上げにするか、素地を活かして再生するかです。

塗り潰し(一般的な外壁塗装)打ち放し再生
仕上がりコンクリートの表情は失われ、塗装面になる素地の質感・型枠の風合いを保つ
設計意図打ちっぱなしとして設計された意匠は残らない建築当初の意匠を活かせる
不具合の扱い厚い塗膜で覆い隠す色と質感を合わせて馴染ませる
必要な技術塗装技術左官技術+色合わせ+質感の再現
施工できる会社多い限られる

塗り潰しが悪いわけではありません。素地の劣化が激しく再生では対応しきれない場合は、そちらが合理的です。

ただ、打放しは「そう設計された」建物です。設計者が意図した素材感を塗料で覆ってしまう前に、再生という選択肢があることを知っていただきたいと考えています。

09
CASE

こんな場面でご相談いただいています

CASE.01

竣工前に不具合が出た

脱型したらジャンカや色ムラが出てしまった。引渡しまでに何とかしたい——ゼネコン様・工務店様から最も多いご相談です。工程に間に合うよう調整します。

CASE.02

経年で汚れ・雨だれが目立つ

竣工から年数が経ち、汚れや白華、雨だれの筋が目立ってきた。美観の回復と、これ以上傷ませない保護までご提案します。

CASE.03

過去の補修跡が浮いて見える

モルタルで埋めた箇所だけ色が違い、かえって目立っている。周囲と馴染ませる補修で解消できます。

CASE.04

大規模改修にあわせて

足場を架けるタイミングは、打ちっ放し面を整える好機です。他の工事とあわせることで仮設費を抑えられます。

10
WHY

防水とコンクリート、両方できる会社を選ぶ理由

打放しの不具合は、見た目だけの問題ではありません。ひび割れや白華の裏には、たいてい水の動きがあります。どこから水が入り、どこを通り、どこに出てきているのか。それを読めないまま表面だけ整えても、同じ場所がまた汚れます。

打ちっぱなし補修を手がける会社は、左官業者・塗装業者・防水業者に分かれているのが実情です。株式会社LASは、地下漏水の止水を専門とする一方で、コンクリートを本業としてきました。水の動きを読む目と、素地を再現する左官の技術。その両方を自社で組み立てられることが、私たちの強みです。

東京・神奈川・埼玉・千葉に対応しています。調査・お見積りは無料。土日対応、夜21時まで調査可能です。竣工前で工程が迫っている場合も、まずはご連絡ください。

11
COST

費用の考え方

費用は下記の条件で変わります。まずは現地調査で状況を確認し、明確なお見積りをご提示します。

  • 施工面積と不具合の範囲
  • 不具合の種類(ジャンカ・色ムラ・コールドジョイントなど)
  • 求める再現レベル(意匠の重要度)
  • 保護塗装・中性化対策の要否
  • 足場・高所作業の要否
  • 工程(竣工前の短期対応かどうか)

現地調査・お見積りは無料です。概算をご確認いただいたうえで、ご判断ください。

12
FLOW

工事の流れ

調査から引渡しまで、工程ごとに品質を確認しながら進めます。

01

ご相談・現地調査

打放し面の状態、周囲の色調、劣化の程度を確認します。竣工前の場合は工程もあわせてお伺いします。

02

仕上がりのすり合わせ・お見積り

どこまで再現するか、どの工程まで行うかをご相談し、範囲と費用を明確にします。

03

左官補修

欠損部を平滑に整え、下地をつくります。

04

化粧補修

調色と質感の再現を行い、周囲と馴染ませます。

05

保護塗装

疎水剤を規定どおりに塗布し、撥水層を形成します。

06

確認・引渡し

仕上がりと撥水状態を確認してお引渡しします。

13
REASON

株式会社LASが選ばれる理由

01

原因から断つ

漏水もひび割れも、まず「なぜ起きたのか」を徹底的に突き止めます。症状を隠す表面補修ではなく、侵入経路そのものを断つから、再発を防げます。

02

地下漏水の専門性

水圧のかかる地下・ピット・打継ぎ部の止水は、乾いた場所の補修とは別物です。難易度の高い地下漏水を専門領域として数多く手がけてきました。

03

新築から改修まで一貫

コンクリート工事で培った「良い躯体とは何か」という知見が、改修・防水の精度を支えます。建物を長い時間軸で捉えてご提案します。

04

国家資格保有者による自社施工

1級防水施工技能士・1級左官技能士が在籍し、自社で施工にあたります。丸投げをしないため、指示の伝達漏れや品質のばらつきが生じません。

14
AREA

対応エリア

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に対応しています。下記エリアを中心に、打ち放しコンクリート再生・化粧補修を承っています。

東京都全域中央区千代田区港区新宿区文京区台東区江東区墨田区品川区目黒区渋谷区豊島区北区板橋区荒川区足立区葛飾区江戸川区世田谷区杉並区中野区練馬区大田区神奈川県全域横浜市川崎市相模原市藤沢市厚木市埼玉県全域さいたま市川口市越谷市所沢市川越市千葉県全域千葉市船橋市市川市松戸市浦安市
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FAQ

よくあるご質問

本当に補修跡が分からなくなりますか?
それが目標です。ただし元のコンクリートの状態や範囲によって到達点は変わります。事前に仕上がりのイメージをすり合わせ、できること・難しいことをはっきりお伝えします。
塗り潰すのと、再生と、どちらがいいのですか?
素地の劣化が激しく再生では対応しきれない場合は、塗り潰しが合理的です。ただ打ちっぱなしは「そう設計された」建物ですから、意匠を残せるなら再生をおすすめします。現地を拝見して、どちらが適しているか正直にお伝えします。
竣工前の引渡しまでに間に合いますか?
脱型後に不具合が出た場合のご相談は多くいただいています。引渡しの工程に合わせて調整しますので、まずはご連絡ください。土日対応、夜21時まで調査可能です。
杉板型枠の木目も再現できますか?
再現します。木目が意匠の要になっている建物ほど、この工程の精度が仕上がりを決めます。
既存が無塗装の素地コンクリートですが、質感は合わせられますか?
合わせられます。素地の場合は無機系の塗料を使用します。有機系は塗膜がしっかり出るため、素地の隣では質感の違いが目立ちます。無機系はコンクリートに近い性質で、マットな仕上がりになるため、板目や気泡の陰影まで馴染ませることができます。
橋脚や高架などのインフラ構造物にも対応できますか?
対応します。橋脚の桁下など、公共インフラの打ち放し面の補修実績があります。当社は公共工事での管路止水も手がけており、この分野の要求水準を理解しています。
雨だれの汚れも再現してもらえますか?
はい。経年した建物では、補修箇所だけきれいに仕上げると、そこだけ浮いて見えてしまいます。周囲から連続する雨だれの筋まで描き起こし、時間の経過も含めて馴染ませます。施工事例の写真をご覧ください。
化粧補修と打ち放し補修は違うものですか?
呼び方の違いで、指しているものはほぼ同じです。「化粧補修」は業界でよく使われる言い方で、欠損部を埋めたうえで色と質感を周囲に合わせ、補修跡を目立たなくする工程を指します。当社では下地の左官補修から保護塗装までを含めて「打ち放しコンクリート再生」とお呼びしています。
3つの工程すべてを頼む必要がありますか?
いいえ。美観だけ整えたい、保護から始めたいといったご要望にも対応します。必要な工程だけをご提案します。
どのくらい美観が保ちますか?
保護塗装の有無と環境によって変わります。保護までセットで行うことで、持続期間を大きく延ばせます。
対応エリアは?
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に対応しています。

建物のこと、
お気軽にご相談ください。

染み出し・ひび割れ・雨漏り。気になるサインがあれば、調査だけでもお気軽に。
現地調査・お見積りは無料。土日対応・夜21時まで調査可能です。

お問い合わせ → 03-4500-2857
TEL