ひび割れは、見た目の問題ではありません。鉄筋を守る仕組みが壊れていく入口です。
幅0.2mmのひび割れが、数年後の爆裂につながる。コンクリートとは、そういう材料です。
コンクリートのひび割れは、どの建物にも生じます。問題は、それを「よくあること」として放置するか、劣化の入口として手を打つかです。ひび割れは水と二酸化炭素を躯体の奥へ通す通り道になり、内部の鉄筋を守っているアルカリ性を失わせ、やがて鉄筋を錆びさせます。
錆びた鉄筋は膨張し、コンクリートを内側から押し割ります。これが「爆裂」です。そこまで進むと、補修の範囲も費用も大きくなります。株式会社LASは、ひび割れの幅・深さ・動きの有無を見極め、Uカットシール、樹脂注入、断面修復を適切に使い分けて、躯体の耐久性を回復させます。
なお漏水を伴うひび割れは、止水の技術が別に必要です。その場合はひび割れ補修・高圧止水のページをご覧ください。
また、まだひび割れが出ていない段階で劣化を予防したい場合は、中性化抑制工事が適しています。このページが「症状」への対処、中性化抑制が「原因」への対処とお考えください。
症状の裏には必ず原因があります。原因を正しく捉えることが、再発しない工事の第一歩です。
コンクリートは硬化する過程で水分が抜け、わずかに縮みます。この収縮が拘束されることで、内部に引張力が生じ、ひび割れとなって現れます。最も一般的な原因です。
日射や気温差でコンクリートは伸縮し、雨と乾燥を繰り返します。この動きが長年積み重なることで、ひび割れが発生・進展します。
中性化や塩分の影響で鉄筋が錆びると、体積が膨らんでコンクリートを押し割ります。ひび割れが原因で錆び、錆びてさらにひび割れが広がる悪循環です。
地盤の不均一な沈下や、荷重のかかり方によって生じるひび割れもあります。この場合は、原因そのものへの対処が必要かどうかも含めて判断します。
建物の状態と用途に応じて、最適な材料と工法を選定します。
幅・深さ・長さ・分布、そして「動きがあるか」を確認します。動くひび割れと動かないひび割れでは、選ぶ工法がまったく変わります。
動きの少ない微細なひび割れに、低圧でゆっくり樹脂を注入し、奥まで充填します。コンクリートを構造的に一体化させ、劣化因子の侵入を止めます。
伸縮するひび割れは、そのまま埋めても再び割れます。U字に切削したうえで可とう性のある材料を充填し、動きに追従させます。
欠損や爆裂で失われた部分は、劣化部を除去し、鉄筋を防錆処理したうえでポリマーセメントモルタルなどで復旧します。見た目ではなく、断面を戻す工事です。
補修後、表面被覆や含浸材で水と二酸化炭素の侵入を抑えると、次のひび割れまでの時間を延ばせます。
費用は下記の条件で変わります。まずは現地調査で状況を確認し、明確なお見積りをご提示します。
現地調査・お見積りは無料です。概算をご確認いただいたうえで、ご判断ください。
調査から引渡しまで、工程ごとに品質を確認しながら進めます。
ひび割れの状態を確認し、記録します。
ひび割れごとに適した工法を選び、範囲と費用を明確にします。
切削・清掃・防錆処理など、工法に応じた準備を行います。
注入・充填・断面修復を、仕様どおりに施工します。
仕上がりを確認し、必要に応じて表面保護を行ってお引渡しします。
漏水もひび割れも、まず「なぜ起きたのか」を徹底的に突き止めます。症状を隠す表面補修ではなく、侵入経路そのものを断つから、再発を防げます。
水圧のかかる地下・ピット・打継ぎ部の止水は、乾いた場所の補修とは別物です。難易度の高い地下漏水を専門領域として数多く手がけてきました。
コンクリート工事で培った「良い躯体とは何か」という知見が、改修・防水の精度を支えます。建物を長い時間軸で捉えてご提案します。
1級防水施工技能士・1級左官技能士が在籍し、自社で施工にあたります。丸投げをしないため、指示の伝達漏れや品質のばらつきが生じません。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に対応しています。下記エリアを中心に、コンクリートひび割れ補修を承っています。
染み出し・ひび割れ・雨漏り。気になるサインがあれば、調査だけでもお気軽に。
現地調査・お見積りは無料。土日対応・夜21時まで調査可能です。