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ひび割れを放置しておくとコンクリートの劣化や建物の寿命が短くなる原因になります。
今回は、ひび割れによる漏水被害、ひび割れの補修の仕方についてご説明していきます。
おすすめの補修方法についても詳しく説明するので参考にしてみてください。
[目次]
○ひび割れによる漏水被害について
○ひび割れ漏水の原因
○ひび割れの補修方法とバジリスク
○バジリスクとは?自己治癒の仕組み
○ひび割れ補修の費用
○ひび割れによる漏水被害について
コンクリートのひび割れか水が漏れてしまう漏水被害。漏水を放っておいてしまうとコンクリートの劣化に繋がります。
ひび割れ漏水は、コンクリートの劣化は建物の寿命をどんどん縮めていく原因に。
そのため、ひび割れ補修は早めにしておいた方がいいでしょう。
○ひび割れ漏水の原因
ひび割れ漏水の原因は、雨水が外壁から内部を伝ってきたきたり、結露が原因だったりします。
また、給水管・配水管の破損や接続不良などが考えられます。給水管や配水管が破損している場合、先にひび割れ補修しても別の箇所からひび割れ漏水が起こる可能性が高いです。
なのでまずは、給水管などを修理してから、ひび割れ補修することが大切です。
○ひび割れの補修方法とバジリスク
「何度もひび割れ補修するのはめんどくさいし、費用がかかる。」そう思う方も多いでしょう。
ひび割れ補修におすすめなのが『バジリスク』という自己治癒コンクリートです。
バクテリアが混ざったコンクリートは化学反応により、ひび割れた箇所を自然に補修してくれます。
「1度補修して終わり」ではなく、繰り返しバクテリアは活動し、ひび割れするたびに勝手に修復してくれます。
この『バジリスク』は、ひび割れた箇所の雨水の侵入による漏水被害を抑え、建て替えをせずに建物の寿命を伸ばしてくれる画期的な方法なのです。
○バジリスクとは?|自己治癒の仕組み
バジリスクの仕組みを詳しく説明していきます。
『バクテリアとポリ乳酸を混ぜ合わせた粉』と『コンクリートの材料』を混ぜ合わせたものが『バジリスク』です。
バクテリアとポリ乳酸はコンクリート全体に広がっていきます。ポリ乳酸はしばらくするとバクテリアのご飯となる『乳酸カルシウム』に変化していきます。
「コンクリートの中でバクテリアが生存できるのか?」疑問に思いますよね。コンクリートは『強アルカリ』であり、バジリスクはそんなアルカリにも強い特殊なバクテリアなので問題がないんです。
コンクリートにひび割れが起きると雨水が侵入してきます。そうするとコンクリートが中性化を起こします。アルカリが弱くなるということです。アルカリが弱まるとバクテリアが活動し始めます。
バクテリアは「乳酸カルシウム」を摂取しながら、分裂を繰り返し「炭酸化カルシウム」を出して、ひび割れを埋めていきます。
他にも、コンクリートになりきれなかった『未水和セメント』に水を掛けて『水酸化カルシウム』をつくっていきます。
その水酸化カルシウムに二酸化炭素を吹きかけ、ひび割れを隅々まで埋める『炭酸カルシウム』をつくります。
ひび割れが埋まることでバクテリアは再度眠り、次のひび割れに備えるのです。ひび割れしても勝手に直してくれるので手間も掛からず効率がいいですね。
○ひび割れ補修の費用
ひび割れ漏水の補修費用は、劣化状況や原因により変わってきます。給水管の破損や漏水により、床材が腐食していると費用がかさんでしまいます。
ひび割れ箇所に補修剤を注入するような場合だと、1万円 / ㎡前後になります。
ひび割れの修理費用は補修工法によって変わっていくので、業者に相談してみましょう。
費用を抑えるためにも早期補修がおすすめです。
○まとめ
今回はひび割れによる漏水被害、ひび割れの補修の仕方についてご説明していきました。
ひび割れ補修には自己治癒機能がついてくれるバジリスクがおすすめです。
ひび割れ漏水に悩む方やひび割れ補修を検討されている方の参考になれば幸いです。
弊社では無料でご相談を承っております。今回取り上げた『バジリスク』は弊社でも取り扱いがございますので、気になる点がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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台風や大雨など、雨がたくさん降ると建物に異常がでてくることがあります。
今回は「地下の漏水の原因」、「地下漏水工事の費用」も含めて解説していきます。
業者を選ぶ際のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
・コンクリートの劣化
雨水がコンクリートのひび割れた箇所から地下に流れ込んでしまうのが地下の漏水の原因です。
経年とともに雨や紫外線にアルカリ性であるコンクリートがさらされると、空気中の二酸化炭素がコンクリート内部の物質と化学反応を起こして、コンクリートがアルカリ性を失う「中性化」が生じます。
中性化が進行するとコンクリートの内部鉄筋が錆びて膨張が起こり、コンクリートにひび割れや剥落が生じて、さらに劣化が進んでしまいます。建物内部で漏水が起き、表面剥離、崩落の危険性もでてきます。
・給水管の劣化
コンクリート以外にも、地中に埋められた給水管が劣化して水漏れすることがあります。
・地下水位の上昇
地下水位の上昇により、水圧に耐えきれない地下構造物が漏水を起こします。
地下室を設置するときは地下水位や土質を考慮する必要性があります。
地下室が漏水した場合の対処としては、以下の方法があります。
・高圧止水工事
漏水箇所を調査し、斜めに止水材を注入するためにドリルで穴をあけをあけます。建物を支える骨組みの強度や状況から適切な薬液を注入していきます。高圧注入した薬液が細部まで行き渡り、水分の通り道を塞ぎます。
・エポキシ樹脂による止水
ひび割れた部分に密着性の高いエポキシ樹脂を注入し、その上から塗装することで外壁を補修します。
・バジリスクによるコンクリートの修繕
液状のひび割れ補修剤であるバジリスクを塗布して修復することも可能です。バジリスクに含まれているバクテリアの代謝活動により、自動的にひび割れを修復することができる優れた技術です。2015年には欧州特許庁の欧州発明賞にノミネートされています。コンクリート構造物の長寿命化、メンテナンスフリー、大幅削減等で評価を得てる技術です。
コンクリートの中性化はひび割れや剥落だけでなく、劣化箇所が結露し、そこからカビが繁殖することがあります。
そうなると建物の耐久性が落ちてしまう…。そこで防水対策が必要になるのです。
防水工事をすることでコンクリートの中性化を抑え、中性化による漏水被害を防ぎ、建物の劣化症状を和らげることができます。
劣化の状態によって採用される工法は異なります。状態が悪いとメンテナンス費用が高くなってしまうため、定期的に点検をすることが大切です。費用はあくまでも目安になるので、実際に業者に調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
ウレタン防水 約4,500~7,500円/㎡
最も主流な防水工事の工法です。液状の材料を使用するため、塗装部が複雑な形状のものにも施工できるのが特徴です。地下での防水工事に適した工法です。
FRP防水 約9,000/㎡
軽量で耐久性にも優れる工法です。
FTPとは、繊維強化プラスチック”Fiber Reinforced Plastics”の略です。
アスファルト防水 約8,000/㎡
防水性の高いアスファルトシートと液状の溶解アスファルトで層を積み重ね、
厚みのある防水層を作る工法です。
シート防水 約8,000/㎡
ゴムや塩化ビニールでできたシートを下地に貼り付けて防水する工法です。
下地の形状に影響され複雑な下地には向きません。しかし、素材自体が伸縮するので建物の伸縮に伴って防水性能を維持することができます。
地下室の漏水は外壁や屋根に比べ特定が難しく、防水処理も高い技術と経験が必要となります。知識のない塗装業者やリフォーム業者に依頼するのはやめましょう。
防水層の撤去、全体をやり直す場合、亀裂の一部補修、全体を塗装し仕上げるなど…
防水工事だけでは終わらないケースがあります。
防水工事だけでなく必要な工事を全体的にみてもらえる業者を選ぶ必要があります。
項目別に工事を頼んでしまうと、複数に問合せすることになってしまいます。なので、一貫して工事を依頼できる業者を選ぶと効率がいいでしょう。
建物は経年とともに劣化してしまうので、寿命を伸ばすために定期的なメンテナンスが必要となります。地下が漏水するとその上に建てられている建物にも影響がでる場合があるので防水工事はとても重要になります。また、工事の内容により費用も変わってきます。
弊社では無料で相談を承っております。今回ご説明した防水工事について、
または何か気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
屋上の防水工事は定期的に行っていますか?
防水工事には1つの方法だけでなく、複数の種類があります。
今回は「屋上防水とは?」「屋上防水工事の種類」についてまとめています。
○屋上防水とは
屋上防水とは、ビルなどの平らな屋根(陸屋根)に施す防水層のことです。
通常の傾斜(勾配)がある屋根だと、雨水は下へ流れます。
しかし、屋上の平らな屋根だと雨水は溜まりやすいため、防水工事が必要になるのです。
防水層の役割は、建物への雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を維持することです。
防水層は年々劣化していくため、定期的に防水工事を行うことが必要となります。
○屋上防水の劣化症状
屋上防水の劣化症状として、
1. 水溜り
2. 膨れ
3. 剥がれ
4. ひび割れ
5. 雨漏り
以上があげられます。
劣化がみられる場合は、放置するのではなくメンテナンスすることをおすすめします。
また、トップコートだけ劣化していても、放置してしまうと防水層まで傷める原因となります。こちらも早めの塗り替えをおすすめします。
・水溜まり
平らな屋根(陸屋根)の傾斜(勾配)が良い状態でないと、水だまりが起こります。
あまり多い事例ではありませんが、新築時の施工不良が関係しているかもしれません。
防水層の劣化にも繋がるので、施工が必要です。
・膨れ
防水層の下地に水が含まれてしまった場合、蒸発するさいに膨れが発生します。
膨れは亀裂や穴開きの原因にもなります。また、排水管周りの亀裂は漏水にもつながります。
・剥がれ
剥がれは、シート防水のつなぎ目が劣化し剥がれてしまうことです。
ウレタン防水でも、年数が立つと防水材が劣化して剥がれが起きます。
・ひび割れ
表面がひび割れすることです。
ひび割れは漏水の原因になりかねないので、早めに防水工事をした方がよろしいでしょう。
・雨漏り
防水層の劣化を放置しておくと雨漏りが発生します。
雨漏りは発生元を見つけるのが難しいため、発生元を補修するのではなく、防水のやり直しが必要です。
○屋上防水工事の種類
防水工事の種類をご紹介いたします。
主に、シート防水、ウレタン防水、アスファルト防水があげられます。
それぞれの種類について、説明していきます。
・シート防水
シート防水は防水シートを貼っていく工法です。
防水層が均一に仕上がるので、ムラができにくいのが特徴です。
ですが、下地に影響されやすく、凹凸がある床面には向きません。
・ウレタン防水
日本で多く用いられているのがウレタン防水です。
液体塗料を使い、ローラーで塗っていき継ぎ目のない防水層を形成します。
障害物が多い屋上でも、どんな形状の屋根でも対応でき、塗り重ねて修繕できるのが特徴です。
・アスファルト防水
シートと液状のアスファルトを重ね合わせていく工法です。
耐久性が高く、頻繁に工事が難しい建物の屋上におすすめです。
○まとめ
今回は「屋上防水とは?」「屋上防水工事の種類」についてまとめていきました。
屋上防水の劣化が見られた場合は、業者に調査してもらうと良いでしょう。
株式会社LASでは無料で調査、お見積もりと最適な工事方法をご提案させていただきます。
何かございましたらお気軽にご相談くださいませ。
住宅の土台であるコンクリート部分を「基礎」と言います。基礎部分のコンクリートのひび割れが深刻化すると地盤沈下の原因となるので、早めの適切な補修が必要となります。
今回の記事は、『補修が必要となるひび割れの基準』と『補修工事までの流れ』を合わせてご紹介させていただきます。記事を参考にご自宅の基礎部分に問題がないか確認してみてください。
表面から内部まで通じているひび割れは、とても危険で補修が必要です。(幅0.3mm以上、深さ4mm以上)
このひび割れは「構造クラック」または「貫通クラック」とも呼ばれ、深刻な場合は地盤沈下の原因ににもなります。放っておくと雨水が染み込み、内部の鉄筋が錆びついいたり、ひび割れが広がったりしてしまいます。換気口の角に発生しやすいのが特徴です。ぜひ確認してみてください。
雨染みはコンクリートの内部に雨水が染み込むと発生します。ひび割れ周囲の雨染みから内部鉄筋のサビ汁が漏れている場合もあり、基礎の強度に影響がでていると考えられます。コンクリートには防水性がないため、ひび割れがなくても雨染みが発生する場合があります。
雨染みを防止するには、基礎を塗装してトップコートを重ね内部まで雨水が流れないようにすることが必要です。
上から下まで伸びているひび割れには注意です。
幅が小さい場合でも、早めに補修することをおすすめします。
限られた場所に、いくつもの小さいひび割れが発生している場合は注意が必要です。1m以内に3つ以上のひび割れがあるか確認してみてください。ひび割れが多い場合、基礎の構造に何らかの問題があるかもしれません。診断を受けることをお勧めします。
ひび割れは縦方向に発生する場合が多いですが、 横方向に伸びている場合は、設計や施工に何らかの問題があります。
大きな力が基礎に加わることで、横や斜めにひびが入ってしまうのです。
基礎の施工がきちんとしていれば、軽い地震が起きてもひび割れが発生することはありません。横方向や斜めにひび割れしている場合、業者に相談した方がいいでしょう。
ひび割れの補修は、コンクリートの劣化を深刻化させないための工事です。コンクリートのひび割れには、様々な発生の原因があるので 状態ごとに適した補修工事をすることが大切です。
ひび割れの発生原因、ひび割れの幅の大きさ、内部の鉄筋が陳腐しているかどうかなど。先ほど上記で述べた補修基準の丁寧な調査を行い、適切に取り除きます。
補修の手順は以下の通りです。
① コンクリートを乾燥させ、綺麗な状態にする
② 劣化箇所の調査 (ひび割れの発生原因、ひび割れの幅の大きさ、挙動の有無、鉄筋が腐食しているか)
③ 劣化の状態に適した材料及び工法を選択
④ 補修工事開始
⑤場合によってトップコートを重ね、耐久性を強化
『補修が必要と思われる基礎のひび割れの基準』と『補修工事までのな流れ』をご紹介させていただきました。今一度ご自宅の基礎コンクリートに問題はないか確認してみてください。
今回の記事で紹介した基準を参考にしてみて、気になる点がございましたら、弊社にお気軽に相談くださいませ。弊社は工事に関する相談から、現場での劣化状態の調査まで無料で承っております。
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地下の防水加工を良い状態で保つことは、マンションの耐久性の維持に大きく影響します。
もし漏水被害が生じている場合は、早めに防水工事を施すことが大切です。
今回は、地下防水工事の必要性からポイントまで、詳しくご紹介いたします。
[目次]
○地下防水工事の必要性
先述した通り、建物の地下を綺麗な状態で保つことは、老朽化を防ぐことに繋がります。
そのため、水漏れなどの漏水被害が見られる場合は、そこから腐食が広がってしまう危険性があるため注意が必要です。
漏水被害をそのままにしてしまうと、どんどん被害が深刻化していき、建物が劣化してしまいます。
そのため定期的に地下の点検を行なって、防水加工の剥がれや水漏れが見られる場合は、すぐに地下防水工事を施すことが大切です。
○地下防水工事のポイント
地下防水工事を施す際のポイントとしては、工事を施す前に、現場の劣化状態の調査を行うことです。
地下室の水漏れや漏水被害の原因を特定し、防水設計を立て、工事プランを作成します。
そして既設コンクリートからの漏水や、背面還流水がある場合には、背面止水注入工法でしっかり止水してから防水材を施すことがポイントです。
この止水をしっかり行うことで、防水工事後の耐久性をUPさせられます。
背面止水注入高は、注入する際の圧力や、注入量が確認できるため施工管理が容易であり、コストを抑えられるのもメリットです。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
弊社では工事に関するお電話でのご相談から現場調査まで、無料で承っております。
気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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マンションの大規模修繕工事とは、具体的になにをおこなうのか気になっている方も多いかと思います。
また改修工事との違いはなにか、知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、大規模修繕工事とはどんな工事なのか、また改修工事との違いは何かについて、詳しくご説明致します。
[目次]
マンションの大規模修繕工事とは、建物に生じた劣化箇所の修繕を行い、老朽化した箇所を建設当時の水準まで戻す工事のことを指します。
外壁や屋上などのさまざまな劣化箇所の修繕をおこなうことで、その後のマンションの耐久性を維持させることが目的です。
その名の通り、大掛かりで長い工期を要する工事であるため、部分的な工事と比べると費用が大きいのも特徴と言えます。
そんな大規模修繕工事を行うタイミングとしては、およそ10〜12年に一度を目安としており、定期的にこの周期でメンテナンスを施すことが大切です。
ですが環境や自然災害による影響や経年劣化などにより、工事が必要となる時期にはばらつきが生まれるので、それぞれの劣化状態に合わせて工事を行うことが、修繕工事を行うベストタイミングと言えます。
マンションの修繕工事での主な工事箇所は、外壁の塗装工事やタイルの張り替え工事、屋根や屋上の防水工事、その他共用部分の修復などです。
マンションの大規模修繕工事では、劣化箇所の修繕がメインです。
比べて改修工事は、新しい構造やシステムなどを導入させる工事をおこないます。
具体的に工事の内容を挙げると、マンション全体にバリアフリー加工を導入する工事や、オートロックシステムや監視カメラなどの導入工事、耐震強度の向上工事などがあります。
このように改修工事では、建物に新たな設備を導入し、不動産価値をグレードアップさせることが目的です。
より時代のニーズの合わせた設備を導入することで、マンションの機能性や利便性を追求し、入居率の増加が狙えます。
そのため、修繕工事と改修工事では、工事の内容だけでなく、費用や工期も大きく違いが見られます。
それぞれの費用や工事内容については、下記の記事でご説明しておりますので、ぜひご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、マンションの修繕工事の詳細や、改修工事との違いなどについて、詳しくご説明致しました。
長く綺麗に保ちたいマンションだからこそ、定期的なメンテナンスを施して、いつまでも安全な状態にすることが大切です。
この記事でご紹介したポイントをしっかり踏まえて、マンションの修繕工事の検討に役立てましょう。
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外壁や床にひび割れが生じてしまった際、どのような工事を施したらよいのかわからない方も多いかと思います。
ひび割れは放って置いてしまうと、建物の耐久性に影響を及ぼすため、早めに適切な方法で修繕することが大切です。
今回は、ひび割れの修繕方法におけるバジリスクについて、詳しくご説明いたします。
[目次]
○ひび割れの修繕方法について
○”バジリスク”とは
○そのほかの修繕方法
○まとめ
○ひび割れの修繕方法について
地震の多い日本では、特に鉄筋コンクリート造の建物にその衝撃によってひび割れや亀裂が多く生じます。
地震以外にも、気温変化や乾燥収縮、コンクリートの中性化といった様々な現象によってひび割れが起きてしまうのが特徴です。
ひび割れを放置してしまうと、そこから雨水がコンクリート内部に侵入し鉄筋の錆びにつながり、外壁が崩れたり、耐震強度の低下に繋がってしまいます。
それを防ぐために、コンクリートが自らひび割れを修復する能力を持ったバジリスクによる自己治癒技術がいま大きく期待されています。
○“バジリスク”について
バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。
1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。
コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によって損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。
ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。
この技術がコンクリート構造物の長寿命化およびメンテナンスフリーまたは大幅軽減等の特長を有することが評価され、2015年に欧州特許庁の欧州発明家賞にノミネートされました。
ーバジリスクの修復メカニズム ー
バジリスクの中に含むバクテリアをまずは乾燥状態にし、その状態にした上でエサとなる乳酸カルシウムといった栄養素と一緒に顆粒化させコンクリート製造時に混入し、コンクリート硬化後ひび割れが発生した場合、雨水などの水分が浸入すると酸素を有する環境下でバクテリアが復活し、栄養分を吸収して炭酸カルシウムを生み出しひび割れを閉塞し、内部の鉄筋腐食を防止することができます。
バクテリアの代謝活動で発生した二酸化炭素は、B 剤に含まれるカルシウム分やコンクリート中の未水 和セメントと結合して炭酸カルシウムになり、ひび割れや細孔内部を埋めていきます。
○その他の補修方法
バジリスク以外にも、ひび割れ補修には様々な工法があります。用いられる樹脂は大きく分けて2つあり、その上でさらに工法を分けることによってそれぞれ特徴が異なります。
[エポキシ樹脂]
構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、こちらのエポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行います。強度は比較的バジリスクより強く、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。弊社では地下の防水工事だけでなく、外壁やトンネルなど様々な用途での止水工法として、エポキシ樹脂を施しているため、しっかりとした防水効果が見られます。
[アクリル樹脂]
コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、0.1mm以下の微細なひび割れにも注入することができる樹脂です。エポキシ樹脂と比べて変異原生物質や環境ホルモン物質を含まないため、比較的に環境に配慮して工事を施工することができます。水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。建物にひび割れが見られた場合は、どんな工事を施工するに当たってもまずその箇所の修繕が必要となる場合が多いです。弊社では工事に関するご相談から、現場での劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、ぜひお気兼ねなくご相談ください。
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建物の天井から雨漏りしているのを発見すると、どう対処したれいいか分からず困ってしまう方も多いかと思います。
雨漏りを対処するには、原因となっている箇所を修繕して屋上防水工事をおこなうことが大切です。
今回は、雨漏りを修繕する屋上防水工事について、詳しくご紹介致します。
[目次]
天井から雨漏りしているのを発見したら、まずはその部分から被害が広がらないようにすることが大切です。
被害が広がってしまうと、建物の腐食や老朽化に繋がります。
雨漏りしてきた水が建物の床や壁、家具などに触れないよう、バケツやタオルなどを置いて、被害を最小限に止めるようにしましょう。
また決して放置せず、すぐに原因箇所を修繕することが大切です。
雨漏りする原因としては、屋上の防水加工が剥がれて汚れが溜まってきてしまっている状態にあります。
防水加工本来の止水性や防水性が十分に発揮できていないと、そこから雨漏り被害に繋がり、建物の老朽化が進んでしまうのです。
雨漏りしてしまった場合や屋上に劣化が見られる場合は、すぐに屋上防水工事をおこなうようにしましょう。
屋上が劣化すると、既存の防水加工が剥がれてきてしまったり、上記の写真のように屋上に汚れが溜まっていってしまいます。
また劣化した屋上にひび割れや亀裂が見られる場合は、その部分から雨漏りなどの発生が非常に多くなっています。
そうした状態を修復して、本来の防水性を発揮させるには、古くなった屋上防水加工を撤去し、新たに防水加工を施す屋上防水工事の施工が必要になります。
屋上防水加工工事では、施行後の耐久性をより長く維持できるように、まずひび割れなどの箇所を専用の修復材を用いて修復させることが大切です。
そしてひび割れの修復をおこなった後に、防水加工を塗布して、最後にトップコートを重ねて完成になります。
弊社では、屋上防水工事においてウレタン防水を用いることで、高い防水性と耐久性を兼ね備えた屋上に仕上げる工法を施工しています。
雨漏りが起きている場合は、すぐに屋上防水工事を施すことが大切です。
また雨漏りしていなくても、劣化が進んでいる場合は修繕する必要があります。
弊社では工事によるご相談から、保険金の申請、工事の施工まで、万全のサポートを徹底しております。
劣化状態の調査から一貫して行うことで、十分な知識と工事技術で最適な工事を施すことができます。
何か気になることがございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。
マンションの外壁修繕工事をご検討中の方にとっては、工事の内容や詳細について気になっている方も多いかと思います。
外壁修繕工事をする際には、事前にその注意点や工事のポイントを確認しておくことが大切です。
今回は、マンション外壁修繕工事の注意点や工事のポイントについて、詳しくご説明致します。
[目次]
○マンション外壁修繕工事とは?
○マンション外壁修繕工事の注意点
○マンション外壁修繕工事のポイント
○まとめ
外壁の工事が必要となるタイミングは、外壁の劣化による原因から他の箇所にダメージが出る前に工事を施すことが大切です。
目安としては、外壁が色褪せてきたり、小さな亀裂やひび割れが発見される際は、すぐに工事を施したほうが良いでしょう。
国土交通省によるマンションの状態調査によると、外壁などの修繕工事を施す年数の目安は、10年〜15年に一度とされています。
また外壁の表面を手で擦った時に、手に白い粉が付着するような場合は、外壁が劣化して工事が必要な状態であることを表すサインになります。
この現象はチョーキング現象と呼ばれ、外壁の劣化状態を確認するのにとてもわかりやすい目印です。
チョーキング現象が確認された際は、更なる劣化が進む前に、すぐ工事を施しましょう。
外壁から白い粉が出る時の対処法について〜チョーキング現象の原因とは〜
外壁工事を施す際は、工事前に注意しておきたいポイントが二つあります。
まず一つは、外壁の劣化状態の調査を十分に行い、保険金の申請を行うことです。
ここで言う保険金とは、火災保険のことを指します。
マンションの外壁は、天候などの自然災害の影響を受けやすいため、保険が適用される箇所が多いのが特徴です。
そのため工事前に十分な調査を行って、保険金の申請を行うことが大切なポイントになります。
そして二つ目は、前述した保険金の申請と、実際に工事を行う業者を分けないことです。
保険金の申請と工事の業者を別々にしてしまうと、保険の申請漏れや、工事指定箇所の漏れが生じるリスクが高くなってしまいます。
実際に工事を施工する業者に任せることで、保険の申請漏れを無くし、適切な保険金を受け取って隈なく工事を施すことができます。
外壁工事を行う際は、事前にこの二つのポイントに注意して、適切な工事を施すようにしましょう。
実際に工事を施す際は、工事後の外壁の仕上がりを考慮して、その仕上がりの状態にあった塗料を選ぶことが大切です。
外壁塗料は、それぞれの塗料によって、完成後の光沢や機能性が異なります。
それぞれの多様な特徴をきちんと踏まえ、工事施行後のイメージをきちんと事前に調べておきましょう。
また、外壁工事は、建物の周りに足場を設置して行う工事になります。
工事時は、騒音や用いる塗料によっては匂いが充満することもあるので、近隣の方には工事を行う数日前に了承を得ておくようにしてください。
外壁工事のポイントや注意点について、よくご理解いただけたでしょうか。
弊社では工事によるご相談から、保険金の申請、工事の施工まで、万全のサポートを徹底しております。
劣化状態の調査から一貫して行うことで、十分な知識と工事技術で最適な工事を施すことができます。
何か気になることがございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。
実際マンションの改修工事には、費用がどれくらいかかるのか、気になっている方も多いのではないのでしょうか?
建物の不動産価値をアップさせる改修工事をおこなう際は、事前にそのその費用を確認しておくことが大切です。
今回は、マンションの改修工事にはどれくらいが費用がかかるのかについて、詳しくご説明いたします。
[目次]
○改修工事とは?
○改修工事の費用はどれくらい?
○まとめ
マンションの改修工事では、建物に新しい設備を備えたり、システムを導入させて、マンションの不動産価値をアップグレードします。
工事の規模が大きく、工期も長い期間を必要とするため、それに伴って費用もかかるのが特徴的です。
改修工事では、おこなわれる工事の内容によって費用が決められることがほとんどであるため、一概にいくらかかるという設定がないのが基本とされています。
また改修工事とは違って、一戸あたりおよそ100万円が平均とされている大規模修繕工事もありますが、この2つでは工事の目的が大きく異なります。
部分的な修繕工事や修復工事などと異なって、改修工事では、その目的や導入するシステムの内容によって、費用が異なるのが特徴です。
弊社での改修工事の費用は、施工箇所ごとに分けると以下が目安として挙げられます。
また改修工事を施す建物の規模や形状によっても費用は変動しますので、上記の費用はあくまで目安となります。
改修工事では、まず建物の状態を確認をして、かかる費用の目安を算出することが大切です。
今回は、改修工事の詳細と、費用の目安についてご紹介いたしました。
大規模な工事だからこそ、事前に費用を確認して、工事の目的を明確にしておくことが大切です。
弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料でおこなっております。
気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
[関連記事]
マンション大規模修繕工事の内容とは?費用やタイミングを解説!
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