タイルの剥落を防止する外壁工事を解説！火災保険を活用して費用もお得に

 

 

 

 

 

[目次]

○外壁工事と火災保険について

○外壁タイル剥落防止工事で行うこと

○作業の流れ

○保護材について

○まとめ

 

 

 

 

○外壁工事と火災保険について

 

マンションの外壁は年数が経つにつれて劣化が進み、タイルと外壁との密着性が弱くなっていきます。何年もメンテナンスをせずにそのまま放っておいてしまうと、タイルが剥がれ落ち、第三者が怪我をする危険に繋がりかねません。そうなる前に工事を施すことがとても大切ですが、実はこの外壁の工事に関しては、劣化の原因が豪雨や強風、台風などの自然災害から受けた影響により発生した被害であれば、火災保険を適用して、工事費を節約することが可能です。

まず既存の外壁の劣化状態を調査し、工事が必要な箇所を写真に残して調査報告書を作成します。そして火災保険の鑑定人と必要なやりとりを行い、申請が受理されると依頼人に保険金が渡され、お得に工事が施工できるほか、補修箇所の漏れがなく外壁をリニューアルすることができます。

以前こちらの記事で、火災保険の申請において、必要なやりとりや他の工事箇所についてもより詳しく説明しておりますので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。

ーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説！ーー

 

 

 

 

○外壁タイル剥落防止工事で行うこと

 

外壁タイルの剥落防止工事においては、まず外壁の劣化状態を調査し、汚れやタイルの剥がれ・変色等を目視確認し、並行してハンマーで打診調査を行います。劣化箇所の確認後、用いる工法や保護材を決定して工事プランを作成します。

既存タイルを傷つけないように劣化状態に合わせて、高圧洗浄や洗浄剤を加減して表面の汚れを落としていきます。工事を施す上でとても重要になるのが、打診調査によって確認されたタイルやモルタル間に生じている浮きをしっかりと補修する外壁の下地処理です。この下地処理では、ボンドピニングという工法を用いて外壁とタイルの間に生じた隙間を修繕します。劣化部分を修繕後、外壁用の保護材を塗布してタイルを補強し、最後に施工箇所の状態確認を行い、工事完了となります。

 

 

 

 

○作業の流れ 

 

現場の劣化調査

↓

用いる工法の決定

↓

既存タイルの洗浄

↓

薬液注入による劣化部分の修繕

↓

外壁タイル保護材の塗布

↓

工事完了

↓

お引き渡し

 

工事完了後、状態を確認いただいて、ご納得いただけましたらお引き渡しとなります。

 

 

 

 

 

 

○保護材について

 

弊社が用いる外壁タイル保護材は、主にスカイコートWとセブンSの２種類です。

 

[スカイコートＷ]

　水系ウレタン樹脂を主成分とした非常に透明度の高い外壁用の保護材です。ウレタン樹脂の特性である頑丈かつ柔軟性がある特徴をいかして、驚異的なひび割れ追従性と抗張積を備えています。また全ての構成材料が水系であるため、引火や中毒の原因となる危険成分を一切含んでおらず、工事中の居住者様にも環境にも優しいです。

＜特徴＞

・タイルの外観を維持する高い透明度

・頑丈かつ柔軟な優れた伸縮性

・環境や人間に配慮したオール水系材料

 

 

[セブンＳ]

　特殊アクリルエマルション樹脂を中塗りに用いた透明度の高い外壁用保護材です。工程を5段階に分けて施工するため、外壁に非常に高い防水性が施すことができます。そのため施行後の雨風の影響に強く、建物を浸水被害から守る効果が期待できます。

 

＜特徴＞

・優れた防水性で外壁からの浸水被害を防ぐ

・タイルの外観を維持する高い透明度

・5段階に分けて施工する頑丈な補強力

それぞれの建物に合った防水材を塗布後、工事完了となります。

 

 

 

 

 ○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。劣化箇所を見逃さず、火災保険を適用してお得に工事を行うには、現場の調査から保険の申請、工事の施工まで、一貫して行うことがとても重要です。 弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。

 

[関連記事]

ーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説！ーー

 

 

[保険申請や工事に関してのご相談]

03-4500-2857

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

神奈川・埼玉・千葉