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マンションの外壁タイルは、年数が経過するにつれて劣化が進んでいきます。
劣化が進むと、タイルと外壁の密着が弱くなり、剥がれて落下してしまう可能性があるため注意が必要です。
今回は、外壁タイルが剥がれる可能性や、地震や災害から受けるダメージなどについて、詳しくご説明いたします。
[目次]
マンションやビルなどの外壁タイルは、設置から年数が経つことによって脆くなっていきます。
その原因としては、長年にわたる紫外線や雨などの天候からのダメージや、気温変化による乾燥、地震によるひび割れの発生など、さまざまです。
これらのダメージが積み重なっていくと、タイルと下地(モルタル)との間に隙間が見られるようになり、剥がれやすい状態になってしまいます。
そのような剥がれやすい状態では、大きな地震による揺れや台風などの災害時において、ボロボロと落下する可能性があるため注意が必要です。
外壁タイルが落下すると、建物の損傷だけでなく、周辺にも被害が及びます。
もし落下してしまった際に通行人にあたってしまったら、深刻な被害が出てしまうため、必ずタイルが剥がれやすい状態を事前に防いでおくことが大切です。
外壁タイルの落下防止においては、まずは剥がれやすい状態でないか確認するようにしましょう。
タイルの状態を確かめる目安として、手で擦ったときに白いチョークのような粉が手に着くかどうかを確認すると、劣化状態を確認することができます。
手に白く粉が付着する場合は、タイルが劣化していることを表すサインです。
この現象はチョーキング現象(白亜化現象)と呼ばれており、外壁の経年劣化を表しています。
また設立や前回の工事から10年以上経過している場合は、新たな修繕工事が必要となるタイミングです。
落下して第三者に被害が出る前にも、タイルの貼り替えや補強工事をおこなって、落下を事前に防止しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、外壁タイルが剥がれる可能性や、地震や災害から受けるダメージなどについて、詳しくご説明いたしました。
経年劣化が進む外壁タイルだからこそ、きちんと修繕を施し、建物をいつまでも安全に保ちましょう。
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