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マンションの不動産価値を保ち続けるためには、その時代ごとのニーズに応えられる設備を取り入ることが大切です。
時代ごとのさまざまなニーズに応えるには、改修工事で建物をグレードアップさせることが必要になります。
今回は、マンション改修工事の費用から、修繕工事との違いなどについて、詳しくご説明いたします。
[目次]
人々に求められるマンションのニーズは、時代背景や技術の進化によって、常にその形を変えていきます。
これから先の時代に求められ続けるマンションであるためには、それらのニーズを取り入れていくことが大切です。
改修工事では、長い年数を得て生じた経年劣化を修繕するだけでなく、マンションに新しい設備やシステムを導入して、時代や未来のニーズにあった建物に仕上げます。
主な改修工事の例をまとめると、防犯性を高めるためにTVモニタインターホンを設置したり、バリアフリーを目的として手すりや車椅子用の坂を導入したりなどを行います。
そのほかにも、宅配ロッカーの設置やエレベーターの新設など、工事の種類はさまざまです。
改修工事においては、建物の劣化箇所の修復だけでなく、同時に新設するものを加えるので、修繕工事と比べると工期が長く、また費用が高いのを特徴とします。
各工事の費用の目安は以下の通りになります。
<費用の目安>
・入り口付近のスロープの設置と10箇所の段差解消など 350万円
・滑り止め付きスロープの設置 300万円
・エレベーターの新設 2,300万円
・宅配ロッカーの設置 60万円
・インターホンカメラ 15万円/戸
これらの費用はあくまで目安で、建物の形状によって変動します。
また、改修工事の費用はおおよその目安で決められますが、劣化箇所の修繕に関しては、火災保険を適用できるケースが多くあるのが特徴です。
火災保険を適用して工事を行うポイントは、こちらをご確認ください。
改修工事では建物に新しい設備やシステムを取り入れて、グレードアップすることを目的としています。
それに対して修繕工事では、建物のグレードアップを目的にするのではなく、劣化箇所の修繕をメインとしているのが特徴です。
そのため修繕工事では、古くなって劣化してしまったマンションの状態を、建設当初に戻すように工事を行います。
費用も改修工事に比べると安く、工期も短いですが、マンションの不動産価値はそのままの維持という風にイメージしておくと良いでしょう。
比べて改修工事では、修繕工事で行う修繕作業に加えて改修を取り入れることで、建物の不動産価値を向上させることができます。
年数が経過したマンションにおいても、きちんと改修工事を行うことで、入居率アップを図李、資産価値を保つことが大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
弊社では工事に関するご相談から、現場での状態調査や見積もり作成まで、無料で承っております。
気になることがございましたら、ぜひこちらまでお気軽にお問い合わせください。
[工事に関してのご相談]
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屋上から雨漏りしてしまうと、建物が腐食して経年劣化が進む原因となります。
このような被害を防ぐには、雨漏りが生じないうちに、屋上の防水加工をきちんと施しておくことが大切です。
今回は、雨漏りが建物に与える被害から、屋上防水工事について、詳しくご紹介いたします。
[目次]
建物の屋上は、年数が経つにつれて防水加工が弱くなっていきます。
防水加工が剥がれていってしまうと、降り注ぐ雨から建物を十分に守ることができず、屋上から雨漏りする原因となっていってしまいます。
そのように雨漏りが生じてしまう屋上は、見た目にも経年劣化が表れるのが特徴です。
表面の防水加工が剥がれて蓄積し、屋上全体が汚れているように見えるようになります。
また小さな亀裂やひび割れなどが生じていると、主にその部分から雨漏りが見られ、建物内に浸水被害が広がる原因となります。
これらの劣化が見られる場合は、すぐに屋上の防水工事をするようにしましょう。
屋上から雨漏りしてしまうと、建物を腐食させる原因となります。
雨漏りによって浸水してきた水は、中の鉄筋を錆させ、腐食させて脆くなっていってしまうのです。
腐食が進むと建物の耐久性にまで影響が出てくるほか、さまざまな箇所に浸水被害が広がり、建物全体の経年劣化へと繋がっていってしまうので注意しましょう。
またすでに雨漏りが発生している場合は、被害が広がる前に止水作業を施すことが重要になります。
防水工事をするまでの応急処置としては、バケツを置いて水が他の箇所に触れることを阻止し、水の広がりを抑えて腐食の可能性を防ぐようにしましょう。
雨漏りによる腐食やさまざまな箇所の経年劣化を防ぐには、屋上の防水加工をきちんと正常な状態に戻すことが必要になります。
劣化や雨漏りが気になる場合は、屋上の防水工事を取り入れるようにしましょう。
屋上の防水工事では、劣化した古い防水加工の除去や、ひび割れ箇所を修繕して、まず雨漏りが発生する恐れとなる箇所を修繕します。
そうして下地をきちんと整え、上から防水加工を施すことが、屋上の防水工事の主な工程です。
小さな亀裂やひび割れを見逃さず、きちんと補修を行うことで、防水加工の強度や、施行後の耐久性を長持ちさせることができます。
ひび割れの効果的な補修方法とは?エポキシ樹脂や工法について徹底調査!
弊社では、屋上の防水工事において、ウレタン防水を用いる工法を推奨しています。
ウレタン防水とは、屋上防水工事において多く使用される、液体状のウレタン樹脂の防水材です。
上からトップコートを重ね塗ることで、さらに優れた防水効果を発揮します。
強力な防水性や止水性だけでなく、耐紫外線性に優れているのがウレタン防水のポイントです。
また液状のため、複雑な形状の屋上にも対応して防水加工を施せるほか、繋ぎ目や施行後の凹凸が見られない綺麗な屋上に仕上げることができます。
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