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マンションの外観でもある外壁タイルは、年数が経つにつれてタイルとモルタルとの間に隙間が生じていきます。脆くなってタイルが剥がれ落ちて第三者が怪我をする前にも、きちんと工事を取り入れ、外壁のメンテナンスを行うことが大切です。今回は。この外壁タイル剥落防止補強工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○状態調査について
弊社では、まず外壁の劣化状態を調査し、その調査に基づいて工事プランを作成していきます。外壁の汚れやタイルの剥がれ・変色等を目視確認し、並行してハンマーで打診調査を行っていきます。打診調査とは、ハンマーなどの専用器具を用いて外壁タイルやモルタルの表面を叩き、その衝撃音からタイルや下地モルタルとの浮きの状態を確かめる調査方法です。”打診法”などとも呼ばれています。
また外壁の工事においては、自然災害の影響を受けて工事が必要となる箇所であるため、火災保険が適用される場合が多くあります。火災保険を申請するにあたっても、この劣化状態の状態調査に基づいて、工事の被害箇所の調査報告書を提出致します。
○工事の流れ
状態調査後の具体的な流れを説明すると、まず劣化状態にあわせて既存タイルを傷つけないように高圧洗浄や洗浄剤を用いて表面の汚れを落としていきます。工事を施す上でとても重要になるのが、打診調査によって確認されたタイルやモルタル間に生じている浮きをしっかりと補修する外壁の下地処理です。この下地処理では、ボンドピニングという工法を用いて外壁とタイルの間に生じた隙間を修繕します。劣化部分を修繕後、外壁用の保護材を塗布してタイルを補強し、最後に施工箇所の状態確認を行い、工事完了となります。
○火災保険の申請について
火災保険を適用してマンションの修繕工事を行うには、まず建物の劣化状態を調査し、保険の鑑定人と被害箇所の認定を行う必要があります。工事箇所の被害を状態調査で確認後、”現地調査報告書”の提出と“工事見積書”の説明をし、保険の申請が認められると、申請主(お客様)に保険金が渡され、工事を施します。現場の劣化状態の調査を先に行い、事前に工事プランを見積もることで、 工事範囲をくまなく、漏れがないように保険の申請を行えるようになります。
こちらの記事にて申請に関するポイントについてより詳しく説明していますので、気になる方はぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
ーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーー
○タイル保護塗料
弊社が用いる外壁タイル保護材は、主にスカイコートWとセブンSの2種類です。
<スカイコートW>
<セブンS>
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。劣化箇所を見逃さず、火災保険を適用してお得に工事を行うには、現場の調査から保険の申請、工事の施工まで、一貫して行うことがとても重要です。 弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。
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