-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
弊社では厨房の工事において、主に水系硬質ウレタン系塗床材を用いて工事を行います。経年劣化によって剥がれてしまった床の表面部分やひび割れなどの劣化箇所を修繕し、上から塗床材を塗布することで、床の耐久性を強化させ、工事によって衛生面や耐久性を向上させるだけでなく、滑りにくい床に仕上げ、厨房での事故の防止や安全性の向上させます。今回はこの厨房の塗床工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○工事について
蓄積した油汚れや熱、薬品などの影響により、厨房の床は年数が経つにつれて表面が剥がれてきたり、亀裂が生じて本来の強度が保てなくなっていきます。その様な劣化箇所を修繕し、塗床材を塗布して床を綺麗にリニューアルする塗床工事では、まず既存の床を洗浄して、床がどんな状態であるかの調査から行います。
具体的な作業としては、高圧洗浄機を用いて既存の防水層を傷つけないように床の汚れを落とし、表面の剥がれやひび割れなどの劣化箇所を確認していきます。その後劣化箇所に修繕を施し、塗床材を塗布するのに適した下地を完成させていきます。下地を完成させたのち、塗床材を塗布し、コーティング材を施して、滑りにくく抗菌性のある床に仕上げます。
工事を施すことによって
などといったメリットが得られ、衛生面や安全性、耐久性に優れた床に仕上げることが可能です。
○下地処理の重要性
この塗床工事において、重要なポイントとなる作業が下地処理です。
塗床材を施す前に、既存の古い塗膜や劣化した下地を全て削り取って、ひび割れなど亀裂が発生している箇所に関しては、エポキシ樹脂やアクリル樹脂、バジリスク修復材などを用いて徹底的に修復させます。健全で密着性の高い新たな下地を作る、この下地処理をきちんと行うことによって、その後から塗布する塗床材をより密着させ、高い防水性や、耐久性の持続を強化させます。
○水系硬質ウレタン系塗床材
弊社が塗床工事で用いる塗料には様々な種類がありますが、厨房の塗床においては主に水系硬質ウレタン系塗床材を用います。水系硬質ウレタン系塗床材は、水系であるため臭気の残存が少なく、また有機溶剤を含んでいないので安全性が高く地球に優しい塗床材です。そのため厨房や食品工場に適しており、耐熱性・耐水性・耐薬品性・耐衝撃性に優れた床に仕上げることができる塗床材です。
液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができるため、様々な形状の箇所にも塗布することが可能です。床に厚膜防水加工を施す場合は、コテやローラーなどでムラなく塗布し、その上に専用の上塗り塗材でコーティングします。コーティング材を塗布することで、劣化による剥離を起こりにくくさせ、耐久性をより長持ちさせます。
水系硬質ウレタン系塗床材の他に弊社が用いる塗床材としては、硬質ウレタン系塗床材やMMA樹脂系塗床材、エポキシ樹脂系塗床材などがあります。これらの材質に関して、以前別の記事で詳しく説明しておりますので、気になる方はぜひこちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
○作業の流れ
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。塗床工事を施すことで、衛生面や耐久性を向上させるだけでなく、滑りにくい床に仕上げることで、厨房での事故の防止や安全性の向上につながります。
弊社では、お電話による工事のご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。なにか気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
[保険申請や工事に関してのご相談]
[工事可能エリア]
東京都
(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)
神奈川・埼玉・千葉
[関連記事]