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雨や紫外線など、天候の影響を強く受ける屋上は、年数が経つにつれ乾燥による防水層の剥がれや、ひび割れ、錆などが生じ、本来の機能性を発揮しなくなっていきます。屋上の劣化を放って置いてしまうと、雨漏りの原因となり、建物の様々な箇所の劣化に繋がっていくため、まだ状態が軽度なうちからきちんと防水工事を施すことが大切です。今回はこの屋上防水工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○工事について
屋上防水工事では、まず劣化状態の状態調査から始まります。この状態調査に基づいて工事プランの作成後、火災保険を申請する場合は、被害箇所を隈なくまとめ、調査報告書を作成していきます。屋上の工事に関しては、雨風による劣化や雨漏りによって生じる破損、ひび割れなどが多く見られるため、火災保険が適用となる被害箇所が多く、申請するのに必要な証拠をきちんと揃えることができ、保険が適用されやすい工事であるのが事実です。
ーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーー
状態を調査した後は、劣化した下地を除去し、高圧洗浄機で汚れを落として、ひび割れなどの劣化箇所に修繕を施していきます。修繕を行って屋上の止水性能を強化させた後、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布し、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。そしその上から防水材を塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。
○工事の流れ
○防水材について
屋上の防水性能を強化させる防水材においては、弊社では主に5種類あり、それぞれ工法や特徴、耐用年数が異なります。屋上や建物の状態にあわせて、用いる防水材を決定します。
① アスファルト防水 耐用年数:約17〜20年
② ウレタン防水 耐用年数:約10〜12年
③ FRP防水 耐用年数:約10年
④ 塩ビシート防水 耐用年数:約10〜13年
⑤ ゴムシート防水 耐用年数:約10〜12年
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。弊社ではお電話での工事に関するご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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[保険申請や工事に関してのご相談]
[工事可能エリア]
東京都
(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)
神奈川・埼玉・千葉
マンションの外観でもある外壁タイルは、年数が経つにつれてタイルとモルタルとの間に隙間が生じていきます。脆くなってタイルが剥がれ落ちて第三者が怪我をする前にも、きちんと工事を取り入れ、外壁のメンテナンスを行うことが大切です。今回は。この外壁タイル剥落防止補強工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○状態調査について
弊社では、まず外壁の劣化状態を調査し、その調査に基づいて工事プランを作成していきます。外壁の汚れやタイルの剥がれ・変色等を目視確認し、並行してハンマーで打診調査を行っていきます。打診調査とは、ハンマーなどの専用器具を用いて外壁タイルやモルタルの表面を叩き、その衝撃音からタイルや下地モルタルとの浮きの状態を確かめる調査方法です。”打診法”などとも呼ばれています。
また外壁の工事においては、自然災害の影響を受けて工事が必要となる箇所であるため、火災保険が適用される場合が多くあります。火災保険を申請するにあたっても、この劣化状態の状態調査に基づいて、工事の被害箇所の調査報告書を提出致します。
○工事の流れ
状態調査後の具体的な流れを説明すると、まず劣化状態にあわせて既存タイルを傷つけないように高圧洗浄や洗浄剤を用いて表面の汚れを落としていきます。工事を施す上でとても重要になるのが、打診調査によって確認されたタイルやモルタル間に生じている浮きをしっかりと補修する外壁の下地処理です。この下地処理では、ボンドピニングという工法を用いて外壁とタイルの間に生じた隙間を修繕します。劣化部分を修繕後、外壁用の保護材を塗布してタイルを補強し、最後に施工箇所の状態確認を行い、工事完了となります。
○火災保険の申請について
火災保険を適用してマンションの修繕工事を行うには、まず建物の劣化状態を調査し、保険の鑑定人と被害箇所の認定を行う必要があります。工事箇所の被害を状態調査で確認後、”現地調査報告書”の提出と“工事見積書”の説明をし、保険の申請が認められると、申請主(お客様)に保険金が渡され、工事を施します。現場の劣化状態の調査を先に行い、事前に工事プランを見積もることで、 工事範囲をくまなく、漏れがないように保険の申請を行えるようになります。
こちらの記事にて申請に関するポイントについてより詳しく説明していますので、気になる方はぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
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○タイル保護塗料
弊社が用いる外壁タイル保護材は、主にスカイコートWとセブンSの2種類です。
<スカイコートW>
<セブンS>
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。劣化箇所を見逃さず、火災保険を適用してお得に工事を行うには、現場の調査から保険の申請、工事の施工まで、一貫して行うことがとても重要です。 弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。
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弊社では厨房の工事において、主に水系硬質ウレタン系塗床材を用いて工事を行います。経年劣化によって剥がれてしまった床の表面部分やひび割れなどの劣化箇所を修繕し、上から塗床材を塗布することで、床の耐久性を強化させ、工事によって衛生面や耐久性を向上させるだけでなく、滑りにくい床に仕上げ、厨房での事故の防止や安全性の向上させます。今回はこの厨房の塗床工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○工事について
蓄積した油汚れや熱、薬品などの影響により、厨房の床は年数が経つにつれて表面が剥がれてきたり、亀裂が生じて本来の強度が保てなくなっていきます。その様な劣化箇所を修繕し、塗床材を塗布して床を綺麗にリニューアルする塗床工事では、まず既存の床を洗浄して、床がどんな状態であるかの調査から行います。
具体的な作業としては、高圧洗浄機を用いて既存の防水層を傷つけないように床の汚れを落とし、表面の剥がれやひび割れなどの劣化箇所を確認していきます。その後劣化箇所に修繕を施し、塗床材を塗布するのに適した下地を完成させていきます。下地を完成させたのち、塗床材を塗布し、コーティング材を施して、滑りにくく抗菌性のある床に仕上げます。
工事を施すことによって
などといったメリットが得られ、衛生面や安全性、耐久性に優れた床に仕上げることが可能です。
○下地処理の重要性
この塗床工事において、重要なポイントとなる作業が下地処理です。
塗床材を施す前に、既存の古い塗膜や劣化した下地を全て削り取って、ひび割れなど亀裂が発生している箇所に関しては、エポキシ樹脂やアクリル樹脂、バジリスク修復材などを用いて徹底的に修復させます。健全で密着性の高い新たな下地を作る、この下地処理をきちんと行うことによって、その後から塗布する塗床材をより密着させ、高い防水性や、耐久性の持続を強化させます。
○水系硬質ウレタン系塗床材
弊社が塗床工事で用いる塗料には様々な種類がありますが、厨房の塗床においては主に水系硬質ウレタン系塗床材を用います。水系硬質ウレタン系塗床材は、水系であるため臭気の残存が少なく、また有機溶剤を含んでいないので安全性が高く地球に優しい塗床材です。そのため厨房や食品工場に適しており、耐熱性・耐水性・耐薬品性・耐衝撃性に優れた床に仕上げることができる塗床材です。
液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができるため、様々な形状の箇所にも塗布することが可能です。床に厚膜防水加工を施す場合は、コテやローラーなどでムラなく塗布し、その上に専用の上塗り塗材でコーティングします。コーティング材を塗布することで、劣化による剥離を起こりにくくさせ、耐久性をより長持ちさせます。
水系硬質ウレタン系塗床材の他に弊社が用いる塗床材としては、硬質ウレタン系塗床材やMMA樹脂系塗床材、エポキシ樹脂系塗床材などがあります。これらの材質に関して、以前別の記事で詳しく説明しておりますので、気になる方はぜひこちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
○作業の流れ
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。塗床工事を施すことで、衛生面や耐久性を向上させるだけでなく、滑りにくい床に仕上げることで、厨房での事故の防止や安全性の向上につながります。
弊社では、お電話による工事のご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。なにか気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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建物の最下部に位置していることから、換気が難しいとされる地下室。経年劣化により漏水が発生してしまうと、水が溜まってしまってバクテリアの繁殖や異臭の原因など、様々な被害が引き起こされるのが特徴です。今回はこの地下室防水工事について詳しくご説明致します。
[目次]
○水が溜まる原因
地下室に水が溜まる主な原因は、外壁や屋上、コンクリートの繋ぎ目などの建物のありとあらゆる箇所に生じたひび割れから雨水が浸水してくることにあります。劣化した箇所から雨水が入ってくることで、建物の下部へと流れこみ、通気性の悪い地下室で溜まっていく仕組みです。また経年劣化によりコンクリートが中性化し、砂と砂の結合が弱くなってセメント成分自体も劣化することが地下室の漏水被害の主な原因です。地下室の漏水を放って置いてしまうと、流れだしたセメント成分によりコンクリートが剥がれ落ちる爆裂という現象が起き、建物の土台となる基礎に影響が及びます。その様な被害が起こる前にも、きちんと止水のメンテナンスを施し、建物を安全に保ち続けることが大切です。
○ひび割れの修復方法
工事では、まず劣化状態の調査から行います。漏水被害だけでなく、地下室自体にひび割れなどの劣化が生じていた場合は、まず始めに修復を施します。コンクリートのひび割れにはエポキシ樹脂注入工法と言われる工法を用いて直接樹脂の注入を行ったり、バジリスクという最新のコンクリート材を流し込むことによってよりピンポイントで修復を施します。またアクリル樹脂においては、水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。特にバジリスクは、コンクリート中にバクテリアとその栄養分を含み、そのバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術で、注目を集めています。以前別の記事で、ひび割れの修復方法と各工法の特徴についてより詳しく説明しておりますので、気になる方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
○止水方法について
弊社では、地下室の工事において、背面止水注入工法と呼ばれる工法を用いて内側から徹底的に止水を施す工法を推奨しております。背面止水注入工法とは、地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入し、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る工法です。 特徴として高密な止水力でしっかりと浸水を遮断できたり、注入圧力、注入量が確認でき、施工管理が容易にできるためコストが抑えられやすいほか、既設コンクリートに漏水、背面還流水がある箇所など、様々な状態の浸水にも対応できるという優れたメリットを持っています。
○作業の流れ
○工事のメリット
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。弊社では工事に関するお電話でのご相談から現場調査まで、無料で承っております。工法や防水材など、気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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外壁修繕工事では、劣化箇所の修繕だけでなく、用いる塗料によって外観の印象を大きく変えることができます。工事後の仕上がりの特徴や耐用年数も異なるため、マンションの状態や、仕上がりの好みに合わせて塗料を決め、外観をリニューアルし、工事後の耐久性や防水性を向上させます。またひび割れなどの劣化が生じている場合は徹底的に修復し、耐久性の持続を強化させます。今回はこの外壁修繕工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○外壁の経年劣化について
外壁のコンクリートは硬くて丈夫である分、経年劣化による影響を多く受けます。急激な温度変化や、乾燥により中の水分が蒸発すると、収縮が起き、ひび割れが生じやすくなります。この様な劣化が生じているサインの目安としては、外壁を手で擦った時にチョークの様な白い粉が手につく、チョーキング現象が起きているかどうかで判断することが出来ます。このチョーキング現象が起きている場合、外壁の性能をリニューアルさせる外壁修繕工事をお勧めします。外壁修繕工事では、まず外壁がどれくらいの劣化状態にあるのかチェックを行い、その劣化状態に合わせて加減を考えながら洗浄し、汚れやひび割れなどの劣化部分を修繕していきます。
弊社では、ひび割れなどの修繕において、バジリスクという自己治癒型技術を持った修復剤を主に用いて修繕を施します。バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤で、1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。バジリスク以外の修復法としては、主にエポキシ樹脂やアクリル樹脂を用いて修繕します。構造クラックなどの大きいひび割れに対しては、エポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行い、強力な止水効果を発揮させます。強度は比較的バジリスクより強いため、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。またアクリル樹脂は、水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。
○工事の流れ
工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○塗料の種類
<シリコン塗料> 耐用年数:約10〜15年
外壁塗装において主流である塗料です。耐熱性や耐候性に優れており、汚れや色落ちに強い外壁に仕上げることができます。透湿性に富んでいるため、塗装膜が剥がれにくく、カビや藻が生じにくいという特長があります。
<ラジカル塗料> 耐用年数:約8〜16年
汚れに強く、変色がしにくいのを特徴とした塗料です。塗装したときの光沢を持ちを良く仕上げることができます。またチョーキング現象の発生を抑える効果も持ち合わせているのが、この塗料の特徴です。
<フッ素塗料> 耐用年数:約15〜20年
耐用年数が長く、高い耐久性を特徴としている塗料です。汚れがつきにくい性質があり、いつまでも外壁の外観を美しく保つことができます。親水性に富んでいるため汚れにくく、優れた防水性を持ち合わせています。
<セラミック塗料> 耐用年数:約10〜20年
砂や石、セラミックビーズなどの微粒子が配合された塗料で、無機塗料や無機ハイブリット塗料とも呼ばれています。遮熱・断熱効果を持ち合わせており、耐久性や耐候性に優れています。
<ウレタン塗料> 耐用年数:約8〜10年
価格が安く、密着性や耐久性、機能性のすべてにおいてコストパフォーマンスの良い塗料です。塗膜が柔らかく弾性があるので、伸縮性に優れており、ひび割れしにくい加工に仕上げることができます。
○火災保険について
主に天候などの影響を受けて工事が必要となる外壁の修繕工事では、火災保険が適用される場合が多くあります。既存の外壁の劣化状態を調査した後、被害箇所を認定し、鑑定人と必要なやりとりを行って保険金を申請してから工事プランを作成することで、申請の漏れを防ぎ、隈なく工事を施すことが出来ます。
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○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。外壁のメンテナンスを行う事で、建物の第一印象となる外観を美しく保ち、大切なマンションの不動産価値を維持しましょう。弊社では工事に関するご相談から、現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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エレベーターピットが劣化しているかどうかの判断は、コンクリートなどにひび割れが生じていないか、錆が発生していないか、漏水していないかで状態を確認することができます。漏水被害が出ているかどうかを見極めるには、点検をした際に水溜りが無くても、水が蒸発した様な跡が残っているかどうかまで見る必要があります。もしその様な痕跡が見られたら、コンクリートに生じたひび割れなどから、雨水などの水漏れが起こっているサインです。このサインを放っておいてしまうと、後にエレベーター内の異臭や老朽化に繋がっていきます。そうなる前にも、まだ被害が軽度なうちに工事を施すことによって、規模も費用も抑えることが可能です。今回は、このエレベーターピット漏水工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○工事の内容
エレベーターピット点検時、ピット内やその周辺部に汚れや漏水被害が見られる場合は、まず劣化状態を調査した後、錆などの汚れを落としていきます。サビを洗浄し排水作業を行った後、漏水被害の原因となっている劣化箇所を薬液注入工法を用いて徹底的に止水作業を行います。洗浄、止水作業が終わった後、その上から防水材(ケイ酸質系防水材)とトップコートを塗布して、更なる防水性を発揮し、耐久性の持続を強化させるのが工事の一通りの作業です。工事により劣化の原因となっていた漏水箇所をしっかりと修復することで、ピット内環境の改善だけでなく、その後の防水性や耐久性の持続を強化することができます。またピット内が清潔で綺麗になるため、エレベーター利用時の異臭を防ぎ、住民の生活環境の改善に繋がります。
○作業の流れ
工事完了後は状態を確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○止水工法について
弊社では、漏水箇所の修復において、薬液注入工法と呼ばれる工法を用いて、徹底的に止水を施します。薬液注入工法とは任意に固まる時間を調節できる薬液を特殊な機械を用いて高い圧力をかけて注入し、止水や地盤強化を図る工法です。土粒子の隙間に薬液浸透固化することにより、地盤の粘着力が増加するため、地盤が強化され、遮水性が高まるほか、コンクリートの緻密な隙間まで充填して漏水を完全にシャットアウトすることができます。そうして漏水箇所の止水作業が完了した後、その上にケイ酸質系防水材と呼ばれる防水材を塗布を施工することで、より高い防水効果を発揮させます。
<ケイ酸質系防水材とは>
弊社がエレベーターピット漏水工事において用いるこのケイ酸質系防水材は、コンクリートの毛細管空隙を充填し、その量を減少させコンクリートの表面を緻密なものに変化させることにより、防水性能を付与するものです。 コンクリート躯体の耐久性を向上させ、優れた防水性とその持続性を発揮することができます。
○点検時のポイント
エレベーターピット漏水工事をご検討される際、点検時に確かめるべきポイントとして以下のことが挙げられます。
・錆などの汚れが溜まっているかどうか
・水溜り/水が蒸発した様な痕跡があるかどうか
・漏水しているかどうか
・腐食の様な臭いがするかどうか
もしこれらの中で何か気になる点が見つかれば、エレベーターピットが劣化しているサインとして捉え、工事を施すことをおすすめします。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。劣化のサイン気づきにくい箇所であるからこそ、点検を行った際にはきちんと確認することがとても大切です。弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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駐車場のコンクリートに発生した小さな亀裂やひび割れをそのまま放っておいてしまうと、構造クラックと呼ばれる大きなひび割れへと繋がり、建物の耐久性にまで影響が出ていきます。そうなる前にも、まだ亀裂の状態が軽度なうちから、補修材などを用いて修復し、駐車場の安全性を守ることが大切です。今回はこの駐車場の工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○工事の作業について
駐車場塗床工事では、はじめに状態の調査を行って劣化箇所を修繕した後、コテを使って塗床材を塗り、仕上げにコーティング材を塗布していきます。塗床工事のポイントになるのが、ひび割れなどの劣化箇所を修繕する下地処理です。古い塗膜や劣化した下地を全て削り取り、ひび割れや亀裂が見られる箇所に関しては、エポキシ樹脂やアクリル樹脂、バジリスク修復材を用いて修繕した後、塗床材を塗布します。下地処理によってきちんと土台を完成させてから塗床材を塗布する工程に移ることで、より頑丈で耐久性のある仕上がりにすることができます。
○工事の流れ
○ひび割れの修復方法
弊社では、コンクリートのひび割れ修繕工事において、バジリスクという自己治癒型技術を持った修復剤を推奨しております。
バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤で、1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していくため、その素晴らしい技術が、コンクリート構造物の長寿命化、およびメンテナンスフリーまたは大幅軽減等の特長を有することが評価され、2015年に欧州特許庁の欧州発明家賞にノミネートされました。バジリスクによる自己治癒技術工法は、他の工法に比べてンテナンス費用も比較的安く、建物の保守化管理を長持ちさせることができます。
バジリスク以外の修復法としては、主にエポキシ樹脂やアクリル樹脂を用いて修繕します。構造クラックなどの大きいひび割れに対しては、エポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行い、強力な止水効果を発揮させます。強度は比較的バジリスクより強いため、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。またアクリル樹脂は、水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。
○MMA樹脂系塗床材について
ひび割れなどの劣化箇所を修復した後、コテを使って塗床材を塗り、用途に合わせて樹脂を重ね、耐久性を強化します。弊社が駐車場塗床工事で用いる塗料は、主にMMA樹脂系塗床材を使用します。MMA樹脂系塗床とは、硬化速度が速い、光沢がある、意匠性に優れている特徴を持った塗床材です。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。費用の目安としては、下記の通りになっています。
(例)
1.0㎜:4,400円/㎡
1.5㎜:5,700円/㎡
2.0㎜:7,000円/㎡
※塗装を厚くすればその分単価も上がります。一般に、塗装の厚みを2倍にすれば単価は約2倍となります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。工事を施すことによって本来の強度を復元し、抗菌性や耐久性のある床に仕上げることができます。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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建物の最上部にある屋根は、天候によるダメージを受けやすく、経年劣化が著しく現れる箇所です。そんな屋根のメンテナンスには、屋根に塗装を新しく塗り直す屋根塗装工事と、屋根を全て新しく設置する屋根葺き替え工事の主に2種類の工事があります。今回はこの2種類の工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○屋根が受けるダメージ
天候の影響を直接受ける屋根は、雨や雪などが積もることによって水分を含んだり、長年浴びてきた紫外線の影響によって乾燥し、屋根の塗装が剥がれて脆くなっていきます。劣化が重度な状態のものになってくると、雨漏りや建物内部への浸水被害に繋がり、鉄筋の錆びや腐食の原因になりかねません。屋根のメンテナンス工事では、まず最初に既存の屋根の状態を調査し、用いる工法を選んで、修繕を施していきます。
屋根の工事においては、工事を必要とする劣化箇所が雨や台風などの自然災害が原因である場合、火災保険を申請して保険金を受け取って工事を施すことができるケースが多くあります。工事費を節約して、上手にメンテナンスを行うためにも火災保険の申請と工事の施工まで一貫して行うことをお勧めします。
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○屋根塗装工事
紫外線や雨、経年劣化により塗料が剥がれてきてしまった屋根には、屋根の塗装工事を施し、本来の防水機能や強度を戻します。屋根塗装工事では、既存の屋根を洗浄し、劣化部分の修繕を施した後、専用の屋根塗料を塗布して防水性を発揮させます。塗料は主に、アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料があり、それぞれ耐用年数が異なります。また塗料を重ね塗りする事により、十分な防水効果が期待できます。
○屋根葺き替え工事
既存の屋根を全て撤去し、新しい屋根を設置する工事です。建設されてから年数が過ぎている場合や、前回の工事から10年以上経過している場合は、こちらの工事をおすすめします。屋根葺き替え工事の主な作業の流れとしては、まず既存の屋根と、屋根の下に敷いてある防水シート・野地板を撤去し、新しい野地板・防水シート・屋根を張り替えます。もしくは既存の屋根を何も撤去せず、重ねて新しい屋根をつくる工事もあります。一から屋根をリニューアルさせるため、屋根の強度を新しく構築することができます。 建物の屋根の代表的な種類は、瓦屋根・ストレート屋根・トタン屋根・ガルバリウム鋼板屋根などがあり、それぞれの耐用年数は違います。
○工事の流れ
工事完了後、状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○それぞれの耐用年数
<屋根塗装>
<屋根葺き替え>
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。弊社ではお電話での工事に関するご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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屋上の工事に関しては、雨風による劣化や雨漏りによって生じる破損、ひび割れなどが多く見られるため、火災保険が適用となる被害箇所が多く、申請するのに必要な証拠をきちんと揃えることができ、保険が適用されやすい工事であるのが事実です。今回はこの屋上の防水工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○工事について
まず屋上の劣化状態の調査から始まり、既存の防水膜下地(劣化が見られる状態のもの)を除去した後、高圧洗浄機で汚れを落として綺麗な状態にします。そして次に、その屋上の劣化状態に合わせ補修が必要な所は樹脂などで修繕を行い、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。防水膜が薄くなっているだけでなく、ひび割れや亀裂が見られる場合には、防水工事を施す前にひび割れの修繕も必要です。そのようなひび割れなどの劣化部分の修繕を行った後、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布し、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。そして防水層となるウレタン防水を二回にわたって塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。
○工事の流れ
○火災保険を適用するには
火災保険を適用し、費用を抑えて工事を施すためには、まず建物の劣化状態を調査して被害箇所の認定後、鑑定人に”現地調査報告書”の提出 と“工事見積書”の説明をする必要があります。保険の申請が認められると、申請主(お客様)に保険金が渡され、工事を施します。この保険の申請と工事を、それぞれ別の専門の業者に任されて修繕工事をされるケースや、保険の申請を個人で先に行った後に工事を依頼されるケースがありますが、その双方の手段で工事を行おうとすると、工事箇所の申請漏れや保険適用範囲の伝達漏れが発生する場合が多いです。
火災保険を適用して工事を施す場合は、劣化状態の調査から保険の申請とその後の工事まで、一貫して一つの業者で行うことを強くお勧めします。
○防水材の特徴
① アスファルト防水 耐用年数:約17〜20年
アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、防水性が高く、耐用年数が比較的長いのが特徴です。アスファルト防水の中には、熱工法、トーチ工法、常温工法と3種類に分かれており、それぞれ費用や工期が異なります。
② ウレタン防水 耐用年数:約10〜12年
太陽光に反射効果を持つ、遮熱塗料の塗布が可能で、面積が広い屋上では、コストパフォーマンスが上がります。ウレタン防水を紫外線劣化から保護するため、表面にトップコートと呼ばれる保護材が塗られており、そのトップコートを定期的に塗る必要がありますが、定期的にトップコートを塗ることで防水層の劣化速度を遅くし、結果的に建物のランニングコスト低下につながります。
③ FRP防水 耐用年数:約10年
補強した繊維強化プラスチックを用いた工法で、強度な防水層が形成できます。軽量という特徴もあり、木造の屋上への施工が適している場合が多く見られる工法です。こちらも定期的にトップコートを塗ることで長期なコストパーフォマンスの向上が可能です。
④ 塩ビシート防水 耐用年数:約10〜13年
塩化ビニールから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。シートが変芸自在なため、狭い場所や、複雑な形状をしたところにも施工可能なのが特徴としてあげられます。また耐久性が高く、施工時の美しい状態を維持しやすいという特徴があります。
⑤ ゴムシート防水 耐用年数:約10〜12年
合成ゴムから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。塩ビシート防水とは異なって狭い場所や複雑な形状をした場所の工事には向いていませんが、工期が短期間で済み、施工しやすく、コストが抑えられるといったメリットがあります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。弊社ではお電話での工事に関するご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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年数が経つにつれて、様々な箇所に劣化が見られるマンション。マンションの工事と聞くと、改修工事と修繕工事の二つを思い浮かべられる方が多いと思います。ですが具体的に改修工事では何を行うのか、修繕工事では何を行うのか、それぞれの違いについては、はっきり分からない方もいらっしゃると思います。今回の記事では、この二つの工事の違いや、費用、そして工事においての火災保険の適用の仕方について、詳しくご説明致します。
[目次]
○改修工事と修繕工事の違い
改修工事とは、建物に新たに付加価値をつけ、グレードアップさせる工事のことを指します。バリアフリー加工や新たなシステムの導入、耐震強度の向上工事など機能性や利便性、安全性を改修工事によって備えておくことで、不動産価値を向上させ、入居率の上昇を期待することが出来るのが、この工事の目的です。
一方修繕工事においては、建物に生じた劣化箇所の修繕を行うことをメインとし、 老朽化した箇所を建設当時の水準まで復元できる様、安全性と耐久性を戻す工事のことを指します。よくマンションの大規模修繕工事という言葉を耳にされるかと思いますが、ここでいう修繕工事も同じものを指します。主な工事箇所としては、外壁の塗装工事やタイルの張り替え工事、屋根や屋上の防水工事、その他共用部分の修復などです。
まとめると、建物をグレードアップさせるのが改修工事、建物の劣化箇所を修繕して建設当時の水準に戻すのが修繕工事です。改修工事においては、建物の劣化箇所の修復だけでなく、同時に新設するものを加えるので、修繕工事と比べると工期が長く、また費用が高いのを特徴とします。
○費用について
<改修工事>※目安
<修繕工事>
費用の目安としては、国土交通省が2017年5~7月に実施した「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、1戸当たりの工事金額は75万~120万円前後、平均で100万円となっています。マンションの規模によっても値段は変動致しますので、あくまで平均の目安です。
○工事と火災保険
主に修復をメインとした修繕工事などにおいて、火災保険を適用して工事の費用を大幅に浮かす事も可能です。外壁の修繕工事や屋根、屋上の修繕工事に関しては、工事を必要とする箇所が雨や風、台風などの自然災害の影響を受けて生じた劣化被害であれば、火災保険の申請をして保険金を受け取れる場合が多くあります。
火災保険を適用してマンションの修繕工事を行うには、まず建物の劣化状態を調査し、保険の鑑定人と被害箇所の認定を行う必要があります。工事箇所の被害を状態調査で確認後、”現地調査報告書”の提出 と“工事見積書”の説明をし、保険の申請が認められると、申請主(お客様)に保険金が渡される仕組みです。そのため現場の劣化状態の調査を先に行う事で、 被害箇所の漏れがないよう申請を行います。
弊社では保険の申請から工事プランの作成、そして工事まで全て一貫して行なっています。そのため保険の申請と工事施工をそれぞれ別の業者に依頼して工事を行うより、申請箇所の漏れや修繕箇所の伝達漏れが大幅に少なく、安心して大規模な修繕工事を行うことができます。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。改修工事と修繕工事の違いやその費用について、少しでもご興味を持っていただけましたら幸いです。 弊社では工事に関するご質問のお電話でのサポートや、現場の状態調査まで、無料で承っております。気になられる点やご不明な点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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