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月別アーカイブ: 2021年2月

水が蒸発した跡は劣化のサイン!エレベーターピット漏水工事はLAS

 

施工前

 

エレベーターピットにみられる漏水被害の原因は、経年劣化により建物に生じた小さな亀裂やひび割れから雨水が侵入することにあります。点検をした際に水が蒸発した跡や水溜りがあると、建物が劣化しているサインです。放っておくと、錆やバクテリアの繁殖に繋がり、様々な二次被害を引き起こします。今回はこのエレベーターピット漏水工事について、漏水の原因から対策まで、詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○工事について

○劣化箇所の修復方法

○防水材について

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

 

○工事について

 

ピットに水が溜まってしまうと、バクテリアなどの繁殖によりエレベーター内に異臭が生じたり、錆が広がることでエレベーター自体の老朽化に繋がります。マンションのエレベーターピットの漏水工事では、溜まってしまった水の排水処理を行うほか、水漏れの止水、ひび割れの補修を施し、防水材を塗布することで防水性を強化します。

 

 

 

○劣化箇所の修復方法

 

ピット内に水が溜まる原因となるひび割れなどの劣化箇所に関しては、薬液注入工法を用いて修繕し、頑丈に止水します。薬液注入工法とは任意に固まる時間を調節できる薬液を特殊な機械を用いて高い圧力をかけて注入し、止水や地盤強化を図る工法です。薬液注入による止水工法で遮水性を強化、そして防水材であるケイ酸質系防水材を施工することでより防水効果を発揮することができます。

 

 

 

 

 

○防水材について

 

弊社では“ケイ酸質系防水材”と呼ばれる防水材を使用しております。

 ケイ酸質系防水材には既調合粉体と水を練り混ぜて用いるI( アイ) タイプとエマルジョンと水、又は再乳化形粉末樹脂が混合された既調合粉体と水で練り混ぜて用いるPタイプの2種類があります。コンクリートの毛細管空隙を充填し、その量を減少させコンクリートの表面を緻密なものに変化させることにより、防水性能を付与するものです。塗布する事によりコンクリート躯体の養護と防水に優れた性能を発揮できます。

 

 

 

 

 

○作業の流れ

 エレベーターピット内の調査

排水作業

乾燥

薬液注入工法によるひび割れの修繕

防水作業

トップコート材塗布

工事完了

お引き渡し

工事完了後は状態を確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。また劣化のサイン気づきにくい箇所であるからこそ、点検を行った際にはきちんと漏水していないか、劣化していないかを確認することがとても重要です。弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[関連記事]

ーー建物のひび割れ修繕工事-都内マンションの工事はLASーー

ーー港区 エレベーターピット防水工事ーー

[保険申請や工事に関してのご相談]

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厨房の塗床工事、工程や気になるポイントまで徹底解説!

 

塗床

 

床に飛び散った油や汚れが床に溜まってしまうと、樹脂の剥がれや亀裂が生じ、床自体の衛生面や耐久性に問題が出てきます。そうなる前にも、きちんと劣化箇所を修繕し、塗床工事を施すことで、床を衛生的に保つだけでなく、滑りにくい床に仕上げることで、厨房での事故の防止や安全性を高めることが大切です。

 

 

[目次]

○工事について

○各工程のポイント

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

○工事について

 

塗床工事では、既存の床を洗浄後、劣化箇所を修繕し、塗床材を塗布して、滑りにくく抗菌性のある仕上げや、対熱性・耐久性のある床に仕上げます。床に厚膜防水加工を施す場合は、コテやローラーなどでムラなく塗布し、その上に専用の上塗り塗材でコーティングします。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。

 

 

 

○各工程のポイント

 

工事のおおまかな流れとしては、まず床の下地処理から始まり、その後塗床材となる塗料を用途に合わせて塗布し、コーティング材を施して仕上げる流れになっています。

 

<下地処理>

高圧洗浄機などを用いて汚れを洗浄し、既存の古い塗膜や劣化した下地を全て削り取ります。洗浄後、ひび割れなど亀裂が発生している箇所に関しては、エポキシ樹脂やアクリル樹脂を用いて修復し、健全で密着性の高い新たな下地を作ります。

<ひび割れ修復>

・エポキシ樹脂による修復

ピンポイントでひび割れを補修できるスムースエポ工法や、BC加圧ゴムの圧力を使って時間をかけてゆっくりと補修材を注入するボンドシリンダー工法を用いて、大きなひび割れもしっかりと修復を施します。優れた強度を特徴とする樹脂です。

・アクリル樹脂による修復

コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、0.1mm以下の微細なひび割れにも注入することができる樹脂です。エポキシ樹脂と比べて変異原生物質や環境ホルモン物質を含まないため、比較的に環境に配慮して工事を施工することができます。水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。

<塗床材塗布>

下地処理によってきちんと土台を完成させた後、コテを使って塗床材を塗り、目的の用途にあった仕上がりにします。弊社が塗床工事で用いる塗料には様々な種類がありますが、レストラン厨房においては主に水系硬質ウレタン系塗床材を用います。

水系硬質ウレタン系塗床材は、水系であるため臭気の残存が少なく、また有機溶剤を含んでいないので安全性が高く地球に優しい塗床材です。そのため厨房や食品工場に適しており、耐熱性・耐水性・耐薬品性・耐衝撃性に優れた床に仕上げることができる塗床材です。さらにその上からコーティング材を塗布することで、劣化による剥離を起こりにくくさせ、耐久性をより長持ちさせます。

 

 

 

 

 

○作業の流れ

 

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

工事完了後、状態を確認いただき、ご納得いただけましたらお引き渡しとなります。

 

 

○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。塗床工事を施すことで、衛生面や耐久性を向上させるだけでなく、滑りにくい床に仕上げることで、厨房での事故の防止や安全性の向上につながります。

弊社では、お電話による工事のご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。なにか気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

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マンションの外壁修繕、大規模修繕工事ってなに?

 

マンション大規模修繕工事

 

マンションの修繕工事を行うタイミングとしては、およそ10〜15年に一度とされておりますが、異常気象による影響や、建物の周辺環境によって、工事を必要とするタイミングには差が生まれます。外壁においては、表面を手でこすった時に白い粉が付着するチョーキングと呼ばれる現象が起こっている場合は、外壁が劣化しており、すぐに工事を施したいい状態と言えます。今回はこの外壁修繕に注目して、マンションの大規模修繕工事について、詳しくご説明致します。

 

[目次]

○外壁修繕工事とは

○大規模修繕工事の具体的な作業

○それぞれの外壁塗料の仕上がり

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

○外壁修繕工事とは

 

マンションの外壁修繕工事では、まず外壁の劣化状態の調査から始まります。全体に足場を組んで、汚れを洗浄した後、ひび割れなどの劣化部分をしっかりと修復して、外壁の防水性や耐久性の基盤となる部分をしっかりと作り上げます。そして完成後の仕上がりにあった塗料を塗布し、工事終了となります。

外壁がタイル貼りである場合は、上から剥落防止となる保護材を塗布して、タイルの密着性を高めるだけでなく、防水性も強化させ、外壁自体をリニューアルさせます。

以前別の記事で詳しく説明しておりますので、気になる方はこちらをご覧ください。

ーー経年劣化によるタイルの剥落を防ぐ!外壁修繕工事はLASーー

 

どちらの外壁修繕工事においても、劣化箇所の修繕は必要不可欠です。クラックと呼ばれる建物にできたひび割れに関しては、修復材バジリスク、エポキシ樹脂、もしくはアクリル樹脂を用いて修復します。それぞれの修復材の特徴を踏まえて、外壁の劣化状態に合わせて工法を選び、修繕します。

外壁に発生する大きいひび割れに対しては、エポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行い、アクリル樹脂は水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。また自己治癒型修復材であるバジリスクは、1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。

 

 

 

○大規模修繕工事の具体的な作業

 

大規模修繕工事とは、建物に生じた劣化箇所の修繕を行うことをメインとした工事で、 老朽化した箇所を建設当時の水準まで復元できる様、安全性と耐久性を戻す工事のことを指します。

 

<主な工事箇所>

・外壁の塗装工事

・外壁タイルの貼り替え工事

・屋根や屋上の防水工事

・その他劣化箇所の修繕工事

 

またマンションの大規模修繕工事では、工事箇所の原因が雨や風、台風などの自然災害である場合、十分な証拠を写真にして報告書とともに申請すると、火災保険が適用可能となり、工事費を節約できる場合が多くあります。

そのため具体的な作業としては、まず建物がその様な劣化状態であるのか、きちんと調査を行うことから始まります。そうして工事プランと費用の見積もりを作成し、建物にあった工法で修繕を施していきます。

 

 

 

 

○それぞれの外壁塗料の仕上がり

 

<シリコン塗料>  耐用年数:約10〜15年

外壁塗装において主流である塗料です。耐熱性や耐候性に優れており、汚れや色落ちに強い外壁に仕上げることができます。透湿性に富んでいるため、塗装膜が剥がれにくく、カビや藻が生じにくいという特長があります。

<ラジカル塗料> 耐用年数:約8〜16年

汚れに強く、変色がしにくいのを特徴とした塗料です。塗装したときの光沢を持ちを良く仕上げることができます。またチョーキング現象の発生を抑える効果も持ち合わせているのが、この塗料の特徴です。

<フッ素塗料>  耐用年数:約15〜20年

 耐用年数が長く、高い耐久性を特徴としている塗料です。汚れがつきにくい性質があり、いつまでも外壁の外観を美しく保つことができます。親水性に富んでいるため汚れにくく、優れた防水性を持ち合わせています。

<セラミック塗料>  耐用年数:約10〜20年

砂や石、セラミックビーズなどの微粒子が配合された塗料で、無機塗料や無機ハイブリット塗料とも呼ばれています。遮熱・断熱効果を持ち合わせており、耐久性や耐候性に優れています。

<ウレタン塗料>  耐用年数:約8〜10年

価格が安く、密着性や耐久性、機能性のすべてにおいてコストパフォーマンスの良い塗料です。塗膜が柔らかく弾性があるので、伸縮性に優れており、ひび割れしにくい加工に仕上げることができます。

 

 

 

 

○作業の流れ

 

工事のご相談、現場調査

お見積もり

ご契約

足場の設置

外壁の洗浄

ひび割れなどの修繕

塗装

工事完了

 工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。弊社ではお電話での工事に関するご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[保険申請や工事に関してのご相談]

03-4500-2857

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

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屋根や屋上はどうやって修復?都内マンションの工事はLAS

マンション 防水工事

年数が経過するにつれて、屋根や屋上も雨風や乾燥、台風などの天候からのダメージを受けます。屋根の表面や内部が劣化したり、屋上の防水膜に亀裂が生じたりしていると、雨漏りの原因になり、錆の発生や鉄筋部分の腐食につながります。建物が老朽化する前にも、屋根や屋上の劣化箇所からしっかり修繕しておくことが大切です。今回はこの屋根、屋上防水工事について、詳しくご説明致します。

 

[目次]

○屋根葺き替え工事、屋根塗装工事

○屋上防水工事

○火災保険について

○作業の流れ

○まとめ

 

○屋根葺き替え工事、屋根塗装工事

<屋根葺き替え工事>

  屋根葺き替え工事は、既存の屋根を全て撤去し、新しい屋根を設置する工事のことを指します。建物の屋根の代表的な種類は、瓦屋根・ストレート屋根・トタン屋根・ガルバリウム鋼板屋根などがあり、それぞれの耐用年数は違います。それぞれの屋根の耐用年数は以下が目安とされますので、建設されてから年数が過ぎている場合や、前回の工事から10年以上経過している場合は、工事をおすすめします。

・瓦屋根(日本瓦/洋瓦/セメント瓦)    20年〜60年

・ストレート屋根             10年〜30年

・トタン屋根               10年〜20年

・ガルバリウム鋼板屋根          20年〜40年

屋根葺き替え工事の主な作業の流れとしては、まず既存の屋根と、屋根の下に敷いてある防水シート・野地板を撤去し、新しい野地板・防水シート・屋根を張り替えます。もしくは既存の屋根を何も撤去せず、重ねて新しい屋根をつくる工事もあります。一から屋根をリニューアルさせるため、屋根の強度を新しく構築することができます。

 

 

 

<屋根塗装工事>

 屋根塗装工事では、既存の屋根を洗浄し、劣化部分の修繕を施した後、専用の屋根塗料を塗布して防水性を強化させます。塗料は主に、アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料があり、それぞれ耐用年数が異なります。また塗料を重ね塗りするため、十分な防水効果が期待できます。下記が塗料のそれぞれの耐用年数の目安です。

 

・アクリル塗料         約 8年〜10年

・ウレタン塗料         約10年〜12年

・シリコン塗料         約10年〜12年

 

 

○屋上防水工事

屋上の防水工事では、既存の防水膜に生じた屋上の汚れを洗浄し、劣化箇所にエポキシ樹脂などを用いて修繕を行った後、防水材を塗布して仕上げます。屋上防水工事で弊社が用いる防水材のそれぞれの耐用年数は以下を目安にしています。

 

・ アスファルト防水       約17〜20年

 ・ウレタン防水         約10〜12年

・ FRP防水              約10年

・塩ビシート防水        約10〜13年

・ゴムシート防水        約10〜12年

 

屋上防水工事の主な流れとしては、まず屋上の劣化状態の調査後、既存の防水膜下地(劣化が見られる状態のもの)を除去し、高圧洗浄機で汚れを落として綺麗な状態にします。そして屋上の劣化状態に合わせて補修が必要な箇所を補修材を用いて修繕し、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。防水膜が薄くなっているだけでなく、ひび割れや亀裂が見られる場合には、防水工事を施す前にひび割れの修繕も必要です。劣化部分の修繕後、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布し、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。そして防水材を二回にわたって塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。

 

ーー屋上防水工事ビフォーアフター 港区・中央区ーー

○火災保険について

雨風や台風など、天候の影響を直接受ける屋根や屋上の劣化箇所に関しては、自然災害が原因となって必要となる工事なので、きちんと申請をすれば火災保険を適用できるケースが多くあります。以前こちらの記事で火災保険の申請の方法から注意点について詳しくご説明致しましたので、気になる方はぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。

ーーマンションの修繕費を火災保険で抑える!株式会社LASーー

○工事の主な流れ 

屋根、屋上の劣化状態の調査

用いる工事、工法の決定

お見積もり作成

ご契約

工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。弊社ではお電話での工事に関するご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[保険申請や工事に関してのご相談]

03-4500-2857

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

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