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ひび割れ修繕工事では、クラックと呼ばれるコンクリートの目に見えるひび割れはもちろん、目視確認では発見が難しい些細な亀裂まで、きちんと修繕作業を施します。放っておくと建物の耐震強度にまで影響を及ぼす原因となる為、まだ状態が軽度のうちからメンテナンスをしっかりと施しておくことで、様々な二次被害を防ぐ事に繋がります。今回はこのひび割れ修繕工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○ひび割れについて
主に外壁や地下などのコンクリートは硬くて丈夫である分、乾燥してしまうと中の水分が蒸発して乾燥による収縮が起き、ひび割れが生じやすくなります。また、急激な気温の変化も、その原因の一つです。建物に生じた亀裂やひび割れはクラックと呼ばれ、そのクラックの大きさによって危険性が分かれています。
幅0.3mm以下、長さ4mm以下ののひび割れをヘアクラックと呼びます。髪の毛が入るようなサイズの小さなひび割れの事を指すので、その様な名前がつけられました。ヘアクラックは重大な欠陥ではないものの、放っておくとその深さが増して雨漏りや老朽化に繋がるので、しっかりと修復を行う必要があります。
ヘアクラック以上の幅、長さを越えるひび割れを構造クラックと呼びます。構造クラックは、建物の内部にまで影響する深刻なひび割れです。ひび割れ修復工事では、この構造クラックはもちろん、大きくなりかねないヘアクラックから、ひび割れが起きそうなコンクリートの劣化部分までしっかりと修繕を施します。
○修復方法について
工事のはじめにひび割れの状態調査を行った後、建物やひび割れの状態にあった修復材を選んで施工していきます。
弊社では、コンクリートのひび割れ修繕工事において、バジリスクという自己治癒型技術を持った修復剤を推奨しております。バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤で、1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。
バジリスク以外の修復法としては、主にエポキシ樹脂やアクリル樹脂を用いて修繕します。構造クラックなどの大きいひび割れに対しては、エポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行い、強力な止水効果を発揮させます。強度は比較的バジリスクより強いため、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。またアクリル樹脂は、水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。
○作業の流れ
○まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。一見些細な劣化に見られる小さなひび割れでも、放っておくと水漏れや浸水など、様々な被害や建物の老朽化に繋がりかねません。そうなる前にも、修繕をきちんと施し、常に建物を綺麗な状態で保つ事がとても大切です。弊社では、工事に関するお電話でのご相談から、現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなく、ご相談ください。
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