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日別アーカイブ: 2021年2月24日

駐車場の塗床工事について詳しく解説!都内マンションの工事はLAS

 

駐車場 漏水状況

 

駐車場の主構造であるコンクリートは、年数が経つにつれて乾燥して収縮したり、中性化してもろくなっていきます。小さな亀裂やひび割れをそのまま放っておいてしまうと、建物の耐久性にまで関わるひび割れへと大きくなりかねません。そうなる前にも、まだ亀裂の状態が軽度なうちから補修工事を行うことが大切です。今回はこの駐車場の工事について、詳しくご説明致します。

 

 

[目次]

○駐車場塗床工事について

○工事のポイント

○塗床材と費用の目安

○作業の主な流れ

○まとめ

 

 

 

○工事について

 

駐車場塗床工事では、はじめに状態の調査を行って劣化箇所を修繕した後、コテを使って塗床材を塗り、仕上げにコーティング材を塗布していきます。

既存の駐車場にクラックと呼ばれる亀裂やひび割れが発生している場合は、エポキシ樹脂やアクリル樹脂、バジリスク修復材を用いて修繕した後、塗床材を塗布します。これらの修復材はそれぞれ特徴が異なるため、形状が複雑な箇所や漏水被害が見られる箇所など、様々な劣化状態に合わせて施工することができます。

 

 

 

○工事のポイント

 

<下地処理>

古い塗膜や劣化した下地を全て削り取り、ひび割れや亀裂が見られる場合は修繕を施して、健全で密着性の高い新たな下地を作ります。下地処理によってきちんと土台を完成させてから塗床材を塗布する工程に移ることで、より頑丈で耐久性のある仕上がりにすることができます。

<塗床材塗布>

下地処理完了後、コテを使って塗床材を塗り、用途に合わせて樹脂を重ね、耐久性を強化します。床に厚膜防水加工を施す場合は塗材をコテやローラーなどでムラなく塗布しその上に専用の上塗り塗材でコーティングします。厚膜防水とはビルの屋上やベランダなどで多く用いられる防水工法です。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。

<コーティング材塗布>

仕上げにコーティング材を塗布し、劣化による剥離を起こりにくくさせ、さらに塗床材の効果を強化させます。工事完了後の持ちを良くし、耐久性の水準を長く保たせます。

 

 

 

 

○塗床材と費用の目安

 

弊社が駐車場塗床工事で用いる塗料は、主にMMA樹脂系塗床を使用します。MMA樹脂系塗床とは、硬化速度が速く、工期が短いのを特徴とした塗料です。光沢があり、意匠性に優れているので食品工場、倉庫、低温倉庫、駐車場などでの施工が多いです。

 <費用の目安>

(例)
1.0㎜:4,400円/㎡
1.5㎜:5,700円/㎡
2.0㎜:7,000円/㎡

塗装を厚くすればその分単価も上がります。一般に、塗装の厚みを2倍にすれば単価は約2倍となります。

 

 

 

○主な作業の流れ

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

 

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。工事を施すことによって本来の強度を復元し、抗菌性や耐久性のある床に仕上げることができます。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

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