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月別アーカイブ: 2021年1月

保険が適用される工事とは?都内マンションの修繕工事はLAS

 

集合住宅 

 

 

マンションの修繕工事において、火災保険を活用して工事にかかる費用を節約できる方法があることをご存知ですか?火災保険は雨や台風など、工事を必要とする箇所の原因が自然災害である場合、十分な証拠を写真にして報告書とともに申請すると、適用可能となるケースが多くあります。今回は、保険の申請の方法から工事の種類について、詳しくご説明いたします。

 

 

[目次]

○保険申請について

○保険が適用となる工事

○主な流れ

○まとめ

 

 

 

○保険申請について

 

火災保険を適用してマンションの修繕工事を行うには、まず建物の劣化状態を調査し、保険の鑑定人と被害箇所の認定を行う必要があります。保険の申請と工事を、それぞれ別の専門の業者に任されて修繕工事をされるケースや、保険の申請を個人で先に行った後に工事を依頼されるケースがありますが、その双方の手段で工事を行おうとすると、工事箇所の申請漏れや保険適用範囲の伝達漏れが発生する場合が多くみられます。火災保険を適用して工事を施す場合は、劣化状態の調査から保険の申請とその後の工事まで、一貫して一つの業者で行うことを強くお勧めします。

工事箇所の被害を状態調査で確認後、”現地調査報告書”の提出
と“工事見積書”の説明をし、保険の申請が認められると、申請主(お客様)に保険金が渡され、工事を施します。現場の劣化状態の調査を先に行い、事前に工事プランを見積もることで、 工事範囲をくまなく、漏れがないように保険の申請を行えるようになります。

 

また火災保険を活用して工事を行う場合、建物の劣化箇所だけでなく、工事が必要となりそうな状態が見られる箇所(これから被害が現れそうになる箇所)まできちんと発見し、それを踏まえた上でどういった工事を施すかを考えることがとても大切です。被害箇所の漏れが無いよう徹底的に調査し、被害箇所を十分な証拠として写真に残して申請を行った後、工事を施せる様、専門的な知識と実績でお客様をお守りすることが、弊社が一から保険活用工事をサポートさせていただく理由の一つです。

 

 

 

 

 

○保険が適用となる工事

 

[
屋根・屋上補修工事]

屋根や屋上は、天候の影響を直接受けるため火災保険適用となる被害箇所が発見しやすく、申請するにあたって必要な証拠がきちんと揃えることができ、保険が適用されやすい工事箇所です。

 

・屋根葺き替え工事

・屋根塗装工事

・屋上塗装工事

 

ーー屋根・屋上の塗装工事!都内の工事はLASーー

 

 

 

[外壁修繕工事]

外壁の劣化を修繕する工事です。
外壁面のひび割れや塗装の浮き剥がれ、サッシやドア、各種点検口、ハッチ部、吸排気ダクトなどの劣化により防水効果が効いてない状態にある場合、工事を必要とします。
こちらは屋根の工事と比べると保険の申請は少し難しくはなりますが、状態が軽度なうちから工事をすることで、修繕費用を大幅に抑えることができます。

 

・外壁塗装工事

・外壁タイル張り替え工事

 

ーー外壁修繕で建物をリニューアル!マンションの工事はLASーー

 

 

 

[コンクリート面などのひび割れ修繕工事]

鉄筋コンクリート造マンションのいたるとこに生じるひび割れを補修する工事です。
地震の多い日本では亀裂やひび割れが生じやすく、そこから雨水が侵入することによって内部鉄筋を腐食させる原因となります。放っておくと、耐震強度の低下や錆、バクテリアの繁殖など、深刻な問題の原因となります。またこの工事も、軽度なうちに補修工事を施工することで、費用を大幅に抑えることができます。

ひび割れ補修はどの工事においても必要となるので、保険が適用可能となれば、工事費の節約に繋がります。

 

ーーひび割れ補修工事、自己治癒技術でお手軽に!ーー 

 

 

 

○主な流れ

 

建物の状態をチェックする現地調査

現地調査終了後、保険が適用される被害箇所の認定

保険内で行える工事のプラン作成

弊社が鑑定人に被害箇所(工事箇所)の証拠提出

保険申請

申請主(お客様)に保険金が渡される

弊社による補修工事

工事完了

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

 

○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。火災保険を申請して工事を行うにはいくつか注意点がありますが、それらをしっかり踏まえて申請すればきちんと活用することができます。ご相談や気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[保険申請や工事に関してのご相談]

03-4500-2857

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

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塗床工事の種類や気になる工程は?都内の工事はLAS

防水工事

 

 

[目次]

○工事について

○工事のメリット

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

○工事について

 

付着した汚れや経年劣化により、床の一部が剥がれてしまったりひび割れが起きている場合は、床自体の強度や防水性、耐重量性が低下している状態です。その様な状態である場合には、塗床工事を施し、劣化箇所の修復や塗料を塗って耐久性を向上させる必要があります。

塗床工事では塗床材を塗布する前に行う下地処理がとても大切です。まず高圧洗浄機を用いて既存の汚れを落とし、床の劣化状態を確認後、ひび割れなどの修繕を必要とする箇所を徹底的に修復して、床の土台となる基盤をしっかりとした状態にさせます。

その後、床の状態や好みの仕上がり状態に合わせて塗床材を塗布し、最後にトップコートを重ねます。弊社が塗床工事で使用する塗床材は、主にウレタン、MMA樹脂系、エポキシ樹脂系を用いており、それぞれ特徴が異なります。

 

 

<下地処理でのひび割れ修復>

 

“バジリスク”とは

バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。

 

 

 

<塗床材の特徴> 

 

[水硬性ウレタン樹脂系塗床]・・・厨房・食品工場・薬品工場倉庫など

特徴:耐熱水性、耐薬品性、耐荷重性に優れていて施工中の臭気が少ない。

[硬質ウレタン系塗床]・・・研究室・クリーンルーム・病院機械工場・事務所など

特徴:磨耗しにくく、耐久性、耐衝撃性が高く、光沢があり、意匠性に優れている。

[MMA樹脂系塗床]・・・倉庫・低音倉庫・食品工場・駐車場など

特徴:硬化速度が速く、工期が短い。光沢があり、意匠性に優れている。

[エポキシ樹脂系塗床]・・・研究室・病院工場・実験室など

特徴:光沢があり、耐薬品性に優れている。耐電化工が可能なのが特徴であり、静電気防止効果がある。

 

これらの塗料を用いて、床に厚膜防水加工を施す場合は塗材をコテやローラーなどでムラなく塗布しその上に専用の上塗り塗材でコーティングします。厚膜防水とはビルの屋上やベランダなどで多く用いられる防水工法です。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。

 

 

 

 

○工事のメリット

 

塗床工事を施すメリットとしては、劣化箇所の修繕だけでなく、衛生状態の改善や耐熱性、防水性、耐久性の向上を施せる所です。床が劣化していてひび割れや亀裂が起きている状態であると、水漏れや鉄筋部分の錆の発生が起こり、様々な二次被害へと繋がっていきます。そうなる前に、劣化が軽度な状態からメンテナンスを施すことがとても大切です。

 

 

 

○作業の流れ

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

 

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

[保険申請や工事に関してのご相談]

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地下室には水が溜まりやすい?都内マンションの防水工事はLAS

 

 

地下 工事

硬く頑丈なコンクリートで覆われており、建物の最下部に位置する地下室は、その立地から換気が難しく、水が溜まりやすい箇所です。水溜りを放って置いてしまうと、バクテリアの繁殖やコンクリートが剥がれ落ちる爆裂と言う現象が起き、建物の老朽化へと繋がっていってしまいます。今回はこの地下防水工事について、詳しくご説明致します。

[目次]

○漏水被害から起こる”爆裂”とは

○工事について

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

 

○漏水被害から起こる”爆裂”とは

 

地下構造であるコンクリートは、年数が経つにつれて劣化するとコンクリート内の成分が中性化し、砂と砂の結合が弱くなります。そうしてセメント成分が流れ出してしまうと、コンクリート内の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートが剥がれ落ちる爆裂という現象が起きます。鉄筋がコンクリートを押して出てきてしまっている状態なので、爆裂が起きるとコンクリート内部から錆びた水が流れ込み、地下室の状態をより悪化させる原因となります。この爆裂が起きる前の軽度な劣化状態から、早めに工事を行ってメンテナンスを施すことが大切です。

 

 

 

○工事について

 

地下の防水工事と言うと、周りの地盤ごと修復を施す大掛かりな工事という費用が高いイメージを持たれる方も多いと思いますが、実際はその様な手段を選ばずとも十分な防水工事を施すことができます。

弊社の地下漏水工事では、まず地下構造のコンクリート壁に穴を開け、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入し、 防水層の劣化した躯体に新たに防水層を作る背面止水注入工法を用いて、地下に水が溜まる原因となっている箇所にしっかりと止水を施します その後、工事箇所の劣化状態に合わせて防水材を塗布し、完成後の防水性を強化させます。

 

 

<背面止水注入工法の魅力>

この工法の特徴としては、既設コンクリートからの漏水や、背面還流水がある箇所など、様々な状態の漏水箇所に対応できる高密な止水力を持ち合わせています。

また注入する際の圧力や、注入量が確認できることから、他の工法に比べて施工管理が容易であり、コストが抑えられるという嬉しいメリットがあるのも、この背面止水注入工法の魅力です。

 

 

 

<それぞれの防水材の特徴>

 

アスファルト防水

  アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、防水性が高く、耐用年数がほかの工法と比べて比較的長いのが特徴です。アスファルト防水の施工方法は、主に熱工法と冷工法の2つに分かれます。

・ FRP防水

補強した繊維強化プラスチックを用いた工法で、強度な防水層が形成できます。軽量という特徴もあり、木造の屋上への施工が適している場合が多く見られる工法です。こちらも定期的にトップコートを塗ることで長期なコストパーフォマンスの向上が可能です。

 

 

 

○作業の流れ

 

現場調査

防水設計

お見積もり

ご契約

防水工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。弊社では工事に関するお電話でのご相談から現場調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

[保険申請や工事に関してのご相談]

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エレベーターピット漏水被害はどう対処?原因から工事について解説!

 

 

エレベーターピット漏水工事

 

 

エレベーターの最下部に位置するエレベーターピット。経年劣化によりピット内に水が溜まると、そこから発生したバクテリアなどの繁殖によりエレベーター内に異臭が生じたり、錆によるエレベーター自体の老朽化に繋がりかねません。そうなる前にも、漏水箇所をしっかりと止水し、工事を施すことが大切です。今回はこのエレベーターピット漏水工事について、漏水の原因から対策まで、詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○漏水の原因

○引き起こされる被害

○工事について

○工事のメリット

○まとめ

 

 

 

 

○漏水の原因

 

エレベーターピットにみられる漏水被害の原因は、経年劣化により建物に生じた小さな亀裂やひび割れから雨水が侵入することにあります。エレベーターピットを囲むコンクリートなど、建物のありとあらゆる箇所から侵入した水が最下部であるピットへ流れこみ、水が溜まっていく仕組みになっています。

ただ、少量の水であると自然に蒸発してしまったり、その存在する位置からあまり点検を行わないでいると、漏水被害に気づかず、見過ごしてしまうことが多くあります。

点検を行った際には、著しい漏水被害が見られなくても、被害のほかに、水が蒸発した様な痕跡はないか、鉄筋やその他の部分に錆がないかどうかまで確認し、劣化状態を確かめることが大切です。

 

 

 

 

○引き起こされる被害

 

エレベーターピット内の漏水被害を放ったままにすると、その原因から様々な二次被害へと繋がってしまいます。

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・バクテリアの繁殖

・腐食による汚れ

・異臭

・エレベーターの老朽化

・錆の発生

・エレベーター周囲の劣化

など、その被害はエレベーターだけにとどまらず、建物全体の耐震強度にまで悪影響が発生しかねません。

 

 

 

 

 

○工事について

 

様々な被害から建物を守るエレベーターピットの漏水工事では、ピット内の水溜りの排水処理を行うほか、薬液注入工法による水漏れの止水やひび割れの補修を施し、防水材を塗布することでピット内を頑丈に修繕し直します。

薬液注入工法とは任意に固まる時間を調節できる薬液を特殊な機械を用いて高い圧力をかけて注入し、止水や地盤強化を図る工法です。この薬液注入工法による止水作業をした上で防水作業を行うことによって、しっかりとピットのひび割れや漏水を防ぐことに繋がります。水や地盤強化を図る工法です。

薬液注入による止水工法で遮水性を強化、そして防水材であるケイ酸質系防水材を施工することでより防水効果を発揮することができます。

工事の主な流れとしては下記に記述した通りになります。

 

 エレベーターピット内の調査

排水作業

乾燥

薬液注入工法によるひび割れの修繕

防水作業

トップコート材塗布

工事完了

お引き渡し

工事完了後は状態を確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

○工事のメリット

・工事によりひび割れなどの劣化を修復することができる

・薬液注入工法により、漏水箇所をしっかりと止水できる

・錆などの汚れを洗浄し、ピット内の清潔を保つことが出来る

・エレベーターの耐久性を強く保てる

・異臭の発生を防ぎ、住民の生活環境の改善

○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。また劣化のサイン気づきにくい箇所であるからこそ、点検を行った際にはきちんと漏水していないか、劣化していないかを確認することがとても重要です。弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

[関連記事]

ーー建物のひび割れ修繕工事-都内マンションの工事はLASーー

ーー港区 エレベーターピット防水工事ーー

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ひび割れの修復方法について-自己治癒技術のバジリスクってなに?-

 

クラック

 

建物のありとあらゆる箇所に発生するひび割れ。その原因は乾燥によるコンクリートの収縮や中性化など、経年劣化によって引き起こされるものがほとんどです。放置すると雨漏れの原因になったり、建物の耐震強度にも影響を及ぼすなど、様々な被害へと繋がります。今回はこのひび割れの修繕工事について、詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○ひび割れの原因と種類

○バジリスクとは

○その他の修復方法

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

 

○ひび割れの原因と種類

 

建物に生じた亀裂やひび割れはクラックと呼ばれ、そのクラックの大きさによって危険性が分かれています。

主に外壁や地下などのコンクリートは硬くて丈夫である分、乾燥してしまうと中の水分が蒸発して乾燥による収縮が起き、ひび割れが生じやすくなりますまた、急激な気温の変化も、その原因の一つです。

 

 

[ヘアクラック]

幅0.3mm以下、長さ4mm以下ののひび割れをヘアクラックと呼びます。髪の毛が入るようなサイズの小さなひび割れの事を指すので、その様な名前がつけられました。ヘアクラックは重大な欠陥ではないものの、放っておくとその深さが増して雨漏りや老朽化に繋がるので、しっかりと修復を行う必要があります。

[構造クラック]

ヘアクラック以上の幅、長さを越えるひび割れを構造クラックと呼びます。構造クラックは、建物の内部にまで影響する深刻なひび割れです。ひび割れ修復工事では、この構造クラックはもちろん、大きくなりかねないヘアクラックから、ひび割れが起きそうなコンクリートの劣化部分までしっかりと修繕を施します。

 

 

 

 

○バジリスクとは

 

弊社ではひび割れ修復工事において、バジリスクという自己治癒型技術を持った修復剤を推奨しております。

バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤で、コンクリート材に含まれる微生物がコンクリートのひび割れを自動的に修復する特徴を持っています。

1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によって損傷を自動的に修復するようになっています。

 

<バジリスクの修復メカニズム>

バジリスクの中に含むバクテリアをまずは乾燥状態にし、その状態にした上でエサとなる乳酸カルシウムといった栄養素と一緒に顆粒化させコンクリート製造時に混入し、コンクリート硬化後ひび割れが発生した場合、雨水などの水分が浸入すると酸素を有する環境下でバクテリアが復活し、栄養分を吸収して炭酸カルシウムを生み出しひび割れを閉塞し、内部の鉄筋腐食を防止することができます。バクテリアの代謝活動で発生した二酸化炭素は、カルシウムやコンクリート中のセメントと結合して炭酸カルシウムになり、ひび割れや細孔内部を埋めていきます。

 

 

 

 

 

○その他の修復方法

 

バジリスク以外の修復法としては、主にエポキシ樹脂アクリル樹脂を用いて修繕します。

 主に構造物や外壁などに発生する構造クラックの中でも大きいひび割れに対しては、エポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行います。強度は比較的バジリスクより強いため、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。弊社では地下の防水工事や、外壁工事、トンネル工事など様々な工事においてエポキシ樹脂を施しているため、しっかりとした防水効果が見られます。

 またアクリル樹脂は、エポキシ樹脂と比べて変異原生物質や環境ホルモン物質を含まないため、比較的に環境に配慮して工事を施工することができます。水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。漏水箇所などの水分を含んだ箇所にも施工でき、コンクリートに対する密着性が高い特徴があります。低温度(-10°C)でも硬化するため、ひび 割れの幅が大きくなる冬期および寒冷地での施工が可能であるほか、乾燥や気温変化などによるひび割れの再発を防ぐ効果があります。

 

 

 

 

○作業の流れ

ひび割れの状態調査

用いる修復剤、工法の決定

ひび割れの清掃、乾燥

補修作業

清掃

工事完了

お引き渡し

工事完了後、状態を確認して頂いてからの引き渡しとなります。

 

 

○まとめ

  最後までお読みいただき、ありがとうございます。一見些細な劣化に見られる小さなひび割れでも、放っておくと水漏れや浸水など、様々な被害や建物の老朽化に繋がりかねません。そうなる前にも、修繕をきちんと施し、常に建物を綺麗な状態で保つ事がとても大切です。弊社では、工事に関するお電話でのご相談から、現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなく、ご相談ください。

 

 

[関連記事]

 

ーーエレベーターピット防水工事[施工例]ーー

 

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タイル剥落防止補強工事!都内マンションの外壁工事はLAS

 

 

タイル工事

 

 

 

マンションの見た目となる外壁。強い雨風の影響を直接受けるため、経年劣化の被害が現れやすく、放って置くとタイルが剥がれ落ち、第三者が怪我をする被害へと繋がり兼ねません。外壁タイルの剥落防止補強工事では、既存の外壁を調査・洗浄後、劣化部分を修繕し、上から剥落防止となる保護材を塗布して、タイルの密着性を高めるだけでなく、防水性も強化させ、外壁自体をリニューアルさせます。今回はこの外壁タイル剥落防止補強工事について、詳しくご説明致します。

 

 

[目次]

○工事について

○下地処理

○外壁タイル保護材

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

 

○工事について

 

外壁タイルの補強工事においては、まず既存の外壁がどのような状態であるかの劣化状態の調査から始まります。外観の汚れやタイルの剥がれ・変色等を目視確認し、並行してハンマーで打診調査を行います。

 

打診調査とは…

ハンマーなどの専用器具を用いて外壁タイルやモルタルの表面を叩き、その衝撃音からタイルや下地モルタルとの浮きの状態を確かめる調査方法です。”打診法”などとも呼ばれています。

 

打診調査後、高圧洗浄や洗浄剤を用いて既存タイルを傷つけないように表面の汚れを落としていきます。劣化部分を修繕後、外壁用の保護材を塗布してタイルを補強し、最後に施工箇所の状態確認を行い、工事完了です。

 

 

 

 

○下地処理

 

工事を施す上でとても重要になるのが、外壁の下地処理です。打診調査によって確認されたタイルやモルタル間に生じている浮きをしっかりと補修しなくてはなりません。外壁とタイルの間に生じた隙間の修繕方法としては、ボンドピニングという工法を用いて修繕を行います。

ボンドピニング工法とは、エポキシ樹脂注入材とステンレスピンを併用して、外壁のモルタルに生じた浮きや剥がれを修繕する工法です。ハンマー等の打診調査で現場の劣化状態を確認し、用いるアンカーピンの本数と配置を決定した後、コンクリートドリルで定めた位置に穴を開けます。そこにエポキシ樹脂を注入し、アンカーピンを挿入した後、表面をエポキシ樹脂パテで仕上げ、24時間以上養生して修繕完了となります。

このボンドピニング工法は工期も短いため、モルタル塗り替え工法などの他の下地処理工法に比べると費用が抑えられる特徴があります。

 

 

 

 

○外壁タイル保護材

弊社が用いる防水材は、主にスカイコートWセブンSの2種類です。

 

[スカイコートW]

 水系ウレタン樹脂を主成分とした非常に透明度の高い外壁用の保護材です。ウレタン樹脂の特性である頑丈かつ柔軟性がある特徴をいかして、驚異的なひび割れ追従性と抗張積を備えています。また全ての構成材料が水系であるため、引火や中毒の原因となる危険成分を一切含んでおらず、工事中の居住者様にも環境にも優しいです。

<特徴>

・タイルの外観を維持する高い透明度

・頑丈かつ柔軟な優れた伸縮性

・環境や人間に配慮したオール水系材料

 

 

[セブンS]

 特殊アクリルエマルション樹脂を中塗りに用いた透明度の高い外壁用保護材です。工程を5段階に分けて施工するため、外壁に非常に高い防水性が施すことができます。そのため施行後の雨風の影響に強く、建物を浸水被害から守る効果が期待できます。

 

<特徴>

・優れた防水性で外壁からの浸水被害を防ぐ

・タイルの外観を維持する高い透明度

・5段階に分けて施工する頑丈な補強力

それぞれの建物に合った防水材を塗布後、工事完了となります。

 

 

 

 

 

 

 

○作業の流れ 

 

現場の劣化調査

用いる工法の決定

既存タイルの洗浄

薬液注入による劣化部分の修繕

外壁タイル保護材の塗布

工事完了

お引き渡し

工事完了後、状態を確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

 ○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。 弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

[保険申請や工事に関してのご相談]

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屋上防水工事って?工法から塗料まで詳しく解説!

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屋上は建物のなかでも雨や雪の影響を直接受ける箇所です。経年劣化によりやがて繋ぎ目などの部分が雨風の影響を受けすり減り、劣化して痛んだ防水膜から建物に浸水被害をもたらします。劣化部分をそのままにし、一度浸水が起こってしまうと、建物内部へと漏水した水によって鉄骨に錆びが生じるほか、バクテリアの繁殖や異臭の原因など、様々な被害をもたらします。いつまでも建物を綺麗な状態で保つためには、劣化部分に補修を行い、雨風の影響を受けてダメージが出てしまった屋上に、防水工事を施すことがとても大切です。

[目次]

○屋上防水工事について

○作業の流れ

○用いる工法と防水材について

○まとめ

○屋上防水工事について

 屋上の劣化部分を修繕し、上から防水材を塗布するのが屋上防水工事の大まかな流れです。まず、屋上の劣化状態の調査から始まります。そして既存の防水膜下地(劣化が見られる状態のもの)を除去し、高圧洗浄機で汚れを落として綺麗な状態にします。そして次に、その屋上の劣化状態に合わせ補修が必要な所は樹脂などで修繕を行い、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。

防水膜が薄くなっているだけでなく、ひび割れや亀裂が見られる場合には、防水工事を施す前にひび割れの修繕も必要です。ひび割れの修繕方法にはいくつか種類がありますが、それぞれの状態にあった工事が必要となってきます。以前別の記事でひび割れの補修工事について詳しくご説明しているので、もし屋上や外壁にひび割れなどの被害が見られる場合は、ぜひこちらも、合わせてご確認ください。

ーー都内マンションのひび割れ補修工事!-注目のバジリスクとは-ーー

劣化部分の修繕を行った後、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布し、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。そして防水層となるウレタン防水を二回にわたって塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。

○作業の流れ

屋上の劣化状態の調査

用いる工法の決定

既存の防水膜下地の撤去、高圧洗浄

プライマー(接着剤)塗布

通気緩衝シート貼り付け

防水材塗布

トップコート塗料

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

○ 用いる工法と防水材について

弊社が屋上防水工事に用いるウレタン防水という工法は、ウレタン樹脂を塗りつけることで防水処理をするか工事方法のことです。液体状のウレタン樹脂がゴム状に固まることにより、密封性の高い防水塗装ができます。

耐用年数は10〜12年で、施工後は繋ぎ目のない滑らかな仕上がりになるのが特徴です。

ウレタン樹脂防水工事の特徴をまとめると、

・軽量で施工しやすく建物への負担が少ない

・廃材が少なく、小規模なためコストを抑えられる

・入り組んだ複雑な箇所にも施工しやすい

といった利点があります。

[ウレタン樹脂防水工事の3つの工法]

・通気緩衝工法

・密着工法

・メッシュ工法

 ウレタン樹脂を用いる防水工事の工法は3種類あり、それぞれ作業が異なっています。

内部の水分や湿気を逃すことができるように防水材を塗布する前に通気緩衝シートを貼り付ける通気緩衝工法や、床に直接ウレタン樹脂を塗布する密着工法、貼り付けたメッシュシートの上からウレタン樹脂を塗布するメッシュ工法の中から、それぞれ屋上の状態に合った工法を選んで防水工事を行います。

 また弊社ではウレタン樹脂でなく、高強度ウレタンのゴウジンウレタン樹脂も施工しています。環境に優しく、高強度と高伸長の2つの特徴を兼ね備えた優れものです。

○まとめ

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。建物の最上部である屋上から浸水が起こると、そこから建物内部の鉄骨へ錆びなどの被害に繋がります。そうなる前にも、屋上の劣化部分をきちんと修繕して防水工事を行うことで、建物の老朽化を防ぐことが大切です。弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

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改修工事と修繕工事の違いは?気になる費用まで詳しく解説!

 

 

 

マンション修繕工事

 

マンションを安全に保つには必要不可欠な工事。工事の中には改修工事と修繕工事の2種類があり、それぞれ目的や工法、費用が異なります。今回はその二つのそれぞれの特徴から費用まで、詳しくご説明致します。

 

 

[目次]

○改修工事とは

○修繕工事とは

○それぞれの特徴

○工事費について

○主な流れ

○まとめ

 

 

 

 

○改修工事とは

 

改修工事とは、建物の修復作業だけでなく、バリアフリー加工や新たなシステムの導入、耐震強度の向上工事など、建物に新たに付加価値をつけ、グレードアップさせることを目的とした工事です。機能性や利便性、安全性を改修工事によって備えておくことで、不動産価値を向上させ、入居率の上昇を期待することが出来るのが、この工事のメリットです。

改修工事においては、建物の劣化箇所の修復だけでなく、同時に新設するものを加えるので、工期が長く、また費用が高いのを特徴とします。

費用に関しましては、下記を目安にご覧ください。

・入り口付近のスロープの設置と10箇所の段差解消など  350万円
・滑り止め付きスロープの設置             300万円
・エレベーターの新設                2,300万円
・宅配ロッカーの設置                 60万円
・インターホンカメラ                15万円/戸

 

 

 

 

○修繕工事とは

 

修繕工事とは、建物に生じた劣化箇所の修繕を行うことをメインとした工事で、 老朽化した箇所を建設当時の水準まで復元できる様、安全性と耐久性を戻す工事のことを指します。よくマンションの大規模修繕工事という言葉を耳にされるかと思いますが、ここでいう修繕工事も同じものを指します。主な工事箇所としては、外壁の塗装工事やタイルの張り替え工事、屋根や屋上の防水工事、その他共用部分の修復などです。

マンションの修繕工事を行うタイミングとしては、およそ10〜12年に一度を目安としていますが、環境や自然災害による影響や経年劣化などにより、工事が必要となる時期にはばらつきが生まれるので、それぞれの劣化状態に合わせて工事を行うことが、修繕工事を行うベストタイミングと言えます。

費用の目安としては、国土交通省が2017年5~7月に実施した「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、1戸当たりの工事金額は75万~120万円前後、平均で100万円となっています。マンションの規模によっても値段は変動致しますので、あくまで平均の目安です。

 

 

 

 

○それぞれの特徴

 

上記でご覧いただいた通り、改修工事と修繕工事におきましては、その建物をどの様に仕上げられたいかが、大きな差になっています。

改修工事は修復にプラスしてさらに何かを取り入れることによって不動産価値を向上させることを目的とし、修繕工事においては、劣化を修復し建物を建設当時の状態に戻して不動産価値を維持することが出来る工事です。

改修工事の様に建物に新たな付加価値を付ける場合は、修繕工事に比べて費用も高くまりますが、入居率の向上や機能性を考慮すると、相当のメリットも感じられるのではないかと思います。

 

 

 

 

○工事費について

 

主に修復をメインとした修繕工事などにおいて、工事を必要とする劣化箇所が自然災害の影響を受けて工事が必要になった箇所に関しては、火災保険を適用して工事の費用を大幅に浮かす事も可能です。

その浮いた分の予算を上手く活用して改修工事に回すことによって、建物の状態を戻すだけでなく何か付加価値をつけて同時に不動産価値を高める事が実現しやすくなります。

火災保険を適用して工事を行うには、まず施工箇所となる部分の劣化状態の調査から始まります。申請の流れとしては、補修が必要な箇所を証拠として写真に残し、現地調査報告書の提出や工事見積書を作成して鑑定人とやりとりを適切に行います。その後保険適用となる範囲が決定され、工事のプランが作成されます。

弊社では保険の申請から工事プランの作成、そして工事まで全て一貫して行なっています。そのため保険の申請と工事施工をそれぞれ別の業者に依頼して工事を行うより、申請箇所の漏れや修繕箇所の伝達漏れが大幅に少なく、安心して大規模な修繕工事を行うことができます。

 

火災保険の申請方法についてより詳しくご覧になられたい方は、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。

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○主な流れ 

 

建物の調査・診断

用いる工事や工法の決定

工事プランの作成

費用などの見積書の作成

ご契約

工事

工事完了

工事完了後、確実に施工されているかどうかを依頼者がチェックし、納得できれば引き渡し可能となります。

 

 

 

○まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。改修工事と修繕工事の違いやその費用について、少しでもご興味を持っていただけましたら幸いです。弊社では工事に関するご質問のお電話でのサポートや、現場の状態調査まで、無料で承っております。気になられる点やご不明な点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

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駐車場の塗床工事、気になる費用や材料は?

 

駐車場 漏水状況

 

駐車場の塗床工事では、ひび割れや小さな亀裂に補修材を用いて修繕を施し、その上から塗床材を塗布して耐久性を向上させます。今回はこの駐車場の塗床工事について、費用や手順、塗料の種類まで、詳しくご説明致します。

 

 

 

[目次]

○工事について

○費用の目安

○MMA樹脂系塗床材

○作業の主な流れ

○まとめ

 

 

 

○工事について

 

駐車場塗床工事のおおまかな流れとしては、まず既存の床の劣化状態の調査から始まります。古い塗膜や劣化した下地を全て削り取り、ひび割れや亀裂が見られる場合は修繕を施して、健全で密着性の高い新たな下地を作ります。下地処理によってきちんと土台を完成させた後、コテを使って塗床材を塗り、用途に合わせて樹脂を重ね、耐久性を強化します。仕上げにコーティング材を塗布し、劣化による剥離を起こりにくくさせ、さらに耐久性や塗床材の効果を強化させ、完成です。

 

 

 

 

○費用の目安

塗装を厚くすればその分単価も上がります。一般に、塗装の厚みを2倍にすれば単価は約2倍となります。

(例)
1.0㎜:4,400円/㎡
1.5㎜:5,700円/㎡
2.0㎜:7,000円/㎡

 

 

 

 

○MMA樹脂系塗床材

 弊社が駐車場塗床工事で用いる塗料は、主にMMA樹脂系塗床を使用します。MMA樹脂系塗床とは、硬化速度が速く、工期が短いのを特徴とした塗料です。光沢があり、意匠性に優れているので食品工場、倉庫、低温倉庫、駐車場などでの施工が多いです。

床に厚膜防水加工を施す場合は塗材をコテやローラーなどでムラなく塗布しその上に専用の上塗り塗材でコーティングします。厚膜防水とはビルの屋上やベランダなどで多く用いられる防水工法です。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。

 

 

 

 

○補修するべきひび割れの種類

・構造クラック(幅0.3mm、深さ4mm以上)
構造クラックはひびが表面だけでなく内部の鉄筋まで届いてしまっている非常に危険な状態です。その危険な状態から別名貫通クラックとも呼ばれます。雨水の侵入によって鉄筋が錆びてしまうだけでなく、ひび割れが広範囲に広がってしまい、最悪の場合地盤沈下を招いてしまう可能性があります。

・水平なひび割れ
ほとんどの原因によって生じるひび割れは縦方向ですが、横方向や斜めに伸びるひび割れは、大きな力が基礎に加わることで発生します。もし横方向に水平に伸びているひび割れを発見した場合、設計や施工に何らかの問題を抱えている可能性があるかもしれません。

・細かく小さな複数のひび割れ
たとえ小さく細かなひび割れであっても、同じ場所、または近くにいくつも発生している場合は注意が必要です。これらを放っておいてしまうとひび割れがどんどん広がってしまい、やがて構造クラックへと変化したり、コンクリートに多くの滑落が見られる様になり、内部への水の浸入を防ぐことが難しくなってしまうばかりか、放置すると地盤沈下のリスクも大幅に増加してしまいます。

 

 

 

○ひび割れの修繕方法
1.エポキシ樹脂注入工法
構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、直接樹脂の注入を行います。
樹脂を注入したのちに、塗装をすることで外壁を綺麗に仕上げることができます。
外壁の浮き部分にはドリルで穿孔した後に、注入金具を取り付けて注入をしていきます。

2.バジリスクによる自己治癒技術工法
微生物を配合したコンクリート材を流し込むことによってひび割れなどの損傷を自動的な修復を図る工法です。

バジリスクによる自己治癒技術工法は、他の工法に比べてンテナンス費用も比較的安く、建物の保守か管理が長持ちするのが特徴です。弊社ではこちらをオススメしております。

“バジリスク”とは

バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。

 

 

 

○主な作業の流れ

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

 

 

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。工事を施すことによって本来の強度を復元し、抗菌性や耐久性のある床に仕上げることができます。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

 

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マンション地下室の漏水工事、工法について解説!

地下室防水工事 漏水工事

経年劣化により地下室のコンクリートが中性化すると、砂と砂の結合が弱くなってセメント成分自体も劣化し、地下室に漏水被害が見られるようになります。地下室の漏水を放って置いてしまうと、流れだしたセメント成分によりコンクリートが剥がれ落ちる爆裂という現象が起き、建物の土台となる基礎に影響が及びます。また建物の屋上や外壁、コンクリートの繋ぎ目の部分の劣化からひび割れが生じるとそこから雨水が浸水し、地下室へと溜まっていきます。その様な被害から建物の老朽化を防ぐ地下漏水工事について、今回の記事で詳しくご説明致します。

[目次]

○工事について

○工法の特徴

○防水材について

○作業の流れ

○まとめ

 

 

 

○工事について

 

マンションの地下構造を強く保つために必要な地下の防水工事。地下の工事と聞くと、周りの土地に穴を掘って行う大掛かりで高額な作業・・・といったイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思います。またインターネットで“マンション 地下防水”などと検索をかけると、“ウレタン防水” 、 “F R P 防水” 、“ポリマーセメント防水”というワードをよく目にすると思います。ですがこれらの防水工法だけでは壁表面に塗布するものであるため、地下水位からの浸水にはあまり効果を発揮できません。よりわかりやすくご説明致しますと、内側から壁に防水を施しても、外部から内側に向けて入る漏水では、防水幕が水圧で破れてしまう可能性があり、またすぐに工事を必要とする可能性が高くなります。

弊社では、上記で述べたような土地を掘り下げて止水を行う大掛かりな工事や壁表面のみの防水工事はせず、“背面止水注入工事”を用いて、費用と工期を大きく抑えております。

背面止水注入工事とは 、地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入して、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る工法です。 特徴として高密な止水力でしっかりと浸水を遮断できたり、注入圧力、注入量が確認でき、施工管理が容易にできるためコストが抑えられやすいほか、既設コンクリートに漏水、背面還流水がある箇所など、様々な状態の浸水にも対応できるという優れたメリットを持っています。

 

 

 

 

○工法の特徴

 

・高密な止水力で漏水被害を遮断

・コストが抑えられる

・様々な箇所の止水に対応可能

 

 

 

 

○防水材について

 

背面止水注入工事によりしっかりと止水を行なった後、地下室の状態や仕上がりに合わせて防水材を塗布し、防水性・耐水性を強化させます。

 

 

 アスファルト防水 耐用年数:約17〜20年

  アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、防水性が高く、耐用年数がほかの工法と比べて比較的長いのが特徴です。アスファルト防水の施工方法は、主に熱工法と冷工法の2つに分かれます。熱工法は加熱・溶融したアスファルトでアスファルトシートを積層し防水層を形成する工法です。一方、冷工法では熱を使わずに防水層を形成します。

 

② ウレタン防水 耐用年数:約10〜12年

最も多く見られる工法です。太陽光に反射効果を持つ、遮熱塗料の塗布が可能で、面積が広い屋上では、コストパフォーマンスが上がります。ウレタン防水を紫外線劣化から保護するため、表面にトップコートと呼ばれる保護材が塗られており、そのトップコートを定期的に塗る必要がありますが、定期的にトップコートを塗ることで防水層の劣化速度を遅くし、結果的に建物のランニングコスト低下につながります。

 

③ FRP防水 耐用年数:約10年

補強した繊維強化プラスチックを用いた工法で、強度な防水層が形成できます。軽量という特徴もあり、木造の屋上への施工が適している場合が多く見られる工法です。こちらも定期的にトップコートを塗ることで長期なコストパーフォマンスの向上が可能です。

④ 塩ビシート防水 耐用年数:約10〜13年

塩化ビニールから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。シートが変芸自在なため、狭い場所や、複雑な形状をしたところにも施工可能なのが特徴としてあげられます。また耐久性が高く、施工時の美しい状態を維持しやすいという特徴があります。

⑤ ゴムシート防水 耐用年数:約10〜12年

合成ゴムから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。塩ビシート防水とは異なって狭い場所や複雑な形状をした場所の工事には向いていませんが、工期が短期間で済み、施工しやすく、コストが抑えられるといったメリットがあります。

 

 

 

○作業の流れ

 

現場調査

防水設計

お見積もり

ご契約

防水工事

工事完了

ご確認、お引き渡し

工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。

 

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。まずは地下室がどのような状態であるかを調査し、その劣化状態にあった止水方法や防水材を選んで工事を行うことがとても大切です。弊社では工事に関するお電話でのご相談から現場調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

 

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