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人間と同じ様に、建物も年数を重ねることで様々な箇所に劣化が生じます。屋根や屋上・外壁など、直接外に面している箇所は、雨風や紫外線による乾燥のダメージを受けやすく、経年劣化により防水膜の剥がれやひび割れが生じやすいのが特徴です。そんな自然災害の影響を受けて工事が必要になった箇所に関しては、実はきちんと申請を行えば、火災保険を適用して工事費用抑えることも可能です。そしてその抑えた分の費用を保険が適用されない箇所の工事費に当てることで、より充実したメンテナンス工事を施すことができます。上手に保険を適用して工事を施すことによって、劣化箇所から引き起こされる様々な被害から建物を守り、いつまでも綺麗に不動産価値を保ちましょう。
[目次]
○大規模修繕工事とは
大規模修繕工事とは、屋根や外壁などの経年劣化や不具合がみられる箇所の修繕を行い、マンションの耐久性や強度を建設当初の水準に戻すことを目的とした工事のことを指します。建物の状態を建設当初の水準まで戻すことによって、耐久性だけでなく外観のイメージを守り、不動産価値の維持に繋がります。
工事のタイミングは建物の大きさや劣化度合いにより異なりますが、約10〜15年ごとに1回を目安として行います。
○工事の費用と火災保険について
足場を組んでマンション全体に工事を施す大規模修繕工事は、作業が大掛かりである分かかる費用も大きいですが、保険を上手く活用して工事を行えば大幅に費用を抑えることができます。
火災保険を適用して工事を行うには、まず施工箇所となる部分の劣化状態の調査から始まります。申請の流れとしては、補修が必要な箇所を証拠として写真に残し、現地調査報告書の提出や工事見積書を作成して鑑定人とやりとりを適切に行います。その後保険適用となる範囲が決定され、工事のプランが作成されます。
弊社では保険の申請から工事プランの作成、そして工事まで全て一貫して行なっています。そのため保険の申請と工事施工をそれぞれ別の業者に依頼して工事を行うより、申請箇所の漏れや修繕箇所の伝達漏れが大幅に少なく、安心して大規模な修繕工事を行うことができます。
以前別の記事で火災保険が適用となる工事の種類やポイントについて詳しく説明いたしましたので、気になる方はぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
○外壁タイルの張り替えについて
マンションの外観となる外壁タイルは、年数を重ねタイルと外壁の間に隙間が生じます。その見た目からだけでは浮きや経年劣化のサインを発見することが難しく、放って置くとタイルが剥がれ落ち、第三者が怪我をする被害へと繋がり兼ねません。
大規模修繕工事における外壁タイルの張り替えでは、まずハンマーで打診調査を行いながら、ひび割れや浮きの状態を確かめます。調査後、高圧洗浄や洗浄剤を用いて既存タイルを傷つけないように表面の汚れを落としていきます。その後工法に合わせて、劣化部分を修繕し、外壁用の保護材を塗布してタイルを補強します。最後に施工箇所の状態確認を行い、工事完了となります。
○工事の大まかなな流れ
工事完了後、確実に施工されているかどうかを依頼者がチェックし、納得できれば引き渡し可能となります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。一概に大規模修繕と言っても、その建物の劣化状態にあった工事を施すことがとても大切です。そのため、最初に行う劣化状態の調査から工事までの流れがとても重要になっています。弊社では現場での劣化状態の調査から工事に関するご相談まで、無料で承っております。気になる点がございました、お気兼ねなく、ご相談ください。
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