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こちらは、エレベーターピット防水工事の施工例写真です。
エレベーターピットの防水工事では、ピット内の水溜りの排水処理を行うほか、薬液注入工法による水漏れの止水やひび割れの補修を施し、防水剤を施工することでピット内を頑丈に修繕し直すことを言います。地中にコンクリートを打設して作られるエレベーターピットは建物の最下部にあることから、定期的に点検を行わないと劣化のサインや漏水被害に気づきにくいのが特徴です。地震の影響やコンクリートの経年劣化により、ひび割れが発生すると、そこから建物をつたって雨水などが漏水し、錆びや老朽化など、様々な2次被害へと繋がります。そうなる前にも定期的に状態調査を行い、工事を施すことが大切です。
こちらは先程のエレベーターピットの工事施工前の写真です。劣化により生じたひび割れから浸水した跡が見られ、サビや汚れが目立ちます。このような状態はピット内だけで無く、エレベーターや建物自体の老朽化を引き起こします。
防水工事では、まずこのような汚れを洗浄し、ひび割れなどの劣化箇所を修繕していきます。
こちらの2つはひび割れを修繕している時の写真です。
薬液をピンポイントで注入し、しっかりと止水を施しました。
エレベーターピット防水工事における、止水作業について、以前別の記事で詳しく説明致しましたので、気になる方は是非こちらもチェックしてみてください。
[エレベーターピットの防水工事ー劣化のサインを見分けるにはー]
ひび割れなどの劣化箇所を修繕後、その上から防水材を塗布して仕上げたのがこの状態です。
工事完了後は、この状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
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