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[目次]
○地下防水工事とは
○漏水被害が無い場合
○漏水被害がある場合
○工事ビフォーアフター
○まとめ
○地下防水工事について
外壁や屋上など、建物の劣化部分から漏水した水が最終的にたどり着いてしまう地下室では、蓄積された水分によって、カビや劣化などの被害が多く見られます。地下がコンクリートで出来ている場合は、コンクリートの継ぎ目部分は劣化するとかなり水を通すのが特徴です。繋ぎ目の部分の劣化からひび割れが生じるとセメント成分が劣化し、砂と砂の結合が弱くなってしまいます。地下室の漏水を放って置いてしまうと、流れだしたセメント成分によりコンクリートが剥がれ落ちる爆裂という現象が起き、建物の土台となる基礎に影響が及びます。建物を安全に保ち続けるためにも、まずは地下の防水工事について大切なポイントをしっかりと押さえていきましょう。
○漏水被害が無い場合
地下に漏水被害が無い場合、工事を行うポイントとしてまず、地下コンクリートにひび割れなどのこれから漏水被害が起きそうな箇所が無いかどうかの確認を行う必要があります。地下コンクリートにひび割れが見られた場合、ひび割れ補修を施し、コンクリートの修繕を図ります。用いる工法としては、バジリスクを用いる自己治癒型工法と、エポキシ樹脂注入工法の大きく分けて2つです。また、ポリウレタン樹脂をピンポイントでひび割れに充填し、水の道を閉塞致します。
○漏水被害がある場合
目に見える漏水被害がある場合や少しでも漏水した痕跡がある場合、背面止水工法という工法を用いて新たにコンクリートの内側の防水層を作り直します。勢いよく水が噴き出している場合には導水ホースを用いて水を排水口まで誘導してから、工事を行います。
ー背面止水注入工事とは ー
地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入して、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る工法です。 特徴として高密な止水力でしっかりと浸水を遮断できたり、注入圧力、注入量が確認でき、施工管理が容易にできるためコストが抑えられやすいほか、既設コンクリートに漏水、背面還流水がある箇所など、様々な状態の浸水にも対応できるという優れたメリットを持っています。
またこれらの止水処理をせずに導水ホース等を用いて排水口まで誘導したままにする導水工法もありますが、排水は行えても、水が建物内にある状態であることには変わりありませんので、カビや異臭の被害が無くなる訳ではありません。漏水被害が見られた場合には、背面止水工法を用いて内側からしっかりと防水層を作ることをおすすめします。
○工事ビフォーアフター
<before>
こちらが地下防水工事施行前の写真です。劣化箇所から漏水し、水が吹き出しています。
<after>
こちらが防水工事施工後の写真です。背面止水注入工法にる止水を行い、吹き出ていた水をしっかりと抑えました。工事完了後はこちらの状態を確認いただいてからのお引渡しとなります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。漏水被害による錆やバクテリアの繁殖へと繋がる前にも、軽度なうちから防水性を発揮できる状態に保っておくことが建物を様々な2次被害から守ることに繋がります。弊社では工事に関するご相談から、現場の状態調査まで無料で承っております。工事について気になる点がございましたら、ぜひお気兼ねなくご相談ください。
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エレベーターピットの防水工事とは、ピット内の水溜りの排水処理を行うほか、薬液注入工法による水漏れの止水やひび割れの補修を施し、防水剤を施工することでピット内を頑丈に修繕し直すことを言います。地中にコンクリートを打設して作られるエレベーターピットは建物の最下部にあることから、定期的に点検を行わないと劣化のサインや漏水被害に気づきにくいのが特徴です。地震の影響やコンクリートの経年劣化により、ひび割れが発生すると、そこから建物をつたって雨水などが漏水し、錆びや老朽化など、様々な2次被害へと繋がります。そうなる前にも定期的に状態調査を行い、工事を施すことが大切です。
○劣化のサインを見分けるには
エレベーターピットが劣化すると、ひび割れやその箇所からの漏水、水溜りなどが主な被害として現れます。放って置いてしまうと錆や異臭の原因となり、エレベーター自体の老朽化に繋がるため、どんな小さな劣化サインでも慎重に調べる必要があります。ですがその漏水被害は発見するのが難しく、一度漏水しても、気が付かない間に時間が経って乾燥してしまい、点検をした時には蒸発して見逃してしまう事例が多く見られます。そのため、漏水被害が出ているかどうかを見極めるには、点検をした際に水溜りが無くても、水が蒸発した様な跡が残っているかどうかまで見る必要があります。もしその様な痕跡が見られたら、コンクリートに生じたひび割れなどから、雨水などの水漏れが起こっているサインです。被害が軽度なうちに防水工事を施すことにより工事の規模も小さく、費用も抑えられるので、点検時に異変に気づかれた際は工事をおすすめします。
○ピット内のひび割れ補修
弊社では薬液注入工法によるひび割れ箇所の修繕を行っております。薬液注入工法とは任意に固まる時間を調節できる薬液を特殊な機械を用いて高い圧力をかけて注入し、止水や地盤強化を図る工法です。この薬液注入工法による止水作業をした上で防水作業を行うことによって、しっかりとピットのひび割れや漏水を防ぐことに繋がります。水や地盤強化を図る工法です。
[薬液注入工法の特徴]
・地盤が強化され、遮水性が高まる
・コンクリートの緻密な隙間まで充填できる
・漏水を完全にシャットアウトすることができる
以前別の記事で、ひび割れ箇所の補修工法について、より詳しくご説明しています。
気になる方はぜひこちらの記事も合わせてチェックしてみてください。
○用いる防水材の特徴について
弊社では“ケイ酸質系防水材”と呼ばれる防水材を使用しております。
“ケイ酸質系防水材”とは
ケイ酸質系防水材には既調合粉体と水を練り混ぜて用いるI( アイ) タイプとエマルジョンと水、又は再乳化形粉末樹脂が混合された既調合粉体と水で練り混ぜて用いるPタイプの2種類があります。コンクリートの毛細管空隙を充填し、その量を減少させコンクリートの表面を緻密なものに変化させることにより、防水性能を付与するものです。塗布する事によりコンクリート躯体の養護と防水に優れた性能を発揮できます。
薬液注入による止水工法で遮水性を強化、そしてケイ酸質系防水材を施工することでより防水効果を発揮することができます。
○作業の流れ
工事完了後は状態を確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。劣化のサイン気づきにくい箇所であるからこそ、点検を行った際にはきちんと漏水していないか、劣化していないかを確認することがとても重要です。弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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屋上防水工事のビフォーアフター写真です。
前回の記事で詳しく工事について解説致しましたので、ぜひチェックしてみてください。
ーーマンションの防水工事、屋上からの漏水を防ぐ!ー港区・中央区の工事ーー
<before >
こちらが工事施行前の屋上の状態です。
雨や乾燥の影響を受けて汚れや劣化が目立ちます。防水膜も均一でなく、薄くなって剥がれている箇所が多く見られます。
<After>
こちらが防水工事施行後です。
汚れを高圧洗浄で落とし、樹脂などで劣化部分の修繕した後、防水材・トップコートを塗布しました。
お客様にお渡しする前に、一度この状態を確認していただいてからのお引き渡しとなります。
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雨漏りや建物の老朽化の原因となるひび割れ。地震の多い日本では、特に鉄筋コンクリート造の建物にその衝撃によってひび割れや亀裂が生じやすく、地震の原因以外にも、気温変化や乾燥収縮、コンクリートの中性化などの様々な現象によって引き起こされます。今回はそのひび割れの修繕工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○工事について
雨漏りの工事や外壁の防水工事など、マンションのどんな工事においても、まず劣化している箇所の修繕を必要とします。ひび割れ修繕工事では、クラックと呼ばれるコンクリートの目に見えるひび割れはもちろん、目視確認では発見が難しい些細な亀裂まで、きちんと修繕をすことが重要です。まずは工事箇所にどの様なひび割れが生じているのかの調査を行い、それぞれの劣化状態に合わせて工法を選び、工事を行います。
○用いる補修剤と工法の種類
工事に用いられる補修剤は大きく分けて3つあり、それぞれ特徴が異ります。
1.エポキシ樹脂
優れた強度を特徴とする樹脂です。構造物や外壁に発生したクラック(ひび割れ)に対しては、こちらのエポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行います弊社では地下の防水工事だけでなく、外壁やトンネルなど様々な用途での止水工法としてエポキシ樹脂を用いており、しっかりとした防水効果が見られます。
[工法の特徴]
・スムースエポ工法
ひび割れをまずカッター等で塗膜を軽く削り、隙間を確認した後、エポキシ樹脂をグルーガンのような工具を用いて注入ずる工法です。ピンポイントでひび割れを補修できるので使い勝手が良く、よく市場に出回っている工法です。
・ボンドシリンダー工法
BC加圧ゴムの圧力を使って時間をかけてゆっくりと補修材を注入する工法です。確実にひび割れを補修できるため、奥行きの深いひび割れも確実に修繕を施すことができます。
2.アクリル樹脂
コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、0.1mm以下の微細なひび割れにも注入することができる樹脂です。エポキシ樹脂と比べて変異原生物質や環境ホルモン物質を含まないため、比較的に環境に配慮して工事を施工することができます。水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。
[工法の特徴]
・スーパーJ工法
低粘度型のアクリル樹脂を用いたひび割れ補修工法です。漏水箇所などの水分を含んだ箇所にも施工でき、コンクリートに対する密着性が高い特徴があります。低温度(-10°C)でも硬化するため、ひび 割れ幅が大きくなる冬期および寒冷地での施工が可能であるほか、乾燥や気温変化などによるひび割れの再発を防ぐ効果があります。
3.バジリスク
バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によって損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。
1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。この技術がコンクリート構造物の長寿命化およびメンテナンスフリーまたは大幅軽減等の特長を有することが評価され、2015年に欧州特許庁の欧州発明家賞にノミネートされました。
○作業の流れ
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。建物に生じたひび割れは、軽度なうちから修繕を施すことで内部への浸水を防ぎ、様々な2次被害を防止することに繋がります。弊社では工事に関するご相談から、現場での劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。
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ー火災保険活用で工事をもっとお手軽に!都内マンション工事はLASー
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マンションの最上部である屋根や屋上は雨や紫外線の影響を直接受けるため、耐久性にダメージが出やすい特徴があります。天候の影響を受けて薄くなった防水膜が剥がれ、本来の防水性を発揮できなくなったり、乾燥によってひび割れが発生し雨水が建物内部へと漏水してしまったりなど、建物に様々な悪影響を及ぼします。そうなる前にも、今の劣化状態をきちんと確認し、本来の防水性を発揮させるようメンテナンスを施すことがとても大切です。
[目次]
○工事の目的
年数を迎え屋根や屋上の繋ぎ目などの部分に次第と劣化が生じ、すり減って薄くなった防水膜から建物へ浸水被害をもたらします。劣化部分の浸水被害をそのままにしてしまうと、建物内部へと漏水した水によって鉄骨に錆びが生じるほか、バクテリアの繁殖や異臭の原因など、様々な被害をもたらします。いつまでも建物を綺麗な状態で保つためには、劣化部分に補修を行い、雨風の影響を受けてダメージを受けた屋上の防水工事をしっかりと施すことがとても大切です。
○屋根工事の種類
[屋根葺き替え工事]
既存の屋根と、屋根の下に敷いてある防水シート・野地板を撤去し、新しい野地板・防水シート・屋根を張り替える工事です。もしくは既存の屋根を何も撤去せず、重ねて新しい屋根をつくる工事もあります。一から屋根をリニューアルさせるため、屋根の強度を新しく構築することができます。
[塗装工事]
既存の屋根を洗浄し、劣化部分の修繕を施した後、専用の屋根塗料を塗布し防水機能を十分に発揮させるのを目的とした工事です。塗料の種類によってその後の耐用年数が約7〜20年と異なる特徴があります。塗料を3回にわたって重ね塗りするため、十分な防水効果が期待できます。
工事の前や途中にひび割れなどの劣化箇所が見られた場合、まずその修繕を行います。以前別の記事でひび割れの補修について詳しく書いておりますので、気になる方はこちらも合わせてご確認ください。
ーー都内マンションのひび割れ補修工事!-注目のバジリスクとは-ーー
○屋上防水工事
屋根が無いマンションには、屋上の防水工事を行います。劣化部分を修繕し、上から防水材を塗布するのが屋上防水工事の大まかな流れです。
屋上の劣化状態の調査から始まり、既存の防水膜下地(劣化が見られる状態のもの)を除去した後、高圧洗浄機で汚れを落として綺麗な状態にします。そして次に、その屋上の劣化状態に合わせ補修が必要な所は樹脂などで修繕を行い、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。防水膜が薄くなっているだけでなく、ひび割れや亀裂が見られる場合には、防水工事を施す前にひび割れの修繕も必要です。そのようなひび割れなどの劣化部分の修繕を行った後、プライマーと呼ばれる接着剤を塗布し、通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。そして防水層となるウレタン防水を二回にわたって塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。
○調査から工事までの流れ
工事完了後、状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。屋根や屋上の防水性をしっかりと強化し続けることは、建物内部への浸水被害を防ぎ、様々な2次被害から建物を守ることに繋がります。弊社では工事に関するご相談から、現場の調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。
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台風や豪雨などの影響を受けて生じた雨漏りや漏水などの建物の被害に、火災保険が適用されるのはご存知ですか?実はしっかりと工事が必要なポイントを押さえて申請を行えば、保険を活用して手軽に工事を施すことができるんです。今回は台風や雨漏りなどの自然災害による建物への被害に必要となる工事と、その火災保険適用となる審査のポイントや申請、工事の流れまで、詳しくご説明致します。
[目次]
○台風や豪雨によって生じる建物への被害
台風や豪雨によって強い雨風の影響を受けると、外壁や屋根など様々な箇所に施工されている防水膜に劣化が生じてきます。そうした自然災害が重なることによって既存の防水膜が徐々に薄くなり、本来の防水性を発揮せず、雨漏りや漏水した雨水による鉄骨の錆び、建物の老朽化といった被害へと繋がります。特にこの季節の台風は、激しい雨風の次の日にはからっと晴れて乾燥した気候になることが多いので劣化部分に雨風によるダメージだけでなく、乾燥のダメージも重なり、通常の経年劣化より工事が必要な場合が多く見られます。様々な被害へと繋がる前にも、劣化状態の調査をしっかりと行って工事を施すことがとても大切です。
○保険申請に必要な確認ポイント
火災保険を申請して工事を行うにあたっては、補修が必要な箇所を証拠として写真に残し、現地調査報告書の提出や工事見積書を作成して鑑定人とやりとりを適切に行う必要があります。
雨漏りや被害箇所だけでなく、細かなひび割れや目視確認だけでは発見しきれない被害箇所もきちんと申請する必要があるので、知識が少ない個人の方の請求で行うと、被害箇所の漏れや、十分な形として証拠に出来ず、保険対象外と断定されてしまうケースが多く見られます。弊社では現場の劣化状態の調査から保険申請となる箇所の確認、鑑定人とのやりとり、工事まで一貫して行っているので、漏れがなくやりとりにおける被害箇所の漏れ無く工事を施すことができます。
○火災保険が適用される主な工事
[屋根の補修工事 ]
保険を適用して施される工事の多くが、屋根の補修工事です。 屋根の補修に関しては、雨風による屋根の劣化や雨漏りによって生じる破損、ひび割れなどが多く見受けられます。そのため、火災保険適用となる被害箇所が発見しやすく、申請するに渡って必要な証拠がきちんと揃えることができ、保険が適用されやすい工事なのです。
[ 外壁の補修工事]
外壁の劣化を修繕する工事です。 自然災害の影響を受けて生じた塗装の浮き剥がれのほか、ひび割れやサッシ、ドア、各種点検口、ハッチ部、吸排気ダクトなどの劣化により防水効果が効いてない状態にある場合、工事を必要とします。 こちらは屋根の工事と比べると保険の申請は少し難しくはなりますが、状態が軽度なうちから工事をすることで、修繕費用を大幅に抑えることができます。
[コンクリート面などのひび割れ修繕工事 ]
乾燥する季節になると、鉄筋コンクリート造マンションのいたるとこにより多く生じるのがひび割れです。 地震の多い日本では亀裂やひび割れが生じやすく、そこから雨水が侵入することによって内部鉄筋を腐食させる原因となります。放っておくと、外壁の剥離にもつながる他、耐震強度の低下など、深刻な問題の原因となります。以前別の記事でひび割れの補修についてより詳しくご説明致しましたので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
ーー都内マンションのひび割れ補修工事! -注目のバジリスクとは-ーー
○作業の主な流れ
工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。この季節の台風や気候の変化は乾燥によって建物がダメージを受けやすく、思わぬ被害が生じる事が多く見受けられます。劣化状態がひどくなる前にも、火災保険を適用して劣化部分をきちんと修繕し、建物を綺麗に大切に保ちましょう。弊社ではお電話による工事のご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。気になることがございましたら、どうぞお気兼ねなくご相談ください。
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雨風の影響を直接受ける外壁は、乾燥などにより本来の防水膜が経年劣化とともに薄くなる場合が多くみられます。そこからひび割れが発生してしまうと、建物内部へと雨水が浸水し、錆や腐食などの様々な被害へと繋がります。その様な被害が出る前にも、劣化状態をチェックし、定期的なメンテナンスを施すことが大切です。
○外壁修繕工事について
マンションの外壁修繕工事では、汚れやひび割れなどの劣化部分を修繕した後、新たに塗装を施して外壁をリニューアルさせることを目的とします。工程を細分化しますと、はじめに外壁がどれくらいの劣化状態にあるのかチェックを行い、その劣化状態に合わせて、加減を考えながら洗浄、修繕、塗装の工事を行います。
外壁修繕工事を施すタイミングとしては、およそ10〜15年に一度とされておりますが、異常気象による影響や、建物の周辺環境によって、工事を必要とするタイミングには差が生まれます。目安としては、ひび割れなどの目に見える被害が起きた時はもちろん、壁を触った時に手に白い粉のようなものがつく”チョーキング現象”が起こると、工事が必要となります。
○外壁のひび割れ補修
外壁の防水性を強化し、様々な2次被害から建物を守る修繕工事において、ひび割れの補修は必要不可欠です。クラックと呼ばれる建物にできた亀裂を、様々な補修材を用いて修復し、その上から外壁の塗装を施すことで本来の外壁の役割が発揮されます。
外壁のひび割れ修復に用いられる樹脂(補修材)はエポキシ樹脂とアクリル樹脂の主に2種類があり、それぞれ特徴を踏まえひび割れの劣化状態に合わせた工法を選んで施工します。
[エポキシ樹脂]
ひび割れ箇所が乾燥しており、漏水被害が見られない場合に関しては、このエポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行います。注入されたエポキシ樹脂が接着剤となって亀裂を補填するため、その箇所からの浸水被害をしっかりと防ぐ効果が発揮されます。注入器を用いてひび割れを修繕するため、ピンポイントで補修することができます。
[アクリル樹脂]
コンクリートの状態(ひび割れ幅等)に左右されることなく、0.1mm以下の微細なひび割れにも注入することができる樹脂です。エポキシ樹脂と比べて変異原生物質や環境ホルモン物質を含まないため、比較的に環境に配慮して工事を施工することができます。水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。
以前別の記事で、2つの樹脂を用いたそれぞれの補修工法について詳しくご説明致しましたので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
ーー都内マンションのひび割れ補修工事!-注目のバジリスクとは-ーー
○塗装の種類
外壁に使用する塗料には様々な種類があり、性能や耐用年数、費用なども異なってくるので、マンションの外壁の様子を確認し、それに合った塗料を施します。
<シリコン塗料>
メリット: 汚れに強く、耐久力が高い
デメリット: 重ね塗りができない
<ラジカル塗料>
メリット: チョーキング(白亜化)現象が起こりにくい、塗装時の光沢が持続
デメリット: 比較的色が薄い
<フッ素塗料>
メリット: 耐久性が12〜20年と長い
デメリット: 費用が高い
<セラミック塗料>
メリット: 断熱性や遮熱機能がある、耐久性が10〜20年と長い
デメリット: 比較的費用が高い
<ウレタン塗料>
メリット: 費用が安い、細かい箇所にも対応できる
デメリット: 独特な光沢感があるため、ツヤが
抑えられない
○主な作業の流れ
工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。マンションの外観である外壁を綺麗に保つためには、定期的なメンテナンスを施すことがとても大切です。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ね無くご相談ください。
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どんな分譲マンションでも人間と同様に年を取ることで様々な不具合が生じます。年数を得て生じた劣化箇所から浸水被害が出ると、屋外から建物内へ雨水が浸入し、建物の骨格を支える柱や梁(はり)の腐朽、鉄筋の錆などにつながります。そうなる前にも、防水工事を行うことによって、建物の修理や修復を通して、安全性を向上させることが大切です。
[目次]
○大規模修繕工事とは
マンションの大規模修繕工事とは、建物の修理や修復を通して、安全性の向上を図る工事です。工事を行って建物を万全な状態にすることで、万が一の災害に備え、建物の資産価値を高めることができます。改修工事には様々な施工箇所があり、
・外壁防水工事
・屋上防水工事
・エレベーターピット防水工事
・地下防水工事
・ひび割れの補修工事
・外壁タイル補強工事
など、マンションの中で劣化が見られる所はその箇所にあった工事を施し、大規模な修繕を行います。劣化部分の修繕を行い、その上から防水加工をすることで、建物を最善の状態で保つことができるのです。
○防水の種類とその特徴
改修工事にあたり、必要不可欠となるのが防水工事です。建物下地の種類等により、建物が何で作られているか、下地の種類などを加味し、トータル的なコストを考えバランスの良いものを選び当社でお見積りと合わせ、ご提案をさせて頂きます。
① アスファルト防水 耐用年数:約17〜20年
アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、防水性が高く、耐用年数がほかの工法と比べて比較的長いのが特徴です。
② ウレタン防水 耐用年数:約10〜12年
最も多く見られる工法です。太陽光に反射効果を持つ、遮熱塗料の塗布が可能で、面積が広い屋上では、コストパフォーマンスが上がります。ウレタン防水を紫外線劣化から保護するため、表面にトップコートと呼ばれる保護材が塗られており、そのトップコートを定期的に塗る必要がありますが、定期的にトップコートを塗ることで防水層の劣化速度を遅くし、結果的に建物のランニングコスト低下につながります。
③ FRP防水 耐用年数:約10年
補強した繊維強化プラスチックを用いた工法で、強度な防水層が形成できます。
軽量という特徴もあり、木造の屋上への施工が適している場合が多く見られる工法です。こちらも定期的にトップコートを塗ることで長期なコストパーフォマンスの向上が可能です。
④ 塩ビシート防水 耐用年数:約10〜13年
塩化ビニールから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。シートが変芸自在なため、狭い場所や、複雑な形状をしたところにも施工可能なのが特徴としてあげられます。また耐久性が高く、施工時の美しい状態を維持しやすいという特徴があります。
⑤ ゴムシート防水 耐用年数:約10〜12年
合成ゴムから作られた防水シートを下地に貼り付けて行う工法です。塩ビシート防水とは異なって狭い場所や複雑な形状をした場所の工事には向いていませんが、工期が短期間で済み、施工しやすく、コストが抑えられるといったメリットがあります。
○工事の主な流れ
工事完了後、確実に施工されているかどうかを依頼者がチェックし、納得できれば引き渡し可能となります。
○施工後のメンテナンス
防水工事施工後の耐用年数を保つためには、定期的なメンテナンスを行うことがとても大切です。用いる工法の種類によっても異なりますが、施工後5年〜10年の間は、トップコートと呼ばれる保護塗料を上から塗って防水材を守るメンテナンスを定期的に行いましょう。
○工事にあたっての事前準備
マンションの防水工事をするにあたり、屋外での作業となるため、騒音以外にも工事中に生じる匂いを遮断することが難しくなります。そのため、事前に近所に挨拶や説明をして理解を得ておくことが大切です。
○まとめ
適切な改修工事を行い、いつまでも建物を綺麗に保つことで、住宅の耐用年数を延ばすことにつながります。資産価値を大きく下げることの無いように、定期的にきちんと修繕をし、価値のある状態を維持することが大切です。早めの工事と定期的なメンテナンスで、あなたのマンションを美しく守りましょう。
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