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初夏から台風が多くなる日本では、この季節に激しい雨風の影響を受けて、マンションの劣化部分から浸水被害も多く起こります。建物の内部まで浸水してしまうと、鉄筋に雨水が届き、錆が生じるほか、腐食などの様々な影響を建物にもたらします。屋上の防水工事を行うことで、建物の劣化を防ぎ、大事なマンションをいつまでも綺麗に保ちましょう。
[目次]
○屋上からの浸水被害
○屋上防水工事の概要について
○ウレタン防水とは
○作業の流れ
○まとめ
○屋上からの浸水被害
雨や雪が降り注ぐ屋上では、防水工事を施してから年数が経つと、やがて繋ぎ目などの部分に劣化が生じ、そのわずかな部分や雨風の影響を受けすり減った防水膜が薄くなり、建物に浸水被害をもたらします。劣化部分をそのままにしてしまい一度浸水が起こってしまうと、建物内部へと漏水した水によって鉄骨に錆びが生じるほか、バクテリアの繁殖や異臭の原因など、様々な被害をもたらします。いつまでも建物を綺麗な状態で保つためには、劣化部分に補修を行い、雨風の影響を受けてダメージを受けた屋上の防水工事をしっかりと施すことがとても大切です。
○屋上防水工事の概要について
まず、屋上の劣化状態の調査から始まります。そして既存の防水膜下地(劣化が見られる状態のもの)を除去し、高圧洗浄機で汚れを落とし、綺麗な状態にします。そして次に、その屋上の劣化状態に合わせて、補修が必要な所は樹脂などで修繕を行い、防水材を塗料する前のベースをしっかりと作ります。次にプライマーと呼ばれる下地を塗布し、ここで通気緩衝工法を必要とする場合には、通気緩衝シートを貼り付けていきます。防水層となるウレタン防水を二回に渡って塗布し、最後にトップコートを重ねて完成です。
○ウレタン防水とは
弊社が屋上防水工事に用いる防水材このウレタン防水という工法は、ウレタン樹脂を塗りつけることで防水処理をした工事方法のことです。液体状のウレタン樹脂がゴム状に固まることにより、密封性の高い防水塗装ができます。耐用年数は10〜12年です。ウレタン防水は、屋上・開放廊下・階段室、ベランダ・ルーフバルコニーなどあらゆる場所に施工されており、歩行用から運動用まで様々な仕様目的に対応できる特徴があります。
[ウレタン防水の特徴]
・軽量で施工しやすい
→建物への負担が少ない
・廃材が少なく、小規模な工法
→コストを抑えることができる
・施工が他の防水工法と比べて比較的簡単
→入り組んだ複雑な箇所にも施工しやすい
○作業の流れ
屋上の劣化状態の調査
↓
用いる工法の決定
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お見積もり
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ご契約
↓
既存の防水膜下地の撤去、高圧洗浄
↓
プライマー(下地)塗布
↓
通気緩衝シート貼り付け
↓
防水材塗布
↓
トップコート塗料
↓
工事完了
↓
ご確認、お引き渡し
工事完了後、状態をご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はウレタン防水を用いた屋上防水工事について簡単にご案内させていただきました。雨風の影響を直接受ける屋上は、劣化から浸水被害に繋がるスピードも早く厄介な点でもあります。まだ被害が少ない内や、劣化状態が軽度な内から、一度お見直しをされてみてはいかがでしょうか。弊社では、都内の工事に関するお電話でのご相談や現地調査まで、無料で承っております。何かご不明な点やご質問がございましたら、お気兼ねなくご相談くださいませ。
[工事に関するご相談]