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マンションや施設などの大規模工事を請け負っているとお客様の中には「改修工事」と「修繕工事」の2種類の工事があることを ご存じないという方がいらっしゃいます。
この2種類の工事は同時に行うことや、単一の工事であっても両方の意味を持つこともある工事です。
しかしながら、どちらの工事に分類されるのかにより効果や税務上の分類も異なるので大規模な工事を担当している方であればあるほど正しく理解しておくことが大切です。
そこで今回の記事では、修繕工事と改修工事の違いについてご説明します。
修繕工事と改修工事の違いを簡潔にご説明すると、
・修繕工事は現状で壊れているモノ、壊れそうなモノ、絶対に壊れてはいけない場所、壁など定期的に直すことが必要な部分を元に戻すこと
・改修工事は、現状あるものに付加価値をつけて新しく利用できるようにすること
という違いがあります。
もっとわかりやすくいうと建て付けの悪いドアを直す際に、開閉しやすいようにするのが修繕、自動ドアにして利便性を高めるのが改修という違いになります。
以下からは、修繕工事と改修工事を詳しくご説明します。
修繕工事とは、老朽化やなんからの要因によって劣化や不具合が生じた建物や美品に対して、修理や取り替えなどの処置を行い問題部分の性能や機能に問題なく使用できる状態に復元することを指します。
復元の度合いは応急処置のようなものではなく、建設した当時の水準に戻すまでが目標です。
また、大規模修繕を行うくらいの大きな建物の場合には、10年ごとなど計画的に点検を行い劣化や不具合がないか点検します。
その際に発見された不具合などは、「補修工事」や「小修繕」と呼ばれ区別されています。
改修工事とは、建物の修理や修復に留まらず昨日の向上を目指してアップグレードさせる工事を指します。
例えば、地震が起きても建物の安全性が保たれるようにと耐震改修工事を行うことや、住環境を改善するように断熱住宅に工事することが挙げられます。
さらに、近年では高齢者や体の不自由な方、ベビーカーを利用しているご家族のためにバリアフリー化やエレベーターの設置なども行われています。
ここまでは修繕工事と改修工事の違いについて具体例を用いてご紹介してきました。
ここからは、それぞれの工事のメリットやデメリットをご説明します。
先ほどもご説明させていただきましたが、建物は時間経過と共に老朽化が進行します。これは、目に見える部分だけではなく目に見えない部分でも起こります。
そのため、定期的に建物を点検し工事を行うことは住居者の安全を守るることにつながります。
しかし、修繕工事だけでいいのか改修工事も行うべきなのか迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこでそれぞれのメリットをご紹介します。
修繕工事の特徴
改修工事の特徴
このように、修繕工事と改修工事のどちらの工事を行う場合であってもそれぞれにメリットやデメリットがあります。
工事を決める際にはどのような目的で工事を行うのか担当者が入念に話し合い進めることで選択しやすくなります。
ここまで、それぞれの工事を比較してきました。
ここからは実際の流れをご説明します。
まず、大まかな改修工事の流れはこちらです。
改修工事や修繕工事など、お困りの際にはまずは私たちにまでご相談ください。
当社スタッフがお伺いし現状を調査させていただきます。
状況確認後、改修工事や修繕工事に必要な作業や材料のお見積もりをご提示させていただきます。
お見積もりにご同意いただき契約完了後、実際に工事作業を行わさせていただきます。
全ての工程や作業が完了いたしましたら、お引渡させていただきます。
工事の内容やご相談いただく内容、建物の大きさにより大きく異なりますが、目安としてお問い合わせから工事開始まで1年程度、着工から工事完了までは半年前後かかる場合もあります。
A:建物の状況により異なりますが、当社としては改修工事を行うことをおすすめしております。
特にバリアフリー対策や宅配ロッカーの設置、インターホンにカメラを導入することなどは住居者に特に喜ばれるためおすすめです。
もしお困りの際には、LASにまでご相談ください。
A:主に修繕工事に付加価値としてつけるものなので、以下の料金をご参考にしてください。
特に人気な工事の費用をご紹介いたします。建物の状況や対応面積、立地条件など様々な要件で費用は変動いたします。ご了承ください。
入り口付近のスロープの設置と10箇所の段差解消など 350万円
滑り止め付きスロープの設置 300万円
エレベーターの新設 2,300万円
宅配ロッカーの設置 60万円
インターホンカメラ 15万円/戸
今回の記事では、改修工事と修繕工事の違いについてご説明しました。
修繕工事とは異なり改修工事は、新たにお金がかかるものの利用者の利便性や安全性を高め生活しやすくするものです。
そのため、適切な工事を丁寧に行う業者選びが大切です。
また、どのような工事をすべきなのかわからずお困りの方は、LASにまでご相談ください。
港区、台東区、足立区、北区、豊島区、新宿区 渋谷区 世田谷区 横浜
大規模修繕のことならお任せください。
地下室というとあまり漏水被害のイメージが湧かない方も多いかと思います。ですが実際には、外壁や屋上など、建物の劣化部分から漏水した水が、最終的にたどり着いてしまう場所が地下室であり、蓄積された水分によって、カビや建物の劣化などの被害が多く見られます。地下室の漏水を放って置いてしまうと、コンクリートが剥がれ落ちる爆裂という現象が起き、建物の土台となる基礎に影響が及びます。建物を安全に保ち続けるためにも、まずは地下の防水工事について大切なポイントをしっかりと押さえましょう。
[目次]
○地下室の防水工事について
○コンクリートは防水ではない
○コンクリートのひび割れ
○作業の流れ
○まとめ
○地下室の防水工事について
建物の劣化部分から漏水が起こると、地面より低い位置にある地下室へと水が流れ込んでいきます。地下室の防水工事をしていないと、そのような浸水被害がコンクリートを劣化させ、最悪な場合は建物の倒壊につながる危険性があります。このようなことが起こらないよう、防水工事を施すことが建物を守る、とても大切な手段です。工事を大まかに説明しますと、まずは調査を行います。その他にも建物の他の劣化状態を調査し、これらを基に防水設計および防水工事を行います。
○コンクリートは防水ではない
一見頑丈に防水をしているかのようにみえるコンクリートですが、丁寧に施工された密度の高いコンクリートの部分だけのことであって、コンクリートの継ぎ目部分は劣化するとかなり水を通します。雨に長期間さらされたコンクリートはセメント成分が劣化し、砂と砂の結合が弱くなってしまいます。セメント成分が流れだしたコンクリートは表面がはがれ、強度が下がるだけでなく、コンクリート内部の鉄筋が錆びて建物の耐久性が低下してしまうのです。
○コンクリートのひび割れ
漏水被害のほかにも、地下室のコンクリート内にひび割れが発生していた場合は修復を施します。コンクリートのひび割れにはエポキシ樹脂注入工法と言われる工法を用いて直接樹脂の注入を行ったり、バジリスクという最新のコンクリート材を流し込むことによってよりピンポイントで修復を施します。特にバジリスクは、コンクリート中にバクテリアとその栄養分を含み、そのバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術で、注目を集めています。これら2つの工法や、ひび割れについてはこちらでより詳しく書いてありますので、気になる方はこちらの記事をぜひチェックしてください。
エポキシ樹脂注入工法ですが、この樹脂自体が防水をするではございません。コンクリートの劣化部分に漏水が発生している場合はまず止水作業を行い、そこからエポキシ樹脂でひび割れを修繕し、防水材を塗料して防水工事を行います。
これらのひび割れ補修や、防水材をしっかりと施工することで、地下室を漏水から守ります。
○作業の長れ
現場調査
↓
防水設計
↓
お見積もり
↓
ご契約
↓
防水工事
↓
工事完了
↓
ご確認、お引き渡し
工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
まずはマンションの地下室の状態をよく調査することが大切です。漏水のサインは、漏水してから乾いてしまったりして中々わかりにくいかと思います。ですがそのような漏水の跡が少しでも見られた場合、防水工事を行った方が建物を長持ちさせるための良い手段です。弊社では工事に関するお電話でのご相談から、現場調査まで、無料で承っております。ぜひお気兼ねなく、ご相談くださいませ。
[都内工事に関してのご相談]
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マンションの見た目とも言える外壁。大切なマンションを綺麗に保つためには、外壁の定期的な修繕メンテナンスが欠かせません。外壁の塗膜が劣化すると、見た目だけでなく、雨漏りや建物の構造部分が腐食する原因になります。今回はこの外壁修繕について、詳しくご紹介致します。
[目次]
○そもそも外壁修繕工事って?
○修繕を行うタイミング
○チョーキング(白亜化)現象とは
○工事を行うにあたって
○作業の流れ
○まとめ
○そもそも外壁修繕工事って?
外壁修繕工事とは、外壁の汚れを落とし、ひび割れや劣化部分を修繕してマンションの外壁をリニューアルさせる工事のことを指します。まず始めに外壁がどれくらいの劣化状態にあるのか、チェックを行います。そしてその劣化状態に合わせて、加減を考えながら洗浄、修繕、塗装の工事を行います。
具体的な作業としては、まずマンションに足場を設置し、専用の高圧洗浄機などで外壁の洗浄を行い、丁寧に汚れを落としていきます。次に、ひび割れの修繕や、サビの手入れ、コーキング補修など外壁の下地処理を施します。次に塗料が付いてはいけない部分をビニールシートなどで覆って養生作業を行います。そして最後に外壁の塗装です。外壁は、何回かに分けて塗装されます。外壁の状態によっては、下塗りを複数回にすることや、上塗りの上に仕上げ塗装を施すこともあります。塗装後は足場の解体と撤去を行い、全ての作業を終了とします。
○修繕を行うタイミング
外壁修繕工事を行うタイミングとしては、国土交通省の『改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル』(2004年6月発行/2010年7月改訂)によると、およそ10〜15年に一度とされております。
ですが実際には、年々増加傾向にある異常気象の影響や、建物の周辺環境によって、工事を必要とするタイミングには差が生まれるのです。
目安としては、ひび割れなどの目に見える被害が起きた時はもちろん、壁を触った時に手に白い粉のようなものがつく”チョーキング現象”が起こると、工事が必要となります。
○チョーキング(白亜化)現象とは
熱や紫外線、風雨などの影響を受けて、外壁の塗料に含まれている顔料が、写真の様に表面にチョークの粉のようになって出てきてしまう現象です。この現象は、外壁を守るカバーとなっている表面の部分が劣化しているサインなため、外壁を守るという塗装本来の役割を果たすことができなくなっており、防水機能が低下していることを表しています。このチョーキング現象をそのままにしてしまうと、建物を守る外壁が脆くなり、ひび割れや浸水の原因となります。まだひび割れが起こっていなくても、チョーキング現象が現れたら、早めのうちに外壁修繕工事を行うとよいです。
○工事を行うにあたって
上記でもご説明致しましたように、外壁修繕工事は足場の設置を必要とします。また用いる塗料によっては匂いを生じるものもあります。工事中の騒音や匂いについては、事前にご近隣の方のご理解をいただいておくことをおすすめ致します。
○作業の流れ
工事のご相談、現場調査
↓
お見積もり
↓
ご契約
↓
足場の設置
↓
外壁の洗浄
↓
ひび割れなどの修繕
↓
塗装
↓
工事完了
工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。外壁修繕工事と一言でいっても、中々ご想像しにくいものであったと思います。まずはマンションの劣化状態をきちんとチェックし、その状態に合った適切な修繕を行うことが最も大切です。弊社では無料でご相談、現場調査を承っております。気になる箇所がございましたら、ぜひお伺いくださいませ。
[都内工事に関してのご相談]
きわめて頑丈なイメージの地下構造の鉄筋コンクリートも、地震やなどの被害受けて、時間が経つにつれ起こる経年劣化や成分の中性化が生じることで壁がもろくなり、そこから漏水し、建物の様々な不具合を引き起こします。
このように吹き出した水も、適切な工法を用いて工事を行えば、このようにしっかりと防水することができます。
こういった水の漏水によって引き起こされる様々な不具合から大切な建物を守るために、 しっかりとした地下の防水工事の知識を身につけましょう。
[目次]
○どの様に防水工事をしたら良いのか
○背面止水注入工事とは
○背面止水注入工事の特徴
○ケイ酸質系塗布防水材
○作業の流れ
○まとめ
○どの様に防水工事をしたら良いのか
マンションの地下構造を強く保つために必要な地下の防水工事。地下の工事と聞くと、周りの土地に穴を掘って行う大掛かりで高額な作業・・・といったイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思います。またインターネットで“マンション 地下防水”などと検索をかけると、“ウレタン防水” 、 “F R P 防水” 、“ポリマーセメント防水”というワードをよく目にすると思います。ですがこれらの防水工法は壁表面に塗布するものであるため、地下水位からの浸水にはあまり効果を発揮できません。よりわかりやすくご説明致しますと、内側から壁に防水を施しても、外部から内側に向けて入る漏水では、防水幕が水圧で破れてしまう可能性があり、またすぐに工事を必要とする可能性が高くなります。
弊社では、上記で述べたような土地を掘り下げて止水を行う大掛かりな工事や壁表面のみの防水工事はせず、“背面止水注入工事”を用いて、費用と工期を大きく抑えております。
○背面止水注入工事とは
地下構造のコンクリートの壁に穴をあけ、高炉スラグ微粒子注入材もしくはアクリルエマルジョン系防水材を躯体室内側より注入して、 防水層の劣化した不具合部のある地下構造物の躯体に新たに防水層を作る工法です。この工法は広範囲及び小面積どちら施工性にも優れ、高強度、高耐久性の硬化体を形成して躯体補修する、技術的に一歩進んだ補修工法です。
○背面止水注入工事の特徴
・コンクリートとの一体性に優れた高強度な補修
→高密な止水力でしっかりと浸水を遮断できる。
・注入圧力、注入量が確認でき、施工管理が容易にできる
→コストが抑えられる
・既設コンクリートに漏水、背面還流水があっても施工できる。
→様々な状態の浸水にも対応できる
○ケイ酸質系塗布防水材
上記で背面止水工事による止水についてご説明しましたが、弊社ではケイ酸質系塗布防水材による防水も並行して行なっております。ケイ酸質系塗布防水材とは、このケイ酸イオンがコンクリートの空隙中にあるカルシウムイオンと化学的に反応してケイ酸カルシウム水和物の繊維状及び針状結晶を生成し、毛細管空隙を充填することで防水性能を発揮します。この結晶は材齢が 6ヶ月ぐらいまで数が増加し、さらに下地コンクリートを緻密化させます。 用途についてはコンクート水槽やエレベーターピット、地下構造物の外壁や床等で、 塗布する事によりコンクリート躯体の養護と防水に優れた性能を発揮できます。
背面止水注入工事と、ケイ酸質系塗布防水材のこの二つを施工することによって、内側からしっかりと防水を行なっていきます。
○作業の流れ
工事のご相談、現場調査
↓
お見積もり
↓
ご契約
↓
背面止水注入工事、ケイ酸質系塗布防水
↓
工事完了
↓
ご確認、お引き渡し
工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。マンションの地下防水について、少し難しいと感じられた方も多いと思います。
弊社ではお電話でのご相談を無料で承っておりますので、何かございましたら、ぜひお気兼ねなくお電話くださいませ。
[工事に関してのご相談]
火災保険で申請して得られるお金を適用することで、必要となった工事を実質タダで施工することができるんです
とはいっても、どのように申請をしたら良いのか、本当にきちんとした分のお金がおろせるのか、その保険をどんな会社のどんな工事に適用できるのか、あまりよくわからないことが多いかと思います。
そのため弊社では、どんな工事が必要かの現地調査から保険の適用、工事の施工、施工後の確認まで、ノンストップのフォロー体制をとっております。
今回はその概要を詳しくご紹介致します。
[目次]
○保険申請と工事の流れ
○個人では難しい保険を申請する際のポイント
○適用される主な工事のご紹介
○まとめ
○保険申請と工事の流れ
まず、建物がどんな状態であるかをチェックする、現地調査から始まります。
弊社では現地調査を無料で承っております。
↓
現地調査終了後、保険が適用される被害箇所の認定
↓
保険内で行える工事のプラン作成
↓
弊社が鑑定人に被害箇所(工事箇所)の証拠提出
↓
保険申請
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申請主(お客様)に保険金が渡される
↓
弊社による補修工事
↓
工事完了
工事完了後、ご確認いただいてからのお引き渡しとなります。
○個人では難しい保険を申請する際のポイント
工事や保険に関する知識が少ない個人の方の請求では、本来請求できるはずの被害箇所を発見できずに申請してしまったり、被害箇所の写真を十分な形として証拠に出来ず、保険対象外と断定されてしまうケースが多く見られます。
[なぜ個人での申請は難しいのか]
鑑定人とのやりとりが適切でなければならない
・“現地調査報告書”の提出
・“工事見積書”の説明
→不備があると支払われる保険金の減額となってしまう
補修が必要な危険な場所で被害箇所を探すリスクがある
・屋根の状態やひび割れを細かくチェック
・補修が必要か見極めて証拠に残す
→十分な調査ができず、被害箇所を見逃してしまう恐れがある
保険で認定されるのに適切な証拠を残さなければいけない
・証拠としての写真の技術が求められる
・保険適用となる証拠の知識が必要とされる
→証拠として認められず、保険適用外と断定されてしまう。
この様なたくさんのリスクから専門的な知識と実績でお客様をお守りすることが、弊社が一から保険活用工事をサポートさせていただく理由の一つです。
○適用される主な工事のご紹介
屋根の補修工事
保険を適用して施される工事の多くが、屋根の補修工事です。
屋根の補修に関しては、雨風による屋根の劣化や雨漏りによって生じる破損、ひび割れなどが多く見受けられます。そのため、火災保険適用となる被害箇所が発見しやすく、申請するに渡って必要な証拠がきちんと揃えることができ、保険が適用されやすい工事なのです。
外壁の補修工事
外壁の劣化を修繕する工事です。
外壁面のひび割れや塗装の浮き剥がれ、サッシやドア、各種点検口、ハッチ部、吸排気ダクトなどの劣化により防水効果が効いてない状態にある場合、工事を必要とします。
こちらは屋根の工事と比べると保険の申請は少し難しくはなりますが、状態が軽度なうちから工事をすることで、修繕費用を大幅に抑えることができます。
コンクリート面などのひび割れ修繕工事
鉄筋コンクリート造マンションのいたるとこに生じるひび割れを補修する工事です。
地震の多い日本では亀裂やひび割れが生じやすく、そこから雨水が侵入することによって内部鉄筋を腐食させる原因となります。放っておくと、外壁の剥離にもつながる他、耐震強度の低下など、深刻な問題の原因となります。またこの工事も、軽度なうちに補修工事を施工することで、費用を大幅に抑えることができます。
○まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。弊社が保険申請のご相談から現地調査、工事までの保険活用工事に関する一式のサポートにお手伝いさせていただいていることにご興味を持っていただけたら幸いです。
お客様のマンションにはどんな工事が必要なのか、どのくらいの保険金が下りるのか、またその金額内でできる工事は何があるのかなど、まずは無料の現地調査からお気軽にご相談ください。
[保険申請や工事に関してのご相談]
03-6315-4194
どんな建物にも必ず訪れる老朽化。それを防ぐための改修工事や修繕工事があります。
といっても、どのような工事をどのくらいの周期で行えばいいのかいまいち想像がつきませんよね。
そこで、今回の記事では改修工事の種類やよくある質問に関してお答えしていきます。
1.改修工事とは
2.改修工事のメリット
3.改修工事の種類
4.改修工事に関する良くある質問
5.もし改修工事に関してわからないことがあればLASにご相談を
改修工事とは、現在の居住水準や生活水準に会うようマンションの性能をグレードアップすることを指します。
近年、マンションに求められる性能は設備機器の変化により年々高まりつつあり、近年の新築マンションの性能や利便性は著しく向上しています。
これに伴い、経年劣化だけでなく性能面での陳腐化が進行し、資産価値を下げることにも繋がりかねません。
こうしたことから、修繕による性能の回復のみならず、機能や設備を追加しすみやすいマンションにしていくことが求められます。
大規模修繕工事では、この改修工事に加えて「修繕工事」も行います。
この修繕工事とは、改修工事とどのような違いがあるのでしょうか。ご説明します。
改修工事と混同される「修繕工事」は、経年劣化や外的要因によって劣化したり水漏れなどの不具合が発生した建物などに対して、修理や取替などを行うことを指します。
マンションやビルのオフィスなどの大規模な建物では、この「修繕」を一定の年数ごとに計画的に行い、安全に利用していただけるよう配慮されています。
そんな改修工事ですが、本当にやる意味があるものなのか不安ですよね。
そこで、ここからは改修工事を実際に行うメリットを、ご紹介します。
改修工事を行うことで、様々なメリットがありますが、主に以下のメリットが挙げられます。
まず、基本的に建物は時間経過に伴い老朽化が進みます。
これは目に見える部分のみならず、外観からは把握できない部分からも起ります。
しかしながら、建物の改修工事を行うことで耐久性を高め、住居者や利用者が安心してお過ごしいただける環境を作り出すことができます。
さらに、大地震や巨大台風による災害などの際に老朽化が原因となり倒壊してしまう建物も少なくはありません。
そのようなことにもならないためにもまずは定期的に点検や工事を行いましょう。
修繕工事だけでなく改修工事も同時に行うことで、利便性を向上させることができます。
時代の流れにより人々の価値観が変化していく中で、より快適に過ごしていただけるような設備を整えている建物が増えています。
その代表的な例として、車椅子の方にもご利用いただけるようなバリアフリー対策、家に不在の人が増えたことによる宅配ロッカーの完備などは利用者にとっては嬉しいですよね。
建物の資産価値は、築年数と共に減り約20年間でほとんどなくなります。
資産価値がなくなることで、建物を売却しようにもお金にならなくなってしまう可能性があります。
しかしながら、適切な改修工事を行うことで安全性や防音、外観などを回復させたり利便性を高めたりすることで、資産価値を維持したり減少を抑えたり、場合によっては資産価値をあげることも可能です。
特にマンションやアパートなどの集合住宅の場合、新しく綺麗で安全な建物に住みたいと考える方が多いです。
特に都心に住んでいる人や若い世代は、室内の綺麗さだけでなくマンションの外観も気にする傾向にあります。
空き部屋をなるべく作らずに、入居して貰いたいですよね。
計画的に適切な改修工事を行うことをおすすめします。
ここまで、改修工事のメリットを紹介してきました。しかしながら、実際にどのような改修工事があるのかイメージがつかないですよね。
そこでここからは、改修工事の種類を見ていきます。
改修工事は大きく分けて下記の3種類に分けられます。
外壁修繕工事は、その名前にもあるとおり建物の壁を修繕する工事です。
外壁は雨や風などにより劣化が進み、壁やタイルが剥がれ落ち利用者だけでなく通行人の安全を脅かします。
さらに、外壁修繕工事は10年ごとに行う方が良いと言われるほど大切です。
主な工事の種類としては以下のものが挙げられます。
さらに詳しい防水工事に関することが知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
コンクリートによる床は丈夫に作られていますが、それでも年数の経過とともに劣化が進み、そこに薬品や衝撃が加わることで劣化スピードは増大します。
その劣化スピードを緩やかにするのが、塗り床工事です。
定期的に塗り替えることにより耐久性や耐水性を維持することができるようになり長期間に渡って利用できるようになります。
さらに、場所や利用目的に合わせた塗料を使うことで長持ちさせることができます。
エレベーターの漏水工事や宅配ロッカーの設置など、上記の二種類に分類されない工事も多数あります。
もしお困りの際には、LASにまでお気軽にご相談ください。
ここからは、改修工事に関してよく寄せられるご質問に関してお答えします。
大規模な改修工事の時期は、一概に築何年後と決められているわけではありませんが「12年周期」と言われています。
これは、建築基準法により建設してから10年経過した建物は、3年以内に外壁の全面打診調査を行う必要があるためと言われています。
しかしながら、建物の構造や立地条件などにより大きく異なるので、もし不安な方は一度お問い合わせください。専門の担当者が、お客様の建物診断から、改修工事のプランニングのご提案までサポートさせていただきます。
お問い合わせはこちら
改修工事の税務処理には、下記の2パターンに分類されます。
例えば、宅配ロッカーの設置やオートロック機能をつけるなどは資本的支出に、水漏れ対策の工事では修繕費に分類されます。
修繕費の場合には、税務関係がお得になるのですがきちんとした分類があるので、気になる方は税理士などに相談しましょう。
建物の大きさや老朽化の度合いにより大きく異なるので一概にいくらかかるということは申し上げられません。
とはいえ、どのくらいのお金がかかるのか知りたいですよね。
東京都都市整備局のデータによれば、1,000~3,000万円の範囲が35%、3,000〜5,000万円の範囲が22%調査結果があります。
もし、見積もりだけでもしたいという方は、こちらまでお問い合わせください。
今回の記事では、改修工事についての知識を種類や意味の観点から詳しく見ていきました。
改修工事は、利用者に安全に使ってもらうには大切な工事です。適切な点検や工事をきちんと行いましょう。
また、マンションを所有している人にとってはどのような工事をすればいいのか不安という方も多いでしょう。
そのような方は、一度こちらまでご相談ください
地震の多い日本では、特に鉄筋コンクリート造の建物にひび割れや亀裂が多く生じます。
ひび割れの原因は地震以外にもあり、気温変化や乾燥収縮、コンクリートの中性化といった様々な原因によって引き起こされます。ひび割れをそのままにしてしまうと、そこから雨水がコンクリート内部に侵入し鉄筋の錆びにつながり、外壁が崩れたり、耐震強度の低下に繋がってしまいます。それを防ぐために、コンクリートが自らひび割れを修復する能力を持ったバジリスクによる自己治癒技術がいま大きく期待されています。
[目次]
○補修するべきひび割れの種類
○施工方法の種類
○“バジリスク”について
○“バジリスク”の修復メカニズム
○作業の流れ
○まとめ
○補修するべきひび割れの種類
・構造クラック(幅0.3mm、深さ4mm以上)
構造クラックはひびが表面だけでなく内部の鉄筋まで届いてしまっている非常に危険な状態です。その危険な状態から別名貫通クラックとも呼ばれます。雨水の侵入によって鉄筋が錆びてしまうだけでなく、ひび割れが広範囲に広がってしまい、最悪の場合地盤沈下を招いてしまう可能性があります。
・水平なひび割れ
ほとんどの原因によって生じるひび割れは縦方向ですが、横方向や斜めに伸びるひび割れは、大きな力が基礎に加わることで発生します。もし横方向に水平に伸びているひび割れを発見した場合、設計や施工に何らかの問題を抱えている可能性があるかもしれません。
・細かく小さな複数のひび割れ
たとえ小さく細かなひび割れであっても、同じ場所、または近くにいくつも発生している場合は注意が必要です。これらを放っておいてしまうとひび割れがどんどん広がってしまい、やがて構造クラックへと変化したり、コンクリートに多くの滑落が見られる様になり、内部への水の浸入を防ぐことが難しくなってしまうばかりか、放置すると地盤沈下のリスクも大幅に増加してしまいます。
○施工方法の種類
エポキシ樹脂注入工法
構造物や外壁に発生したクラック(ひびわれ)に対しては、直接樹脂の注入を行います。
樹脂を注入したのちに、塗装をすることで外壁を綺麗に仕上げることができます。
外壁の浮き部分にはドリルで穿孔した後に、注入金具を取り付けて注入をしていきます。
バジリスクによる自己治癒技術工法
微生物を配合したコンクリート材を流し込むことによってひび割れなどの損傷を自動的な修復を図る工法です。
バジリスクによる自己治癒技術工法は、他の工法に比べてンテナンス費用も比較的安く、建物の保守か管理が長持ちするのが特徴です。弊社ではこちらをオススメしております。
○“バジリスク”について
バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤です。1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。コンクリート中に特殊なバクテリアと栄養分のカルシウム有機塩を混入することで、コンクリートにひび割れが発生した際にバクテリアの代謝活動によってひび割れなどの損傷を自動的に修復してしまう優れた自己治癒技術です。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していきます。この技術がコンクリート構造物の長寿命化およびメンテナンスフリーまたは大幅軽減等の特長を有することが評価され、2015年に欧州特許庁の欧州発明家賞にノミネートされました。
○“バジリスク”の修復メカニズム
バクテリアをまずは乾燥状態にし、その状態にした上で、バクテリアのエサとなる乳酸カルシウムといった栄養素と一緒に顆粒化しコンクリート製造時に混入し、コンクリート硬化後ひび割れが発生した場合、雨水などの水分が浸入すると酸素を有する環境下でバクテリアが復活し、栄養分を吸収して炭酸カルシウムを生み出しひび割れを閉塞し、内部の鉄筋腐食を防止することができます。バクテリアの代謝活動で発生した二酸化炭素は、B 剤に含まれるカルシウム分やコンクリート中の未水 和セメントと結合して炭酸カルシウムになり、ひび割れや細孔内部を埋めていきます。
○作業の流れ
ひび割れの状態調査
↓
ひび割れの清掃、乾燥
↓
補修作業
↓
清掃
↓
工事完了
↓
お引き渡し
工事完了後、状態を確認して頂いてからの引き渡しとなります。
○まとめ
鉄筋コンクリート造の建物にとって、コンクリートのひび割れは建物の耐久性や耐震性・安全性に大きな影響を与えます。また、コンクリートは気温や湿度の変化により、常に膨張と収縮を繰り返すため、ひび割れの発生は避けることができません。様々な原因から生じたひび割れを早期の段階から補修し、雨水の浸水による鉄筋の錆びや劣化から守ることで、建物をいつまでも安全に保ちましょう。