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マンション共用部の床や、キッチン厨房など、幅広い箇所で定期的なメンテナンスが必要となる床に塗装工事。
そんな床の塗装にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、工事に使用する塗床材の種類や、それぞれの特徴について、詳しくご説明致します。
[目次]
○そもそも塗床とは
○水硬性ウレタン樹脂系塗床
○硬質ウレタン系塗床
○MMA樹脂系塗床
○エポキシ樹脂系塗床
○まとめ
そもそも塗床というのは、床のもととなっている下地コンクリートに、コテやローラーを使って塗料を塗り仕上げた床のことを指します。
その用いる塗料によって完成後の特徴や耐久性が異なるので、工事や修理をする際は必ず施行後のイメージをきちんと考慮することが必要です。
また塗床は、経年劣化により剥がれやすくなっていきます。
剥がれてしまうと床本来の機能を発揮しなくなり、様々な被害に繋がるため、定期的な塗料の塗り替えを行うことが大切です。
主に厨房や食品向上などの床に施工されているのが、この水硬性ウレタン樹脂系塗床です。
天然物由来の成分を使用しているため、臭気がほんどなく、従来の有機塗膜に比べ、人と地球環境に配慮したやさしい塗り床材となっています。
また120度までの熱に耐えられるほどの耐熱性に優れているほか、酸やアルカリ、洗剤、油脂 類、アルコールなどに対しての耐久性も兼ね備えています。
耐磨耗性に優れている硬質ウレタン系塗床は、主に研究室や事務所などの床に使用されています。
衝撃に強い性質を持っているため、施行後の耐久性を考慮しやすく、床を頑丈に保つことができるのが特徴です。
またシームレス加工により、汚れにくく簡単に清掃がしやすいフラットな床に仕上げることができます。
倉庫や駐車場などに多く使用されているのが、このMMA樹脂系塗床です。
他の樹脂と比べて硬化にかかる時間が短く、工事の施工期間を大幅に短縮できるのが特徴です。
またマイナス20度の低温下でも硬化する性質を持っているため、冷蔵倉庫などの床にも施工することができます。
耐薬品性に優れているほか、抗菌性を兼ね備えた塗床材です。
耐油性、耐薬品性、耐摩耗性など、様々な優れた性質を持つエポキシ樹脂系塗床は、その性質から様々な箇所の床に施工されています。
シームレスで光沢があり、主に広く使用されるのが特徴的です。
また、下地の凹凸状態からの影響を抑えて、ムラなく塗布することができ、床を綺麗に頑丈に仕上げることができます。
硬化する速度も比較的はやく、塗床後の翌日から使用することができ、工事を取り入れやすいのがこのエポキシ樹脂系塗床です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は、塗床工事で使用するそれぞれの塗床材について、それぞれの特徴をご紹介致しました。
仕上がり後の目的に合わせて、きちんと塗料を選び、定期的なメンテナンスを施すようにしましょう。
弊社では、お電話による工事のご相談から現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。なにか気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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厨房の床塗装が剥がれる原因とは?塗床工事について詳しく解説!
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人間と同じように年を重ねていく建物は、自然災害や経年劣化の影響を受けて徐々に劣化していくのが特徴です。
マンションを長く、綺麗に保つためには、定期的な点検や修繕工事が必要になります。
今回は、このマンションの大規模修繕工事について、工程から気になる費用まで詳しくご説明致します。
[目次]
○工事のタイミング
○費用について
○改修工事との違いとは?
マンションの大規模修繕工事では、劣化した様々な箇所の修復作業がメインとなります。
外壁の塗装や、屋上の防水塗装を塗り替えたり、ひび割れなどによる雨漏り被害を修繕して、建物の水準を建設当初の状態まで戻すことが工事の目的です。
また共用部の錆びや汚れなども徹底的に清掃し、元の綺麗な状態に戻します。
そんな大規模修繕工事の主な工事箇所をまとめると、
・外壁塗装
・外壁タイルの張り替え
・屋根塗装
・屋上塗装
・コンクリート面などのひび割れ
・共用部の劣化箇所
・地下コンクリート
など、様々な箇所があります。
まずは足場を設置して建物の劣化状態を調査することで、事前に火災保険を申請したり、工事プランを作成してから、その劣化状態に合わせて修繕していくのが工事の主な流れです。
地震の多い日本では、建物に亀裂やひび割れが生じやすく、そこから雨水が侵入することによって内部鉄筋を腐食させ、耐震強度が低下して老朽化の原因となります。
そうなる前にも、およそ10〜12年に一度のタイミングで、マンションの大規模修繕工事を行うことが必要です。
定期的に修繕工事を行うことによって、劣化状態が軽度なうちにメンテナンスを取り入れることができるため、費用を大幅に抑えることができます。
劣化が進んで建物へのダメージが深刻になる前にも、建設から10年以上の年数が経過している場合や、以前の工事から年数が経過している場合は、大規模修繕工事を行うようにしましょう。
マンションの大規模修繕工事は、大掛かりな工事であるため、費用も高いというイメージを持たれている方が多いかと思います。
国土交通省が2017年5~7月に実施した”マンション大規模修繕工事に関する実態調査”によると、1戸当たりの工事金額は75万~120万円前後が目安とされ、平均でして100万円となっています。
ただそれらの金額はあくまで目安であり、建物の劣化状態によって費用が左右されることがほとんどです。
また大規模修繕工事では、修理を必要とする劣化箇所を火災保険の適用箇所として申請し、保険金を受け取って工事費用を大幅に節約することも可能になります。
特に外壁や屋上は、自然災害の影響を受けて工事が必要となる箇所が多いため保険が認定されやすく、工事費を浮かしやすいのが特徴です。
火災保険って外壁工事に適用できるの?申請の方法やポイントについて
マンションの工事において、大規模修繕工事と同じように、改修工事という言葉をよく耳にされる方が多いと思いますが、その二つでは工事の内容や目的が違ってきます。
今回の記事でご説明した大規模修繕工事では、建物の劣化を修復して耐久性を建設当初の状態まで戻すことが目的です。
そのほかに改修工事では、建物の修復作業だけでなく、エレベーターの新設や手すりスロープの新設、バリアフリー加工など、今までなかった新しいシステムを導入してマンションの利便性をさらに追求することが目的とされた工事になります。
費用の面でも改修工事の方が高く、工事期間が長いのを特徴としますが、それに比例して建物の不動産価値も向上させることができます。
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マンションの工事費用はどれくらい?改修工事と修繕工事の違いについて解説!
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マンションの工事と聞くと、改修工事と修繕工事の二つを思い浮かべられる方が多いと思いますが、具体的に改修工事と修繕工事では何が違うのか、それぞれの違いについてよく分からない方もいらっしゃると思います。
今回の記事では、この二つの工事の違いや、気になるそれぞれの費用について、詳しくご説明致します。
[目次]
○改修工事と修繕工事の違い
○費用について
○まとめ
二つの工事の違いは、工事を必要とする目的が大いに異なるのが特徴です。
改修工事とは、建物に新たに付加価値をつけ、グレードアップさせる工事のことを指します。
バリアフリー加工や新たなシステムの導入、耐震強度の向上工事など機能性や利便性、安全性を改修工事によって備えておくことで、不動産価値を向上させ、入居率の上昇を期待することが出来るのが、この工事の目的です。
一方、修繕工事においては、建物に生じた劣化箇所の修繕を行うことをメインとし、 老朽化した箇所を建設当時の水準まで復元できる様、安全性と耐久性を戻す工事のことを指します。
よくマンションの大規模修繕工事という言葉を耳にされるかと思いますが、ここでいう修繕工事も同じものを指します。
主な工事箇所としては、外壁の塗装工事やタイルの張り替え工事、屋根や屋上の防水工事、その他共用部分の修復などです。
まとめると、建物をグレードアップさせるのが改修工事、建物の劣化箇所を修繕して建設当時の水準に戻すのが修繕工事です。
それぞれ工事の目的は二つとも異なるため、費用も異なります。
改修工事は、導入する設備の種類によってかかる費用が変動するのが特徴です。
反対に修繕工事においては、建物の劣化状態や修繕が必要となる箇所の範囲の広さによって最終的な費用が決められます。
<修繕工事>
費用の目安としては、国土交通省が2017年5~7月に実施した「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」によると、1戸当たりの工事金額は75万~120万円前後、平均で100万円となっています。
マンションの規模によっても値段は変動致しますので、あくまで平均の目安です。
主に修復をメインとした修繕工事などにおいては、火災保険を適用して工事の費用を大幅に浮かす事も可能です。
外壁の修繕工事や屋根、屋上の修繕工事に関しては、工事を必要とする箇所が雨や風、台風などの自然災害の影響を受けて生じた劣化被害であれば、火災保険の申請をして保険金を受け取れる場合が多くあります。
ーーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーーー
<改修工事>※目安
改修工事においては、建物の劣化箇所の修復だけでなく、同時に新設するものを加えるので、修繕工事と比べると工期が長く、また費用が高いのを特徴とします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
弊社では工事に関するご質問のお電話でのサポートや、現場の状態調査まで、無料で承っております。
気になられる点やご不明な点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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ーーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーーー
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地下コンクリートにあるピットに水が溜まってしまうと、バクテリアなどの繁殖によりエレベーター内に異臭が生じたり、錆が広がって老朽化を招きます。
エレベーターピットの工事では、溜まってしまった水の排水処理を行うほか、水漏れの止水、ひび割れの補修を施し、防水材を塗布することで防水性を強化します。
今回は、このエレベーターピット防水工事の工程について詳しくご説明致します。
[目次]
○エレベーターピットの工事について
○作業工程
○ケイ酸質系防水材
○まとめ
エレベーターピットにみられる漏水被害の原因は、経年劣化により建物に生じた小さな亀裂やひび割れから雨水が侵入することにあります。
点検をした際に水が蒸発した跡や水溜りがあると、建物が劣化しているサインです。放っておくと、錆やバクテリアの繁殖に繋がり、様々な二次被害を引き起こします。
このようなピット内に水が溜まる原因となるひび割れなどの劣化箇所に関しては、薬液注入工法を用いて修繕し、頑丈に止水します。
薬液注入工法とは任意に固まる時間を調節できる薬液を特殊な機械を用いて高い圧力をかけて注入し、止水や地盤強化を図る工法です。
薬液注入による止水工法で遮水性を強化、そして防水材であるケイ酸質系防水材を施工することでより防水効果を発揮することができます。
工事のメリットとしては、
など、エレベーター環境や居住環境の改善につながります。
エレベーターピット防水工事では、まず劣化状態の調査から始まり、排水作業やひび割れなどの被害箇所を修繕していきます。
まずは溜まっている水を排水し、ピット内を乾燥状態にします。
そして錆びやカビなどの汚れを除去し、ひび割れなどの劣化箇所を修繕していきます。
そうして土台を完成させた後、上から防水材を塗布してしっかりとした防水膜を作り、さらにトップコートを塗り重ねて耐久性をアップさせ、工事完了となります。
工事完了後は状態を確認いただいてからのお引き渡しとなります。
弊社では“ケイ酸質系防水材”と呼ばれる防水材を使用しております。
ケイ酸質系防水材には既調合粉体と水を練り混ぜて用いるI( アイ) タイプとエマルジョンと水、又は再乳化形粉末樹脂が混合された既調合粉体と水で練り混ぜて用いるPタイプの2種類があります。
コンクリートの毛細管空隙を充填し、その量を減少させコンクリートの表面を緻密なものに変化させることにより、防水性能を付与するものです。
塗布する事によりコンクリート躯体の養護と防水に優れた性能を発揮できます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。
気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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梅雨が明けたこの季節は、降り注いだ雨水が建物の劣化部分から侵入し、最下部にあるエレベーターピットに水溜まりができてしまっている場合が多く見られます。
水が溜まりやすいだけでなく、換気がされにくい位置であるため、梅雨が明けても自然に水が排水されず、異臭やエレベーター老朽化の原因となってしまうため注意が必要です。
今回は、エレベーターピットに水が溜まっている可動化の見分け方から、考えられる原因まで詳しく解説致します。
[目次]
○水が溜まっているかどうかの見分け方
○水が溜まる原因
○放置しておくと危険
○対処法とは
○まとめ
地下コンクリートを打設して作られているエレベーターピットは、日頃からその状態を確認することが難しく、水溜まりや劣化に気づかないことが多くあります。
そのため定期的な点検を行い、その際に細かく状態を観察することが大切です。
エレベーターピットの点検時に確かめるべきポイントとしては、
・錆などの汚れが溜まっているかどうか
・水溜り/水が蒸発した様な痕跡があるかどうか
・漏水しているかどうか
・腐食の様な臭いがするかどうか
の4点をしっかりと確認することで、水溜まりが発生しているかどうかを見分けることができます。
上の写真の状態のように、汚れや錆などの気になる点があれば、ピット内に水が溜まってしまっているサインです。
ピット内に水が溜まる原因には様々なものがありますが、中でも建物の老朽化による浸水被害が大きな原因の一つです。
建物の構造となっているコンクリート壁や屋上は、老朽化すると亀裂やひび割れが生じて、その部分から雨水が侵入するようになってきます。
そのような劣化箇所から浸水した水分が建物の下部へと流れ込み、地下コンクリートに溜まっていってしまうのです。
また最下部に位置していることから、換気ができないため、一度水が溜まってしまうと、湿気がこもりやすい環境が作られてしまいます。
このような湿度が高い環境は、雑菌が繁殖しやすく、次第にカビが発生して汚れが増えていってしまうので十分注意しましょう。
水溜まりによってカビや錆びなどの汚れが出ている状態は、ピット内の鉄骨や鉄筋を錆びさせて、脆くさせます。
ピットの水溜まりを放置してしまうと、エレベーター構造を老朽化させる恐れがあるため、決して放置させないことが大切です。
また放置しておくことで広がる被害は、錆びだけではありません。
水が溜まって雑菌が繁殖すると、大量のバクテリアが発生して異臭を放つようになります。
ピット内の異臭は、やがてエレベーターまで充満し、住民の苦情や居住環境のイメージダウンの原因ともなってしまうので注意が必要です。
点検時に水溜りを発見した際は、そのまま放置せずにしっかりと対処するようにしましょう。
エレベーターピットに水溜まりが見られる際は、決して放置せず、なるべく早めに対処することが大切です。
効果的な対処方法としては、まず溜まっている水の排水作業を行い、ピット内の劣化状態を確認することから始まります。
調査後、状態に合わせて清掃を行い、薬液注入工法による止水工事を効果的です。
この薬液注入工法による止水作業をした上で防水作業を行うことによって、しっかりとピットのひび割れや漏水を防ぐことに繋がります。
エレベーターピットの防水工事とは?排水作業から工程を徹底解説!
最後までお読みいただきありがとうございます。
劣化のサイン気づきにくい箇所であるからこそ、点検を行った際にはきちんと確認することがとても大切です。
弊社では、工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
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コンクリートが劣化すると、中性化や経年劣化が進んで脆くなっていきます。
脆くなったコンクリートは、次第に剥がれ落ちていき、”爆裂”という現象が起きて、建物の耐久性に影響を及ぼす原因となるので注意が必要です。
今回は、爆裂が起きる原因からその危険性まで、詳しくご説明致します。
[目次]
○爆裂とは
○爆裂が起きる原因
○建物への影響
○被害を防ぐには
上記の写真の様に、コンクリートが剥がれて中の鉄筋がむき出しになっている状態を”爆裂”と言います。
爆裂している状態では、その周りのコンクリートも脆く、中に水が染み渡っていたり、鉄筋が錆びている場合が多いです。
このように爆裂が起きていると、建物の構造に悪影響が出てしまうほど危険な劣化状態となるため、コンクリート壁に爆裂やボロボロになっている箇所を見つけたら、早めに修繕を行う必要があります。
爆裂が起きてしまうのにはさまざまな要因がありますが、その中でも主な原因となるのが、ひび割れによる亀裂の拡大です。
コンクリートは年数が経つにつれて中性化して強度が下がったり、乾燥や気温変化による膨張と収縮の繰り返しによってひび割れが生じてしまいます。
そのようにしてひび割れが発生してしまうと、そこから雨水や空気が侵入しやすくなって、内部の鉄筋に水分が付着しやすい状態になってしまいます。
ひび割れから侵入した水分が鉄筋に付着することで次第に鉄筋が錆び始め、体積が以前より増加してコンクリートを内側から圧迫することで爆裂が起きてしまうのです。
このように、徐々に鉄筋が浸水されて錆びていき、膨張することで爆裂が起きる原因となります。
爆裂が起きてしまうと、押し出てきた鉄筋はむき出しになり、崩れた場所から錆びた水が垂れてしまう状態になります。
鉄筋がむき出しになって錆びている状態は、鉄筋自体の劣化が激しく進んでいる証拠であるため、建物の耐久性に大きく影響を及ぼす危険な状態です。
鉄筋が劣化してしまうと、建物を十分に支えることができずに、倒壊や他の箇所へのダメージにつながりかねません。
また爆裂箇所から錆びた水が出てくることにより、建物内の衛生環境を悪化させてしまいます。
水がポタポタと垂れてしまっている状態は、カビの発生やバクテリアの繁殖を促してしまうので注意が必要です。
このように爆裂は建物に対して、耐久性の面でも、衛生環境の面でも悪い影響を及ぼしてしまうので注意しましょう。
爆裂による建物への深刻な被害を防ぐには、まずコンクリートの劣化を進めないことが重要になります。
劣化を進めないためには、ひび割れなどの亀裂を、まだ劣化状態が軽度の内から修復し、漏水被害を出さないことが大切です。
すでに漏水被害が出ている場合は、早急に止水作業を施す必要があります。
また止水作業や劣化部分の修復だけでなく、コンクリートの耐久性を根本から強化させる方法もあります。
そのような観点から、弊社ではバジリスクという自己治癒型コンクリート修復材を用いて、修繕を施すことを推奨しております。
爆裂を防ぐためには、ひび割れを修繕するだけでなくコンクリート自体も強化させることが大切です。
劣化箇所を修繕し、修繕後の耐久性を強化することで、コンクリートの老朽化を防いで、建物の安全性を守りましょう。
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防水性が強いイメージのあるコンクリート壁ですが、一度水漏れしてしまうと、内部に水を通しやすく、腐食や様々な問題が起きやすいのが特徴です。
今回は、コンクリート壁から水漏れが起きる原因と、その危険性について詳しくご説明致します。
[目次]
○水漏れする原因
○コンクリート壁の水漏れは危険
○水漏れを防ぐには
○まとめ
本来水を通しにくい性質のコンクリートですが、そのコンクリート自体に穴や亀裂が起きてしまうと、そこから水漏れの被害が生じてしまいます。
経年劣化によって生じる穴や亀裂は、徐々に建物の耐久性を左右するひび割れへと変化し、水が内部へと浸水する原因になってしまうのです。
ひび割れから水が内部に入ってしまうと、水が染み渡っている状態が続き、建物へ水漏れ被害を引き起こします。
コンクリート壁から水漏れが起きている場合は、危険信号のサインと言えます。
ひび割れなどから水漏れが発生すると、壁や周りが腐食する原因となり、どんどん老朽化していってしまうので注意が必要です。
水漏れ被害を放置してしまうと、コンクリートが水の影響によって脆くなり、剥がれ落ちて中の鉄筋がむき出しになる爆裂という現象が起きます。
またコンクリート壁からの水漏れは、建物の老朽化だけでなく、居住環境の衛生面にも大きく影響を及ぼします。
水漏れにより建物が湿っていると、カビやバクテリアが繁殖し、建物全体がカビ臭くなり、異臭被害の原因となってしまうのです。
被害が建物全体の耐久性にまで影響を及ぼす前にも、きちんと水漏れ対策を行うようにしましょう。
コンクリート壁からの水漏れを防ぐには、ひび割れなどの劣化部分の修繕を施すことと、水の侵入を遮断することが大切です。
まずひび割れの補修については、その状態に合った補修方法を用いて修繕を行います。
ひび割れ部分から既に水漏れが生じているのかどうかや、爆裂などの被害が起きていないかを調査し、様子を見ながら修繕していくことが重要です。
雨漏り対策でコンクリートを頑丈に!ひび割れ修復にはバジリスクが最適
そして、水を壁に近づけないことが、さらに浸水被害を防ぐ鍵になります。
水分をコンクリート壁から遮断するには、壁の結露を防ぐことが大切です。
結露の原因は、空気中に含まれる水蒸気が冷やされることによって水に戻ることで発生します。
基本的な結露を防止する対策としては、室内の水蒸気量を減らすことと、温度差を減らすことが大切です。
コンクリート壁から水漏れする原因や、その危険性について、ご理解いただけましたでしょうか。
コンクリート壁の水漏れに対しては、ひび割れなどの劣化箇所を修繕して止水作業を施すだけでなく、コンクリート自体の強度を高めてその後の防水性をUPする工事もあります。
水漏れやダメージが現れている箇所が見られる場合は、建物への耐久性や居住環境に影響が出る前にも、早めの対処をして被害を最小限に抑えるようにしましょう。
弊社では、工事に関するご相談から、現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。
気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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建物の最上部にある屋上は、紫外線や雨を直接浴びることから、天候によるダメージを受けやすいのが特徴です。
特に夏の時期になると、紫外線を浴び続ける時間が他の時期に比べて圧倒的に長いため、紫外線からのダメージが著しく現れます。
今回は紫外線から受ける屋上へのダメージや、その危険性について、詳しくご説明致します。
[目次]
○紫外線が及ぼす影響
○屋上のひび割れは危険
○ 被害を防ぐには
○屋上防水工事について
強い紫外線を長時間浴び続けると、人間と同じように建物も、表面に様々な悪影響が出てきます。
紫外線には様々な作用がありますが、中でも建物の防水層を乾燥させる力が大きく働くのが特徴です。
表面の防水層が乾燥すると、上記の写真のように劣化して表面から剥がれていって、汚れが溜まっていってしまうほか、どんどん劣化が進んでいってしまいます。
そうして剥がれていってしまうと、その防水性が弱くなった箇所に更に悪天候のダメージが加わることで、亀裂やひび割れなどが生じて、屋上全体が劣化する原因となります。
屋上にひび割れが発生してしまうと、そこから雨水などが侵入し、建物全体の漏水被害へと繋がっていってしまうため、細心の注意が必要です。
水に強いイメージがあるコンクリートも、紫外線や乾燥の影響を受けてひび割れが発生してしまうと、その少しの亀裂から水を吸収しやすく、実は漏水被害が起こりやすい特徴があります。
またその大きさによってひび割れの呼び方は異なり、建物への影響も大きく影響していきます。
幅0.3mm以下、長さ4mm以下ののひび割れをヘアクラックと呼び、ヘアクラック以上の幅、長さを越えるひび割れを構造クラックと呼び、どちらのひび割れも、放っておくとその深さが増して雨漏りや老朽化に繋がるので、早めの修復が必要です。
紫外線ダメージから建物を守るためには、このように発生した劣化部分を修復し、屋上の塗料を塗り替えることが大切です。
まずは汚れや、劣化している箇所を調べ上げ、適切な工事プランを作成することが必要になります。
工事プラン作成後、被害が広がりやすくなる原因となる、ひび割れなどの劣化箇所を補修することが大切です。
弊社では、ひび割れの状態に合わせて、様々な補修材を用いて修繕を行います。
エポキシ樹脂、アクリル樹脂など、様々な補修材がありますが、その中でもバジリスクという自己治癒型補修材は、コンクリート構造の強化に最適な補修材です。
ーー雨漏り対策でコンクリートを頑丈に!ひび割れ修復にはバジリスクが最適ーー
これらの補修材を用いてそれぞれの劣化箇所を修繕し、上から新たな防水層を構築することで、工事施行後の耐久性をUPさせることができます。
紫外線の影響を受けて劣化した屋上には、建設当初の状態に戻すよう適切な工事を施す必要があります。
新たな防水層を構築するために工事で用いられる塗料は、主にアクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料があり、それぞれ施行後の耐用年数が異なります。
また塗料を重ね塗りする事により、十分な防水効果が期待できます。
屋上が受けたダメージをそのままにせず、工事によってきちんと修復し、屋上からの雨漏りなどの更なる被害を防いで、建物を安全に保ちましょう。
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マンションの改修工事は、古くなった劣化箇所を修繕し、さらに新たな設備やシステムを建物に取り入れてグレードアップさせることを目的としています。
そんな改修工事では、よく耳にする修繕工事とは何が異なるのか、工事の内容や、費用はいくらかかるのでしょうか。
今回は、マンションの改修工事の詳細について、詳しくご説明致します。
[目次]
○改修工事って?
○修繕工事との違いについて
○費用の目安
○工事費用を抑えるコツ
改修工事とは、建物に新たに付加価値をつけ、グレードアップさせる工事のことを指します。
バリアフリー加工や新たなシステムの導入、耐震強度の向上など、マンションの機能性や利便性、安全性を強化させます。
そのようにして不動産価値を向上させることが、改修工事の目的です。
よくある大規模修繕工事とは少し違い、建物の修繕がメインというよりかは、新しく優れた建物に改修することが本意の工事となります。
修繕工事とは、経年や何らかの外的要因によって劣化した箇所や設備などに対し、修理や取り替えなどの処置を行うこと工事になります。
そのため劣化箇所の修繕が工事のメインであり、それ以上の設備やシステムを導入する工事ではないのが特徴です。
およそ10年〜15年に一度のペースで修繕を行うことが目安とされており、建設当初の水準の耐久性を維持することが目的です。
マンションの耐久性を維持して水準を保つ修繕工事に対し、改修工事では、修繕だけでは得られないより高い性能や機能、利便性を取り入れるための工事になります。
”カメラ付きインターホンを設置して欲しい”、”階段にスロープをつけて欲しい”などといった、居住者の様々なニーズに答えられるように、マンションの性能をグレードアップしていく工事です。
そのように建物に改良を加えていくことで、時代の不動産価値に合わせて、新しい居住者を呼び込む秘訣になります。
マンションに改修工事を取り入れる場合は、以下が費用の目安になります。
<改修工事>※目安
・入り口付近のスロープの設置と10箇所の段差解消など 350万円
・滑り止め付きスロープの設置 300万円
・エレベーターの新設 2,300万円
・宅配ロッカーの設置 60万円
・インターホンカメラ 15万円/戸
上記の価格はあくまで目安になるので、マンションの状態に合わせて変動する場合があります。
マンションの修繕をしてから、プラス価値としてさらに建物をグレードアップをさせる手段を用いるのは、改修工事を行う際によく見られる方法の一つです。
その際に、外壁の修繕工事や屋根、屋上の修繕工事に関して、火災保険の申請をして保険金を受け取り、工事費用を浮かして上手に改修費用に回すことが可能になります。
火災保険が適用して修繕が施せる主な箇所としては、
・屋上、屋根
・外壁、外壁タイル
・共用部分(主に屋外)
・コンクリートのひび割れ
などがあります。
火災保険を適用してマンションの修繕をするには、きちんとした工事プランの作成や申請手続きが必要となります。
ーーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーーー
改修工事と修繕工事では、それぞれ目的が異なり、費用や必要な作業も違ってきます。
まずは工事後のメリットや要望をきちんと定めて、それにあった工事を施すことが大切です。
それぞれ正しいやり方で工事を用いて、建物の不動産価値を向上させましょう。
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ーーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーーー
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マンションの外壁で人気のあるタイル貼り。
実は天候による影響や、経年劣化によって脆くなりやすく、放置しておくと剥がれ落ちてしまうことがあります。
落下して第三者に被害を出さないためにも、今回はタイルが劣化しやすくなる原因とその対処法について、徹底解説します!
[目次]
○タイルが劣化する原因
○外壁タイルが落ちる可能性はある?
○落下を防ぐには
○工事って何をするの?
外壁タイルが劣化する原因には様々なものがありますが、年数が経過するにつれて、そのダメージはどんどん深刻化していきます。
外壁タイルは、外の空気に触れるていることにより、天候によるダメージを受けやすいのが特徴です。
雨や紫外線を長時間浴び続けることによって、外壁の表面を覆っている防水層が脆くなっていきます。
劣化する主な原因をまとめると、
・雨や台風などの自然災害
・強い紫外線
・乾燥
・地震による影響
・表面への強い衝撃
などが挙げられます。
外壁タイルの劣化を防ぐには、本来の防水性や耐紫外線性を発揮させ、丈夫に保ち続けることが必要になります。
外壁タイルが劣化すると、剥がれやすい状態になり、場合によっては落ちてしまうこともあります。
自然災害による影響や、長年に渡って蓄積されたダメージから、タイルとモルタル(タイルが貼り付けられているセメントの様なもの)の間に徐々に隙間が生じて、タイルの接着強度が弱くなります。
そうのようにして生じた隙間を放って置いてしまうと、徐々に隙間が大きくなっていき、タイルが剥がれて落下する危険性に繋がってしまうのです。
建設当初や、過去に修繕工事を施工された時から時間が経っているのを放って置いてしまうと、知らぬ間にタイルが剥がれやすくなっている可能性があります。
タイルが剥がれ落ちて、第三者に被害が出てしまう最悪の事態のならないように、年数が経っている場合や劣化が気になる場合は、きちんと外壁の状態調査を行うようにしましょう。
タイルの落下を防止するには、タイルとモルタルとの接着面を強化し、外壁の耐久性を建設当初と同等なレベルに保つ必要があります。
落ちる前に工事を依頼することも大切ですが、まずはタイルがどれくらいの劣化状態にあるのかをきちんと調べることが大切です。
劣化状態を隈なく調査することで、その後の修繕の工法をきちんと選んで施工することができます。
また調査により、工事が必要となる原因が自然災害による影響である場合は、火災保険を申請して工事費を節約することも可能です。
火災保険が適用される条件や、申請の詳しい方法について気になる方は、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
<<<火災保険って外壁工事に適用できるの?申請の方法やポイントについて>>>
外壁タイルの工事においては、主に足場を設置して行う工事になります。
まずは劣化状態を念入りに調査して、モルタルとの隙間やタイル自体の耐久性を調べていきます。
その後、劣化状態に合わせて補強作業を行い、保護材を塗布して、工事後の耐久性をUPさせます。
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<<<外壁タイル補強工事、費用や手順について徹底解説!>>>
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