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外壁工事や屋上の工事など、マンションの修繕工事において火災保険が適用される場合があることをご存知ですか?実は大雨や台風などの自然災害の影響を受けて工事が必要になった箇所に関しては、きちんと申請を行えば、火災保険を適用できるケースが多くあります。今回は、マンション修繕工事における火災保険の適用の仕方から、適用される工事について、詳しくご説明致します。
[目次]
○火災保険と工事について
火災保険を適用し、費用を抑えて工事を施すためには、まず建物の劣化状態を調査して被害箇所の認定後、鑑定人に”現地調査報告書”の提出 と“工事見積書”の説明をする必要があります。保険の申請が認められると、申請主(お客様)に保険金が渡され、工事を施します。
この保険の申請と工事を、それぞれ別の専門の業者に任されて修繕工事をされるケースや、保険の申請を個人で先に行った後に工事を依頼されるケースがありますが、その双方の手段で工事を行おうとすると、工事箇所の申請漏れや保険適用範囲の伝達漏れが発生する場合が多いです。
火災保険を適用して工事を施す場合は、劣化状態の調査から保険の申請とその後の工事まで、一貫して一つの業者で行うことを強くお勧めします。
○主な流れ
○保険が適用となる工事
[ 屋根・屋上補修工事]
屋根や屋上は、天候の影響を直接受けるため火災保険適用となる被害箇所が発見しやすく、申請するにあたって必要な証拠がきちんと揃えることができ、保険が適用されやすい工事箇所です。工事の種類に関しては、屋根葺き替え工事や塗装工事、防水材を塗布する屋上工事があります。以前別の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひ以下の記事も合わせてチェックしてみてください。
[外壁修繕工事]
外壁の劣化を修繕する工事です。 外壁面のひび割れや塗装の浮き剥がれ、サッシやドア、各種点検口、ハッチ部、吸排気ダクトなどの劣化により防水効果が効いてない状態にある場合、工事を必要とします。 こちらは屋根の工事と比べると保険の申請は少し難しくはなりますが、状態が軽度なうちから工事をすることで、修繕費用を大幅に抑えることができます。
ーー外壁修繕で建物をリニューアル!マンションの工事はLASーー
[コンクリート面などのひび割れ修繕工事]
鉄筋コンクリート造マンションのいたるとこに生じるひび割れを補修する工事です。 地震の多い日本では亀裂やひび割れが生じやすく、そこから雨水が侵入することによって内部鉄筋を腐食させる原因となります。放っておくと、外壁の剥離にもつながる他、耐震強度の低下など、深刻な問題の原因となります。またこの工事も、軽度なうちに補修工事を施工することで、費用を大幅に抑えることができます。
○保険申請にあたっての注意点
火災保険を活用して工事を行う場合、建物の劣化箇所だけでなく、工事が必要となりそうな状態が見られる箇所(これから被害が現れそうになる箇所)まできちんと発見し、それを踏まえた上でどういった工事を施すかを考えることがとても大切です。
また保険を申請するにあたって、工事や保険に関する知識が少ない個人の方の請求では、本来請求できるはずの被害箇所を発見できずに申請してしまったり、被害箇所の写真を十分な形として証拠に出来ず、保険対象外と断定されてしまうケースが多く見られます。
この様なリスクから専門的な知識と実績でお客様をお守りすることが、弊社が一から保険活用工事をサポートさせていただく理由の一つです。
○まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。火災保険を申請して工事を行うにはいくつか注意点がありますが、それらをしっかり踏まえて申請すればきちんと活用することができます。ご相談や気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。
[保険申請や工事に関してのご相談]
[工事可能エリア]
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