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マンションや施設などの大規模工事を請け負っているとお客様の中には「改修工事」と「修繕工事」の2種類の工事があることを ご存じないという方がいらっしゃいます。
この2種類の工事は同時に行うことや、単一の工事であっても両方の意味を持つこともある工事です。
しかしながら、どちらの工事に分類されるのかにより効果や税務上の分類も異なるので大規模な工事を担当している方であればあるほど正しく理解しておくことが大切です。
そこで今回の記事では、修繕工事と改修工事の違いについてご説明します。
修繕工事と改修工事の違いを簡潔にご説明すると、
・修繕工事は現状で壊れているモノ、壊れそうなモノ、絶対に壊れてはいけない場所、壁など定期的に直すことが必要な部分を元に戻すこと
・改修工事は、現状あるものに付加価値をつけて新しく利用できるようにすること
という違いがあります。
もっとわかりやすくいうと建て付けの悪いドアを直す際に、開閉しやすいようにするのが修繕、自動ドアにして利便性を高めるのが改修という違いになります。
以下からは、修繕工事と改修工事を詳しくご説明します。
修繕工事とは、老朽化やなんからの要因によって劣化や不具合が生じた建物や美品に対して、修理や取り替えなどの処置を行い問題部分の性能や機能に問題なく使用できる状態に復元することを指します。
復元の度合いは応急処置のようなものではなく、建設した当時の水準に戻すまでが目標です。
また、大規模修繕を行うくらいの大きな建物の場合には、10年ごとなど計画的に点検を行い劣化や不具合がないか点検します。
その際に発見された不具合などは、「補修工事」や「小修繕」と呼ばれ区別されています。
改修工事とは、建物の修理や修復に留まらず昨日の向上を目指してアップグレードさせる工事を指します。
例えば、地震が起きても建物の安全性が保たれるようにと耐震改修工事を行うことや、住環境を改善するように断熱住宅に工事することが挙げられます。
さらに、近年では高齢者や体の不自由な方、ベビーカーを利用しているご家族のためにバリアフリー化やエレベーターの設置なども行われています。
ここまでは修繕工事と改修工事の違いについて具体例を用いてご紹介してきました。
ここからは、それぞれの工事のメリットやデメリットをご説明します。
先ほどもご説明させていただきましたが、建物は時間経過と共に老朽化が進行します。これは、目に見える部分だけではなく目に見えない部分でも起こります。
そのため、定期的に建物を点検し工事を行うことは住居者の安全を守るることにつながります。
しかし、修繕工事だけでいいのか改修工事も行うべきなのか迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこでそれぞれのメリットをご紹介します。
修繕工事の特徴
改修工事の特徴
このように、修繕工事と改修工事のどちらの工事を行う場合であってもそれぞれにメリットやデメリットがあります。
工事を決める際にはどのような目的で工事を行うのか担当者が入念に話し合い進めることで選択しやすくなります。
ここまで、それぞれの工事を比較してきました。
ここからは実際の流れをご説明します。
まず、大まかな改修工事の流れはこちらです。
改修工事や修繕工事など、お困りの際にはまずは私たちにまでご相談ください。
当社スタッフがお伺いし現状を調査させていただきます。
状況確認後、改修工事や修繕工事に必要な作業や材料のお見積もりをご提示させていただきます。
お見積もりにご同意いただき契約完了後、実際に工事作業を行わさせていただきます。
全ての工程や作業が完了いたしましたら、お引渡させていただきます。
工事の内容やご相談いただく内容、建物の大きさにより大きく異なりますが、目安としてお問い合わせから工事開始まで1年程度、着工から工事完了までは半年前後かかる場合もあります。
A:建物の状況により異なりますが、当社としては改修工事を行うことをおすすめしております。
特にバリアフリー対策や宅配ロッカーの設置、インターホンにカメラを導入することなどは住居者に特に喜ばれるためおすすめです。
もしお困りの際には、LASにまでご相談ください。
A:主に修繕工事に付加価値としてつけるものなので、以下の料金をご参考にしてください。
特に人気な工事の費用をご紹介いたします。建物の状況や対応面積、立地条件など様々な要件で費用は変動いたします。ご了承ください。
入り口付近のスロープの設置と10箇所の段差解消など 350万円
滑り止め付きスロープの設置 300万円
エレベーターの新設 2,300万円
宅配ロッカーの設置 60万円
インターホンカメラ 15万円/戸
今回の記事では、改修工事と修繕工事の違いについてご説明しました。
修繕工事とは異なり改修工事は、新たにお金がかかるものの利用者の利便性や安全性を高め生活しやすくするものです。
そのため、適切な工事を丁寧に行う業者選びが大切です。
また、どのような工事をすべきなのかわからずお困りの方は、LASにまでご相談ください。
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大規模修繕のことならお任せください。