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屋上の防水工事は定期的に行っていますか?
防水工事には1つの方法だけでなく、複数の種類があります。
今回は「屋上防水とは?」「屋上防水工事の種類」についてまとめています。
○屋上防水とは
屋上防水とは、ビルなどの平らな屋根(陸屋根)に施す防水層のことです。
通常の傾斜(勾配)がある屋根だと、雨水は下へ流れます。
しかし、屋上の平らな屋根だと雨水は溜まりやすいため、防水工事が必要になるのです。
防水層の役割は、建物への雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を維持することです。
防水層は年々劣化していくため、定期的に防水工事を行うことが必要となります。
○屋上防水の劣化症状
屋上防水の劣化症状として、
1. 水溜り
2. 膨れ
3. 剥がれ
4. ひび割れ
5. 雨漏り
以上があげられます。
劣化がみられる場合は、放置するのではなくメンテナンスすることをおすすめします。
また、トップコートだけ劣化していても、放置してしまうと防水層まで傷める原因となります。こちらも早めの塗り替えをおすすめします。
・水溜まり
平らな屋根(陸屋根)の傾斜(勾配)が良い状態でないと、水だまりが起こります。
あまり多い事例ではありませんが、新築時の施工不良が関係しているかもしれません。
防水層の劣化にも繋がるので、施工が必要です。
・膨れ
防水層の下地に水が含まれてしまった場合、蒸発するさいに膨れが発生します。
膨れは亀裂や穴開きの原因にもなります。また、排水管周りの亀裂は漏水にもつながります。
・剥がれ
剥がれは、シート防水のつなぎ目が劣化し剥がれてしまうことです。
ウレタン防水でも、年数が立つと防水材が劣化して剥がれが起きます。
・ひび割れ
表面がひび割れすることです。
ひび割れは漏水の原因になりかねないので、早めに防水工事をした方がよろしいでしょう。
・雨漏り
防水層の劣化を放置しておくと雨漏りが発生します。
雨漏りは発生元を見つけるのが難しいため、発生元を補修するのではなく、防水のやり直しが必要です。
○屋上防水工事の種類
防水工事の種類をご紹介いたします。
主に、シート防水、ウレタン防水、アスファルト防水があげられます。
それぞれの種類について、説明していきます。
・シート防水
シート防水は防水シートを貼っていく工法です。
防水層が均一に仕上がるので、ムラができにくいのが特徴です。
ですが、下地に影響されやすく、凹凸がある床面には向きません。
・ウレタン防水
日本で多く用いられているのがウレタン防水です。
液体塗料を使い、ローラーで塗っていき継ぎ目のない防水層を形成します。
障害物が多い屋上でも、どんな形状の屋根でも対応でき、塗り重ねて修繕できるのが特徴です。
・アスファルト防水
シートと液状のアスファルトを重ね合わせていく工法です。
耐久性が高く、頻繁に工事が難しい建物の屋上におすすめです。
○まとめ
今回は「屋上防水とは?」「屋上防水工事の種類」についてまとめていきました。
屋上防水の劣化が見られた場合は、業者に調査してもらうと良いでしょう。
株式会社LASでは無料で調査、お見積もりと最適な工事方法をご提案させていただきます。
何かございましたらお気軽にご相談くださいませ。