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コンクリート構造の建物でも、上の写真のように水漏れが起きてしまうことは少なくありません。
というのも、コンクリートは完全に水を通さない訳ではなく、経年劣化など様々な原因によって水が漏れ出すように変化してしまうのです。
今回は、コンクリートから水漏れが生じる主な原因から、その対策について詳しくご説明致します。
[目次]
○コンクリートから水が漏れる原因
○強度への影響は?
○水漏れが起きた時の対処法
コンクリートから漏水被害が見られる時の原因となるのは、主に”劣化”、”ひび割れ”、”中性化”の三つの原因から、水が浸水して建物に漏れ出すことにあります。
これらの原因は、衝撃が加わることで起きる外的要因から、年数が経つことで自然と生じる経年劣化まで、様々な理由で引き起こされるため、日頃から避けることが難しいのが特徴です。
年数が経過することにより、乾燥や温度変化の影響を受けて、自然と劣化していってしまう現象です。
コンクリート壁を繋ぐシーリング材や、壁自体が脆くなって、ひびが入ったり、ぼろぼろと落ちてきてしまう現象が起きます。
乾燥や温度変化により、コンクリートの体積が膨張と収縮を繰り返すことで、その衝撃に耐えきれなくなり、ひび割れが生じることが多くあります。
またそれらの原因だけでなく、地震などの強い衝撃が加わることで起こることも多いです。
空気中の二酸化炭素がコンクリートの表面に触れることで、水酸化カルシウムと化学反応を起こし、セメント内のアルカリ性を失う現象のことを中性化と言います。
中性化してしまうと、コンクリートの劣化が激しく進み、内部の鉄筋が腐食しやすくなります。
上記で説明した現象が起きてしまうと、そこから水が侵入して建物の強度に大きく影響を及ぼします。
水が浸水している状態は、中の鉄筋を腐食させ、建物の耐久性を弱くさせる働きがあり、少しでも水漏れが見られる場合は、そこから更なる被害が惹き起こる可能性が高いため注意が必要です。
また水漏れの放置は、バクテリアやカビなどの発生に繋がります。
浸水被害が見られる箇所をそのままにしてしまうと、建物の強度だけでなく、異臭や衛生環境の悪化へと発展してしまうため、水漏れを発見した際はすぐに対処するようにしましょう。
水漏れが起きているのを発見した際は、すぐに適切な方法で止水作業を施すことで、被害を最小限に抑えることができます。
コンクリートの水漏れに対しては、まずその箇所を確認して、用いる補修材を決定し、排水作業や劣化箇所の修復を行います。
また止水作業や劣化部分の修復だけでなく、コンクリートの耐久性を根本から強化させる方法もあります。
そのような観点から、弊社ではバジリスクという自己治癒型コンクリート修復材を用いて、修繕を施すことを推奨しております。
ひび割れを修繕するだけでなくコンクリート自体も強化させることが大切です。
劣化箇所を修繕し、修繕後の耐久性を強化することで、コンクリートの老朽化を防いで、建物の安全性を守りましょう。
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雨漏り対策でコンクリートを頑丈に!ひび割れ修復にはバジリスクが最適
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