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マンションの改修工事は、古くなった劣化箇所を修繕し、さらに新たな設備やシステムを建物に取り入れてグレードアップさせることを目的としています。
そんな改修工事では、よく耳にする修繕工事とは何が異なるのか、工事の内容や、費用はいくらかかるのでしょうか。
今回は、マンションの改修工事の詳細について、詳しくご説明致します。
[目次]
○改修工事って?
○修繕工事との違いについて
○費用の目安
○工事費用を抑えるコツ
改修工事とは、建物に新たに付加価値をつけ、グレードアップさせる工事のことを指します。
バリアフリー加工や新たなシステムの導入、耐震強度の向上など、マンションの機能性や利便性、安全性を強化させます。
そのようにして不動産価値を向上させることが、改修工事の目的です。
よくある大規模修繕工事とは少し違い、建物の修繕がメインというよりかは、新しく優れた建物に改修することが本意の工事となります。
修繕工事とは、経年や何らかの外的要因によって劣化した箇所や設備などに対し、修理や取り替えなどの処置を行うこと工事になります。
そのため劣化箇所の修繕が工事のメインであり、それ以上の設備やシステムを導入する工事ではないのが特徴です。
およそ10年〜15年に一度のペースで修繕を行うことが目安とされており、建設当初の水準の耐久性を維持することが目的です。
マンションの耐久性を維持して水準を保つ修繕工事に対し、改修工事では、修繕だけでは得られないより高い性能や機能、利便性を取り入れるための工事になります。
”カメラ付きインターホンを設置して欲しい”、”階段にスロープをつけて欲しい”などといった、居住者の様々なニーズに答えられるように、マンションの性能をグレードアップしていく工事です。
そのように建物に改良を加えていくことで、時代の不動産価値に合わせて、新しい居住者を呼び込む秘訣になります。
マンションに改修工事を取り入れる場合は、以下が費用の目安になります。
<改修工事>※目安
・入り口付近のスロープの設置と10箇所の段差解消など 350万円
・滑り止め付きスロープの設置 300万円
・エレベーターの新設 2,300万円
・宅配ロッカーの設置 60万円
・インターホンカメラ 15万円/戸
上記の価格はあくまで目安になるので、マンションの状態に合わせて変動する場合があります。
マンションの修繕をしてから、プラス価値としてさらに建物をグレードアップをさせる手段を用いるのは、改修工事を行う際によく見られる方法の一つです。
その際に、外壁の修繕工事や屋根、屋上の修繕工事に関して、火災保険の申請をして保険金を受け取り、工事費用を浮かして上手に改修費用に回すことが可能になります。
火災保険が適用して修繕が施せる主な箇所としては、
・屋上、屋根
・外壁、外壁タイル
・共用部分(主に屋外)
・コンクリートのひび割れ
などがあります。
火災保険を適用してマンションの修繕をするには、きちんとした工事プランの作成や申請手続きが必要となります。
ーーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーーー
改修工事と修繕工事では、それぞれ目的が異なり、費用や必要な作業も違ってきます。
まずは工事後のメリットや要望をきちんと定めて、それにあった工事を施すことが大切です。
それぞれ正しいやり方で工事を用いて、建物の不動産価値を向上させましょう。
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ーーーマンションの大規模修繕工事、火災保険や改修の費用まで詳しく解説!ーーー
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