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駐車場のひび割れは危ない?塗床工事について解説!

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駐車場のコンクリートに発生した小さな亀裂やひび割れをそのまま放っておいてしまうと、構造クラックと呼ばれる大きなひび割れへと繋がり、建物の耐久性にまで影響が出ていきます。そうなる前にも、まだ亀裂の状態が軽度なうちから、補修材などを用いて修復し、駐車場の安全性を守ることが大切です。今回はこの駐車場の工事について、詳しくご説明致します。

 

 

[目次]

○工事の作業について

○工事の流れ

○ひび割れの修復方法

○MMA樹脂系塗床材について

○まとめ

 

 

 

○工事の作業について

 

駐車場塗床工事では、はじめに状態の調査を行って劣化箇所を修繕した後、コテを使って塗床材を塗り、仕上げにコーティング材を塗布していきます。塗床工事のポイントになるのが、ひび割れなどの劣化箇所を修繕する下地処理です。古い塗膜や劣化した下地を全て削り取り、ひび割れや亀裂が見られる箇所に関しては、エポキシ樹脂やアクリル樹脂、バジリスク修復材を用いて修繕した後、塗床材を塗布します。下地処理によってきちんと土台を完成させてから塗床材を塗布する工程に移ることで、より頑丈で耐久性のある仕上がりにすることができます。

 

 

 

○工事の流れ 

 

現場の劣化状態調査

お見積もり作成

下地処理

プライマー塗布

塗床樹脂剤塗布

仕上げコーティング

工事完了

お引き渡し

 

 

 

 

○ひび割れの修復方法

 

弊社では、コンクリートのひび割れ修繕工事において、バジリスクという自己治癒型技術を持った修復剤を推奨しております。

バジリスクとは、バクテリアの代謝活動を利用した液状のひび割れ補修剤で、1回の塗布で0.2~0.3mmのひび割れ を、2-3回の塗布で最大0.6mmのひび割れを修復することができます。ひび割れ内部に深く浸透し、内部からひび割れを修復していくため、その素晴らしい技術が、コンクリート構造物の長寿命化、およびメンテナンスフリーまたは大幅軽減等の特長を有することが評価され、2015年に欧州特許庁の欧州発明家賞にノミネートされました。バジリスクによる自己治癒技術工法は、他の工法に比べてンテナンス費用も比較的安く、建物の保守化管理を長持ちさせることができます。

バジリスク以外の修復法としては、主にエポキシ樹脂アクリル樹脂を用いて修繕します。構造クラックなどの大きいひび割れに対しては、エポキシ樹脂を用いて直接樹脂の注入を行い、強力な止水効果を発揮させます。強度は比較的バジリスクより強いため、ひび割れを徹底的に修復したい場合にはとても適しています。またアクリル樹脂は、水濡れしたひび割れ箇所にも対応できるため、エポキシ樹脂で補修できない漏水被害が見られるひび割れ箇所にぴったりの樹脂です。

 

 

 

 

○MMA樹脂系塗床材について

 

ひび割れなどの劣化箇所を修復した後、コテを使って塗床材を塗り、用途に合わせて樹脂を重ね、耐久性を強化します。弊社が駐車場塗床工事で用いる塗料は、主にMMA樹脂系塗床材を使用します。MMA樹脂系塗床とは、硬化速度が速い、光沢がある、意匠性に優れている特徴を持った塗床材です。液体素材の為、施工面の起伏にかかわらず密着する事ができます。費用の目安としては、下記の通りになっています。

 

 (例)

1.0㎜:4,400円/㎡
1.5㎜:5,700円/㎡
2.0㎜:7,000円/㎡

※塗装を厚くすればその分単価も上がります。一般に、塗装の厚みを2倍にすれば単価は約2倍となります。

 

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。工事を施すことによって本来の強度を復元し、抗菌性や耐久性のある床に仕上げることができます。弊社では工事に関するご相談から現場の状態調査まで、無料で承っております。気になる点がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

 

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