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ひび割れを放置しておくとコンクリートの劣化や建物の寿命が短くなる原因になります。
今回は、ひび割れによる漏水被害、ひび割れの補修の仕方についてご説明していきます。
おすすめの補修方法についても詳しく説明するので参考にしてみてください。
[目次]
○ひび割れによる漏水被害について
○ひび割れ漏水の原因
○ひび割れの補修方法とバジリスク
○バジリスクとは?自己治癒の仕組み
○ひび割れ補修の費用
○ひび割れによる漏水被害について
コンクリートのひび割れか水が漏れてしまう漏水被害。漏水を放っておいてしまうとコンクリートの劣化に繋がります。
ひび割れ漏水は、コンクリートの劣化は建物の寿命をどんどん縮めていく原因に。
そのため、ひび割れ補修は早めにしておいた方がいいでしょう。
○ひび割れ漏水の原因
ひび割れ漏水の原因は、雨水が外壁から内部を伝ってきたきたり、結露が原因だったりします。
また、給水管・配水管の破損や接続不良などが考えられます。給水管や配水管が破損している場合、先にひび割れ補修しても別の箇所からひび割れ漏水が起こる可能性が高いです。
なのでまずは、給水管などを修理してから、ひび割れ補修することが大切です。
○ひび割れの補修方法とバジリスク
「何度もひび割れ補修するのはめんどくさいし、費用がかかる。」そう思う方も多いでしょう。
ひび割れ補修におすすめなのが『バジリスク』という自己治癒コンクリートです。
バクテリアが混ざったコンクリートは化学反応により、ひび割れた箇所を自然に補修してくれます。
「1度補修して終わり」ではなく、繰り返しバクテリアは活動し、ひび割れするたびに勝手に修復してくれます。
この『バジリスク』は、ひび割れた箇所の雨水の侵入による漏水被害を抑え、建て替えをせずに建物の寿命を伸ばしてくれる画期的な方法なのです。
○バジリスクとは?|自己治癒の仕組み
バジリスクの仕組みを詳しく説明していきます。
『バクテリアとポリ乳酸を混ぜ合わせた粉』と『コンクリートの材料』を混ぜ合わせたものが『バジリスク』です。
バクテリアとポリ乳酸はコンクリート全体に広がっていきます。ポリ乳酸はしばらくするとバクテリアのご飯となる『乳酸カルシウム』に変化していきます。
「コンクリートの中でバクテリアが生存できるのか?」疑問に思いますよね。コンクリートは『強アルカリ』であり、バジリスクはそんなアルカリにも強い特殊なバクテリアなので問題がないんです。
コンクリートにひび割れが起きると雨水が侵入してきます。そうするとコンクリートが中性化を起こします。アルカリが弱くなるということです。アルカリが弱まるとバクテリアが活動し始めます。
バクテリアは「乳酸カルシウム」を摂取しながら、分裂を繰り返し「炭酸化カルシウム」を出して、ひび割れを埋めていきます。
他にも、コンクリートになりきれなかった『未水和セメント』に水を掛けて『水酸化カルシウム』をつくっていきます。
その水酸化カルシウムに二酸化炭素を吹きかけ、ひび割れを隅々まで埋める『炭酸カルシウム』をつくります。
ひび割れが埋まることでバクテリアは再度眠り、次のひび割れに備えるのです。ひび割れしても勝手に直してくれるので手間も掛からず効率がいいですね。
○ひび割れ補修の費用
ひび割れ漏水の補修費用は、劣化状況や原因により変わってきます。給水管の破損や漏水により、床材が腐食していると費用がかさんでしまいます。
ひび割れ箇所に補修剤を注入するような場合だと、1万円 / ㎡前後になります。
ひび割れの修理費用は補修工法によって変わっていくので、業者に相談してみましょう。
費用を抑えるためにも早期補修がおすすめです。
○まとめ
今回はひび割れによる漏水被害、ひび割れの補修の仕方についてご説明していきました。
ひび割れ補修には自己治癒機能がついてくれるバジリスクがおすすめです。
ひび割れ漏水に悩む方やひび割れ補修を検討されている方の参考になれば幸いです。
弊社では無料でご相談を承っております。今回取り上げた『バジリスク』は弊社でも取り扱いがございますので、気になる点がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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