オフィシャルブログ

地下漏水工事のポイントとは?特徴や注意点を徹底解説!

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Livedoor Clip
Bookmark this on Yahoo Bookmark
LINEで送る

 

 

地下漏水工事

 

 

マンションなどの建物の地下漏水工事では、実際にどのようなことを行うのかあまりご存知ない方も多いのではないでしょうか。

建物の下部に位置する地下だからこそ、その工事の特徴や注意点は事前に理解しておくことが必要です。

今回は、地下漏水工事の工法の特徴や、注意点について、詳しくご紹介致します。 

 

 

 

[目次]

○地下漏水工事の特徴とは

○地下漏水工事の注意点について

○まとめ

 

 

 

 

○地下漏水工事の特徴とは

水溜りや漏水被害が起きてしまった地下室の工事には様々な方法がありますが、インターネット上で検索すると、地下室の周りの地盤ごと掘り起こして止水作業を行う大掛かりで費用がかかる工事が多く見られます。

ですがその様な大掛かりの工事でなくても、内側から止水作業を施して防水性を強化する工事を用いて、費用を抑えた漏水工事を行うことができます。

地下漏水工事では、背面止水注入工法と呼ばれる工法を用いて、既存のコンクリートの漏水被害が見られる劣化箇所をしっかりと止水し、その後工事箇所の状態に合わせて防水材を塗布する、内側から地下室の止水性・防水性を強化させる工事を行います。

地下構造であるコンクリートの地盤強化が図れる工事なので、周りの地盤を掘り起こす必要が無く、地盤ごと行う工事に比べて工事費用が抑えられるのが特徴です。

地下室に水が溜まる原因としては、外壁や屋上などの建物に生じたひび割れや亀裂から雨水が下へと流れ込んで通気性の悪い地下室に溜まってしまう点にあります。

また年数が経つとコンクリート内の成分が中性化し、砂と砂の結合が弱くなります。そうしてセメント成分が流れ出してしまうと、コンクリート内の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートが剥がれ落ちる爆裂という現象が起きます。

この爆裂が起きる前の軽度な劣化状態から、早めに工事を行ってメンテナンスを施すことが大切です。

 

コンクリートの爆裂とは? 

 

○地下漏水工事の注意点について

地下漏水工事での注意点としては、劣化状態の回復をおろそかにせず、早めの工事を施すことが大切です。

地下漏水をそのままにしてしまうと、バクテリアの繁殖や、鉄筋の錆び、腐食、異臭などの原因になるため、早めに対処することが何より重要になります。

また、薬液注入によってしっかりと止水作業を施した後に防水材を塗布しないと、施行後の問題の根本的解決にはならないので注意が必要です。

あまり点検を行う機会が少ないエレベーターピットだからこそ、一度の工事でしっかりと止水作業を施し、工事後の耐久性を保つことが大切になります。 

 

 

 

 

○まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、地下漏水工事においての特徴や、工事を検討される際の注意点についてご紹介いたしました。 

 

弊社では、工事に関するご相談から、現場の劣化状態の調査まで、無料で承っております。

なにか気になる点がございましたら、 お気軽にご相談ください。

 

 

[NEXT]

コンクリートの爆裂とは? 

[ご相談受付]

03-4500-2857

[工事可能エリア]

東京都

(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)

神奈川・埼玉・千葉