-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2024年11月 日 月 火 水 木 金 土 « 7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
屋上がコンクリート構造である場合も、漏水の危険性があるのはご存知でしょうか?
コンクリートは水に対して丈夫なイメージを持たれている方も多いと思いますが、経年劣化によって防水加工が弱くなり、漏水の可能性は十分にあるのが事実です。
今回は、屋上コンクリートから漏水が起こる仕組みや、防水加工の経年劣化について、詳しくご説明致します。
[目次]
屋上のコンクリートが劣化する仕組みとしては、乾燥や紫外線によるダメージを受けたり、気温の変化による収縮を受けて、経年劣化が表れるようになります。
コンクリートが中性化すると、ひび割れなどの劣化部分から雨水や空気が侵入して、爆裂という現象が起きやすくなります。
爆裂とは、コンクリート内部に空気や雨水が侵入することで、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを押し出してきてしまう現象のことです。
爆裂が起きると、水分を吸収して耐久度に大きく影響を及ぼすので注意が必要です。
コンクリートの爆裂ってなに?原因から危険性について徹底解説!
乾燥収縮や気温変化によってひび割れの発生すると、被害が広がって経年劣化が進む原因となります。
外気の影響により、コンクリート内部の水分が蒸発することでコンクリートが収縮し、引っ張られたコンクリートが耐え切れず、ひび割れが発生してしまいます。
また温度が高くなると伸び、低くなると縮む性質があるため、気温の変化からもひび割れが生じやすいのが特徴です。
気温により伸びたり縮んだりした時の変動の力が、コンクリート耐久強度を上回ってしまうと、その衝撃に耐えられずひび割れが発生してしまいます。
ひび割れの効果的な補修方法とは?エポキシ樹脂や工法について徹底調査!
建物の中でも特に雨や紫外線の影響を強く受ける屋上は、そのダメージがあらわれやすく、防水層が劣化しやすい傾向にあります。
防水加工が劣化すると、屋上が剥がれて、脆くなった部分から水が侵入していってしまうので注意が必要です。
屋上の防水加工は、経年劣化によってどんどん防水機能が弱くなっていきます。
耐用年数は、使用している防水塗料にもよりますが、およそ10〜12年までとされています。
この年数を過ぎると、屋上防水の表面が剥がれやすく、漏水被害の原因となるので注意が必要です。
そのような屋上からの漏水被害を防ぐためには、屋上の防水塗料を塗り直す工事が必要です。
弊社では屋上防水工事において、主にウレタン防水を用いて工事をおこないます。
ウレタン防水は、液状の防水塗料になるため、さまざまな形状の屋上に施行しやすく、工期も短いのが特徴です。
高い防水性と優れた耐久性で、屋上からの漏水被害を防ぐことができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、屋上コンクリートから漏水が起こる仕組みや、防水加工の経年劣化についてご説明致しました。
頑丈なコンクリートであっても、その経年劣化にはきちんと修復を施し、屋上からの漏水をさせないことが大切です。
防水加工のメンテナンスをきちんと行なって、屋上の漏水被害から建物を守りましょう。
[NEXT]
[工事に関してのご相談]
[工事可能エリア]
東京都
(港区・中央区・豊島区・新宿区・世田谷区・渋谷区・大田区・千代田区・文京区・足立区・板橋区・練馬区・台東区・杉並区・葛飾区・北区・目黒区・江東区・墨田区・荒川区・中野区)
神奈川・埼玉・千葉